ハッピーシュガーライフ 暴いたら殺すだけ

魔法少女サイトも凄まじく救いがなかったけど、これはすごい。

 

肝心の主人公からして病んでますから。一応いわゆるヤンデレ系には入るのでしょうが、ただ全編を流れる救いの無さ加減が一つ抜けてます。

 

原作はこちらです。月刊ガンガンJoker連載中。これ一応青年誌じゃなくて少年誌でしょう。怖いです。

 

私の場合、ちょうど’魔法少女サイト’を見つけたように、Amazon Primeのストリーミングでアニメ版を見つけました。多分原作も当然良くできているのですが、アニメ版いろいろ工夫して頑張っています。

ちなみに、登場人物の命名がかなり変。

やたら主に関西の地名が名字になっていたり、肝心の主人公からして松坂さとうですから。

 

つい、萌がメインなので少し女性CVさんたちに対して不勉強ですが、このアニメはとにかく女性CVが頑張っている。演じるのは写真見てびっくりの可愛いリアル外見の花澤香菜。

わー、この可愛らしさであの使い分け、またさらに怖くなった。

 

自分の大切な何かを守るためなら平然と殺人もいとわない’さとう’ですが、このキャラ見た目は絵に描いたような、ツインテールの美少女。どうやらより高給めあてで’メイド喫茶’らしきところでアルバイトをする高校生ですが、普段はほんとうに’可愛くて、性格のいい’キャラを完璧に演じています。

 

それが、自分と神戸しおの秘密の生活を暴かれそうになると、淡々と感情のない声で人頃地たりします。

あまり、ネタバレしたくないけど、さすがこれはお話のはじまりの前提条件ですからからダイジェスト。どうしてもネタバレがありですので気をつけてね。

 

!!!

 

’さとう’はずーっと、求められるままに男と性行為を繰り返しいつか自分が心から愛せる誰かを見つけて、愛することを知りたいと思ってたわけです。で、それは王子様ではなく、神戸しおという8歳の女の子として出現し、二人は二人だけの生活をとあるマンションの一室で始めるのです。

 

このしおちゃん自体も、ひどいトラウマを抱えていることが少しずつ明らかにされる。

 

さらに、しおちゃんを必死でさがしている実兄の神戸あさひも若くて傷だらけのホームレスのような設定で登場します。

 

アニメの方はいま第十話。多分このアニメについてはまたシリーズが完了した時点で書くことになると思うので、今回はこの第十話で起こった大きな事件の分析をしたいのです。

ネタバレ、ネタバレ

このエピソードで、お話が大きく動きます。

 

さとう、しお、あさひともうひとり比較的頻繁に登場するキャラがさとうのクラスメイト飛騨しょーこ。彼女は男遊びが激しかった時代からのさとうのゆいいつの’友達’です。

 

でもしょーこちゃん、このエピソードでしっかりさとうに殺されます。

可愛そうだと思いますか?

もちろん人殺しは現実世界ではだめです。でも、一見まっとうなことばかりいっていたようなしょうこちゃん、

実はさとうに殺されて当然なのです。

勘違いしないでね。別に殺人を正当化しているわけではありません。でも、この漫画がうけているということは、基本多くの読者がさとうに共感を覚えているからこそです。

 

だから、ここでしょうこちゃんが示す欺瞞や罪を整理していきましょう。

 

ちなみにしょうこちゃんは、どうやら良いお家のお嬢さんらしい。彼女の家庭の様子などは一切出てきません。

 

これ面白いですよね。だって漫画家さんというのは自分の無意識を言葉を交えながら映像化していく特殊な才能を持った人たちです。だから、言葉以上に、何がどう描かれているか、ときとしては何が描かれていない家が重要です。

 

まあ、しょうこちゃんは自分がやっていけいる範囲で、良い家庭であるお家にはんこうしているお嬢さんです。

電話一つで、丸め込める甘い家族とか。

 

しょうこちゃんには普通の裕福めの家庭という、帰れるところがあるのです。

 

さとうにも、しおちゃんにも、しおちゃんの実兄のあさひにもそんな場所はなかった。

 

そして、そもそもさとうにとってしおちゃんの生活が生まれて始めて出現した、変えることのできる場所なのです。

 

しょうこちゃんは、まあ安易にさとうとの距離を縮めたいと思いこんで、それ以前にさとうに家に連れて行けとつめよってます。

が、しかし実際にさとうのそもそもの家庭環境、そして唯一の家族に直面して、完全にビビります。

 

わたし、やはり少しの可能性はあったと思います。でもこの時点でしょーこちゃんはさとうにあきらめられてしまったのです。

 

こう、いえるのは、こんな極限行動を取るさとうにもサポートする人間はでてきますから。

 

さて、ここまでがだめしょーこの第一段階。

 

さとうに閉じられて自己嫌悪に陥ったしょーこちゃんが向かうのは、なんとあさひ。

 

あさひは妹のしおちゃんをひっしでさがしているのです。

しかも、その必死さのレベルは家族の絆ではなく、むしろ唯一の幸福のモデルである、しおちゃんとの生活を実現するためです。

 

これ、さとうがしおちゃんとの生活で実感しつつある幸福感とほぼかさなりますね。

だいたい、あさひは実兄ですから、しおちゃんに抱いている感情がどこかで近親相姦ときなものに変化しないとは言えない。

つまり、さとうとあさひをくらべて、どちらがより正常7日なんて判断はまあ、できないでしょう。

 

でも、しょーこちゃんは、まあ自業自得でさとうに’ふられた’あげく、こんどはあさひにつく。

 

あさひの塩に対する執着が、どうも尋常じゃないことに気づきながらもです。

これ、完全に欺瞞ですね。実兄とはいえ男ですよ。これだけ救いのない設定ばかりの世界で、ただ実兄だからということで、あさひにつくなんて、

さとうへの裏切りです。

さらに、殺されてもしようがない行動が続く。

しょうこはさとうをつけ、さとうとしおちゃんがふたりで部屋に戻るところをなんと携帯で撮ってしまう。

しょうこちゃんは、みごとにさとうが大事に隠している世界を暴きました。

 

私が漢字を使うのは、こういうときつくづくべんりだから。あばくはあばくだけど、かんじでかくと暴くでしょう。

 

あばくことは、れっきとした暴力なのです。

 

人間は、暴かれたくないものを暴かれてしまうと毀れます。

 

だから、悪いやつの悪事を暴くのが効果的なのだし。

 

ブラック企業が、効果的に人間を壊せるのは、弱みをついて(暴いて)尊厳を潰すから。

 

人間には誰にでも暴かれたくないものを抱えて生きていきます。いつか自分がよりそういう闇と折り合いをつけて生きていくことを夢見て。

 

だから、子供を追い詰めてはいけない。

 

子供には規範や、境界が必要ですが、それ以上に無理をさせては行けない。

 

子供の弱みを暴くのだけはやめたほうがいい。

 

私も子供の頃、ずいぶん追い詰められていました。

 

そして暴かれてああもう行き場が無いと感じたよる、初めてリストカットしましたし。(まあ、リストカットというより自殺未遂でしたが、何しろ7針ぬって救急車ではこばれましたから。 もう、30年以上前の話。)

 

繰り返します、子供を暴かないでください。

辛抱強く、自分で話せるようになるまでまってあげてください。

暗黒化する資本主義 SNEPと新種底辺労働者の増加について

SNEPという言葉をご存知ですか。

これは、solitary non-employed person の略で、孤立無業者だそうです。

和製英語で、NEETよりもっと深刻。家族意外に接する人のいない無職の人たちです。

 

日本の場合今のところ一番多いのは20代だそうですが、一番深刻なのは中年になってからリストラされそのまま仕事が見つからず引きこもりに近い状態になってしまうひとたちです。

 

実は私のFPのクライアントの中には、旦那様がこの状態になってしまわれてる方がいく人かいるのです。

まあうちのBOBも、自転車のデリバリーを始める前はこの状態でした。今の仕事はお金の面では最悪ですが、見ていて明らかに積極的そして自発性がもどってきましたから。とはいえ、それはそれで、もし彼一人だったらほぼどん詰まりの状態なのですが。

 

今の相場は私から見ると何かとても底が危うい気がします。

何せ大企業やお金持ちにとって金利はゼロみたいな物ですから少しでも良い情報があれば株はあがります。反面今のfed chair Yellenさんが、それでもあまり金利を上げることがないのは、それによってようよう保てるバランスが崩れることです。

 

いくら失業率が下がっても、職探しを諦めてしまったこのSNEPはもう失業者として数えられことすらない。

 

少し前にサンフランシスコに住んでいるBobの友人と話したことがあります。

サンフランシスコは不動産があまりに高くなってしまったので普通の中間層がもう住めないような状態になっているのだそうです。彼がそれをひしひしと感じるのは受付をやってくれるようなひとが、たとえ時給$20でも、もなかなか見つからないのだそうです。

 

さらに少し前から中国のお金持ちが不動産を現金で買いあさり、しかもそこに誰も住まず普通に貸すこともしないのだそうです。

 

サンフランシスコの場合かなり強力な店子保護法があるので。わたしが、それじゃもっと低賃金の肉体労働者はどうするのと聞いたところ、そういう人たちになると逆に3LDKに15人とか言う感じで、暮らしているのだそうです。ちなみにサンフランシスコみたいな西海岸として肉体労働者というと、きほんメキシコそして南米系です。

 

その反面、IT系の高額所得者の特権階級ぶりもエスカレートし、砂漠地帯の真ん中でやるBURNING MANというサブカル系の有名なお祭りの横に、

なんと250万を会費としたgated communityが登場したそうです。

(このgated communityというのもともと郊外がたのデベロプメントのひとつで、デベロプメント全体をおおきな塀で囲んでしまい、居住者とその人たちによって許可された人たち以外は入り込めないようにしたものです。) 何かもう本当に世も末という感じ。

 

こうやって世界の二層分化がどんどん進んで行くとやがてmiddle classが縮小し、下層階級の固定化が始まってしまいます。そうなってしまうと社会からどんどん希望が消えていきます。

その先にあるのはなんなのでしょうか。

さらに、SNEPまでいかなかったけど、今や大量のUnder employedが増えてます。Bobだって大学で勉強し直そうなんて気を起こすまでは、年収500万強のまあ、専門学校卒にしてはかなりいい年収でしたが、いまのところ学費を払えるめどが立つまでデリバリー職です。もちろんアルバイト扱いで福利厚生まったくなし。そのうえ、実はSocial Security Taxという形で避けに課税されます。

 

実は、このデリバリー職さらに、Uberみたいな、組織化されたでも基本白タク業。こういうのって、アメリカ式の’お客様は神様’あるいは’Customer Centric’なんていいます。

 

私が主に食料品を買う、WholefoodがAmazonに買収されて一番変わったのは、デリバリー用の冷蔵庫がどーっと増えてしかも夕方いくと、それを運ぶ人たちがやたらと屯しています。

おかげで、Eat In コーナーがひどく減りました。お店の人にこぼしたら、これは一時的な状況で、来年の秋ぐらいに、今の3倍ぐらいですぐ近くに新装開店すると教えてくれてすこしほっとしましたが。

 

さて、デリバリーでも、Uberでも皆それぞれ自分の車を使うのですよね。で、よほどの特別な例外を除いて、皆結構ボロな車手仕事してます。

しかもこの手の仕事は、時間的制約があるので皆必要に迫られて無理をするのです。その結果は、

車の修理人と罰金にお金と時間が飛んでいくのです。

Bobもこのトラップにハマりました。今の時点では正直たとえFastfoodでも結果的にはマシだと思う。

確かに車の運転だけ見たらストレス少なそうに見えるけど、結果は手元に残るお金も少ないし、時間もすごく不規則。

あと少しで、Bobは大学にもどれそうですが、そうでない人のほうが多いでしょう。

 

人は衣食が足りてこそ礼節を知ることができるものです。固定化した下層階級とは希望というものが想定できない精神状態です。私はそれがとても恐ろしい。

 

西海岸を中心とするtech 系の能力信仰というものはいかに自分たちの育てられた環境が目に見えるもの見えないものを含めとてつもなく例外的な特権であったという事実に対する完全な無自覚からくるものにみえます。

だからこそ文化的に抑圧され続けた女性の参加が他の職業に比べものすごく少ない。

これだけはいえます。

自己責任を言う人ほど実は自分が育てられた環境がいかに特権的であったかに無自覚なのです。

 

私は自己啓発の有用性を買いますが、でもそれは一人だけでは絶対無理です。

 

いまの私にできることはもっとまめに人との繋がりを持ち続けることそしてできる範囲で助けることだと思います。

 

少子化とめたいのなら、生殖過程もAugmentしたほうが楽でしょう。

なんだかんだと、祖国日本の就職意識も変わりつつあるみたい。少し前に出たLifeshiftという本がありますが、

たしかに人間の寿命がどんどんのびるの一方で、企業の寿命がかなり短くなったり、少し前まで絶対安全とされていた大企業やら産業がどんどんだめになったりしているのでまあ、辻褄はあいます。

 

さて転職が自由になったり、ネットベースの自営業を始める人が多くなったり、自分なりの資産づくりに励むべく投資のお勉強を独学で始める人が増えていたりするのはすごくいい。まあ、自己啓発に満ちたライフプランをあれこれ真面目に考えるのはいいです。

 

でも、この本を読んだときでさえひとつだけがっかりしたのですが、こと出産子育てに関する限りまだ時代遅れではと思いました。

 

まあ、この本以前に日本は男女の性別による社会的性差別に関する限り世界144カ国中一14位という、信じられない評価を受けている状況が未だ続いているわけです。

 

つい少し前にも、東京医大で男女別枠の受験合格枠を設けていることが発覚して、このニュース海外でも大きく取り上がれれました。まあ114位の面目躍如といったところでしょう。さらにすごかったのが、この事によって医師という閉ざされた世界が以下に時代遅れかということが暴露されてしまったのですね。

 

男は素直に長時間重労働を受け入れこなす。女はたとえ優秀でもマイペースマイライフで、’もしかして教授になれるのかも’なんて言う昭和のおじさん的人参には釣られない。だから男のほうがいい!!

 

でも、逆に最近は女の医師のほうが死亡率が少ないという統計さえ出ているのにね。

 

さて、さて日本で少子化問題が表面化してもう20年ぐらいになるんじゃないですか。で、一向に何一つ改善しない。これは私から見ると当然です。まず。

 

格差が広がり、家族を持てる経済的基盤のある若い男が減っている。

一向に、男女格差も制度もかわらず、現実を目の前にして、

出産育児なんて無理ゲーという女性が増えている。

 

これがとにかく恋愛の好きなフランスなんかでは、ひたすら政府が出産にも、育児にもせっせと助成金出して、出生率上げてきましたから。さらにあの国はカトリックなのに、いわゆる婚外出産児も、法律上全く同じ保護が受けられるようになっている。

 

だいたい、日本以外の先進国ではとにかくAdaption,つまり養子縁組が実に盛ん。

 

ところがこの日本では確か今年の5月頃には、たしか東洋経済オンラインで、父親が遺伝子的に血がつながっていないことを発見した子供が凄くショックを受けたという記事なんていうのがけいさいされていたりする。

 

これ記事もひどかったけど、コメントもすごかった。

 

何しろ、人工授精を悪い事扱いするコメント多すぎ。

 

でもまあ、さすが最近はまともな人達も少しずつ増えてはいます。

東洋経済で昨日’海外の子育ては参考にならない’はほんとうか。’というきじがでてすこしほっとしました。これはほしいのは疲れない家族’という漫画入りの人気連載記事の最新回。

 

今回は代理母出産で、片方の実子扱いで子供を授かったゲイカップルの話。

 

アメリカの都市部、ゲイのカップルが暮らしやすいところではもうそんなに珍しくないです。

 

あ、ちなみにアメリカはオバマ政権が、連邦レベルでの同性結婚を合法化しました。それまでにも、ずいぶん前から同性婚を合法化シている州は増えてました。我がメリーランド州は確か前の知事さんのとき。それが、オバマ政権の法律で、基本州レベルで結婚が正式なものであると認められると、連邦レベルでもそのままキャリーオーバーできることになったのです。

厳密に言うと、まだ一部の超保守的な州レベルで、州内で同性婚を認めようとしない地方の判事がいたりはしますが。

ともかく、今は21世紀で、寿命がこれからどんどん伸びていくわけです。それと今の所経済格差の加速に対して効果的な対策が取れているところは早々ありません。

ぶっちゃけ、Basic Incomeしかないと思いますがね。

とにかく私は言いたい。

 

子供は、欲しい人が欲しいときに産めるように、あるいは持てるようにしなきゃ、少子化はとまらない。

 

アメリカの場合、卵子提供、精子提供による人工授精の活用で、まず健康な子宮を持つ母親がかなり高齢でも子供を生むケースが増えています。(元気で経済力のある女性は60歳でも子供を生んでいる。)

あと、これアメリカの場合21世紀の初頭にとあるTVシットコムで話題になったのですが、未婚のキャリアウーマンが、精子提供だけ受けてSingle Mother になるというケースもあり。このTVが話題になって、まあブツブツ文句を言うそうありましたが、今は取り立てて話題にもなりません。

 

ちなみにこのTVshowの設定では、キャリア母さんは50歳を過ぎてました。

 

これ、当然でしょう。性差別が改善しつつある国で、何度もキャリアパスの変更があるライフシフト時代を生きる場合、そうそう時間的にも、金銭的にも、いわゆる生物学的適正機関に子供が産めるとは限りません。

さらに、代理母出産、そしてAdaption(養子)とオプションは増え、子供を持つのは同性婚でも問題ない。

 

これひっくるめて、Reproductive Technologyといっております。あとAssisted Pregnancyという言葉もよく使う。

 

私のお客さんの30代後半のカップル。旦那も奥さんも病院の技師さん。世帯収入は1700万ぐらいですね。で、奥さんは第一子を、体外受精で妊娠出産、その時点で35歳かな。その後同じことを何度かやったけどうまくいかないので、次のOptionというわけでAdaptionを申し込んで待っている。

もっと、別の意味で飛んでる実例も身近にあります。うちのBobの友人はGayのカップルなのですが、子供が一人います。でその子が私があなたのお父さんがという言い方をしたとき、彼がすごく怒って、

’He is my mother.”

と叫んだのです。で、よくよく尋ねると、この友人はまだ女性であった時に出産し、その後性転換手術を受けたのですね。

私の身の回りの、いやゆる高学歴カップルでは、40歳になってから子を持つ人達がほとんど、その場合やはり体外受精などを受けていることが多い。

さらに、この手の医学はいろいろ条件が付きますが、保険でカバーされる部分もどんどん増えてきています。

妊娠、出産だけをやたら’自然が一番’扱いするのはこれ基本性差別なのですよ。

 

いまやPokemon Goの時代。拡張現実、Augumented Realityがどんどん浸透していきます。そんなとき、なぜ生殖過程だけAugumentの可能性にたいして平均寿命がもっと短かった時代の価値観にとらわれなくてはならないのか。

 

だいたい、人間て、まあ子供には限りませんが自分より年少の人間を育てサポートすることが成熟の必要条件でしょう。

 

 

イケハヤさんが怒っている。9月5日のさるポストに大感動

問題のポストはこれ

「災害のなか日本のために働く人は尊い」という賛美の危険性。

 

いやー、私基本日本の外で住んでいる時間のほうがもう長いし、日本好きだけど日本の社会の問題点とかやっぱり外からだと見えやすいし。

 

とにかく彼このポストでまじ怒ってますね。だって、

思わず漢字たくさん使ってますから。

実は、一時期イケハヤさんの本が何冊がKindle unlimitedに出ていて、そのときに結構よんだのですね。Unlimitedはメンバーなのでいくら読んでもOKですが、その延長でリストしていない本を2冊買いました。それがイケハヤ版’ブログ運営講座’の初級と中級。

 

そのなかに、まあ今のブログって普通携帯で読まれる可能性が高いので、一にも二にも改行し、難しい漢字を使うなとのこと。

 

私の場合、平均的ブログに比べて、PCからのアクセスが圧倒的に多いので、漢字に関しては開き直ってバンバン使ってますが。

 

だって、漢字使いやすいのってワープロの醍醐味じゃないですか。

 

ともかく、イケハヤさんは、働き方改革の最右翼の論客みたいな人で、やたら炎上しまくりながらもめげずに言わなくてはいけないことを言い続けている方です。

 

色々なブログ読んでいるけど、イケハヤさんぐらい、論旨がはっきりしていて自分の限界と立ち位置をごまかさない人って珍しいですよ。

 

ああ、前にも彼の強みをまとめたけど。

 

で、日本って極端に同調圧力の強い国で、あれだけは正直怖い。その怖さをわかっていただくにはこの本をおすすめ。

 

妹の会社の図書コーナーにこの本を入れて、後で妹にあんな本読まなければよかったからと怒られましたが、私としては日本の同調圧力の強さを誰かが極限状況で利用したときどういう凄惨な頃が起こりうるかという事をわかってほしかったわけです。

 

 

あ、この話知らない人は是非読んでみてね。何しろ実際に起った事件で、しかも余りに凄惨だったので報道規制が引かれたという代物だから。普通日本のマスコミは正義の味方を気取って割とどうでもいい事件を針小棒大に扱うのにね。

 

こういう日本的心理の深い闇が見える重大事件はきちっと報道しないのね。

 

こういう事件は、アメリカでもシリアルキラーやカルトという形でよく起こるのだけど、日本とアメリカの最大の違いは、すぐとなりで普通に人が生活していること。アメリカのカルトとかともかく人里はなれたところで何やってるかわからないという怖さがまずありますから。

この話ともはや世界で通用する日本語になりつつある過労死(カローシ)は、同じ問題の異なる現れに過ぎません。

ともかく、いま日本は、25年ぶりの超強力台風が上陸して大変だったわけで、そんな中で

 

過去最大レベルの台風の中  医療従事者 消火活動する消防士 救助活動する救助隊 孤立した関空で必死に働く空港スタッフ 断線したケーブルを復旧させる電力通信関係の作業員 などなど数え切れないほどの人たちが懸命に働いています そんな中「あなたの会社はブラックですね」とは口が裂けても言えない

こういう日本的圧力に関して、イケハヤさんは猛烈に怒っているのです。
私が、ワッ、一つの文の漢字度高ーと思いかつ、気に入ったのがこの一文。

’「日本の安寧」が安い労働力を使った搾取で成り立っているとしたら、それは唾棄すべきことです。’

 

ちなみに、父がはじめ、妹が今やっている会社はゼネコンの下請けで、同じ社員でも作業員さんに当たる仕事はいわゆる3Kです。

 

ですから、妹は毎年高卒をリクルートするために全国駆け回ります。さらに来年に向けてはナイスな会社案内を数千冊郵送してました。夏戻ったときについでに手伝いました。(私は基本女子校ノリなので、こういう雑用をときに手伝うの大好き。社員さんと雑談しながらできるし。)

 

新しい寮を作ったり、訓練のサポート福利厚生と頑張ってますが、めでたく入社してくださった新卒作業員さんに聞くと、一番の理由は、

’給料が良かったから’

それでいいのです。

 

今現在のITの進化そしてAIの到来は、かなり根本的な税制改革でもないかぎり格差の拡大の加速と悪化を意味します。

 

そんななかで、イケハヤさんは、Netベースでどんどん自分のワークスタイルを作ってアオリます。それはすぐ誰にでもできるというわけではないけど(これについてもイケハヤさんはきちっとつっこんでます。)基本正しい。

 

そんな中で、いつの世でも必要とされる3k仕事を誰がやるのかという疑問が出てくるのですが、それはイケハヤさんの言葉を借りると、

そもそも人は命がけで働くべきではないし、どうしても人間が必要なら、それに見合った高報酬を与えるべきです。

もしも高報酬の負担が消費者がのしかかるとしても、それは社会を維持するコストとして容認されるべきです。

そうなんだよね。

で、そのコストを抑えるために、同調圧力をかけ、低賃金労働を美化する人たちがいるのでしたら、それは

邪悪です。

 

 

 

日高ショーコ’嵐のあと’ノンケリーマンとのクラッシク恋愛が熱い

日高さんのキャラってとても現実感があるのですよね。このお話はBLというより、ゲイのための乙女チックロマンみたいな趣です。

さっきレビューのためにパラパラめくっていて気がついていたのですが、この作品も今の若いBL漫画ファンから見ると、本当に一昔なのですよね。

ガラケー使っている。

主人公は小さいながらも高級家具商の社長けんコーディネーターをやっている榊、多分見かけはセンスの良いイケメンだけど、普段はメガネを掛けているので神経質そうな感じ。

実際、BLきゃらというよりありげなゲイキャラですね。

彼がひと目で惹かれた、仕事絡みの供給マンションの営業岡田になにげなく’カマっぽい’といわれてかなり激しく傷つく。

岡田のほうは、榊より実は2歳年上であるのにもかかわらずなーんか好青年ぽいのよね。

だいたい榊が最初に岡田に惹かれるきっけというのが、飲み会に参加中に退屈してこころのなかで周りの人間の見た目にあれこれけちつけていたあげく、岡田に紹介されてつぶやくのです。

’きれいな爪’

と。

わー、ゲイっぽい。その後も趣味の良いシャツ、きれいな指の内心の品定めが続きノンケじゃなければすぐ連れ込むのにという結論。

と、それで終わっていたはずが、榊と岡田は二人で意気投合して飲み続け、翌朝榊が目覚めたのは自分の部屋とは段違いに汚く乱雑な岡田の部屋。

びっくりしてそれでもひげを剃ろう岡田に、ゲイの自分基準のグルーミングセットをしょもうしたところ、

’カマっぽい’

発言になったのですね。

 

この漫画って、とにかく榊のゲイっぽさというのが書き込まれて感心するのです。でも、やはりBL漫画だと思うのは、岡田が榊を受け入れること。

まあ、百歩譲って岡田は実はBisexualだったというのはありですね。

ともあれ、人間のSex Orientationというのは早々白黒つけられるものじゃないからいいけど。

それにしても、この作品ガラケーが登場するだけあって2007年発表なのよね。その頃の作品てよほどエロ中心でない限り、結構エロがあっさりめだったりします。で、このお話もかなりあっけないぐらいにサラッとしたエロシーンです。

でも、でもですよ私は声をだいにしていいたい。

細やかな感情を伝えるちょっとした描写のあれこれあよいのです。

エロが無いとつまんなにという人にこそ試してほしい。

 

だって、あなた少女漫画も読むでしょう。

ちなみに、電子版限定で、その後の彼らの様子をきっとふうにいろいろ収めたAfterもでてます。特にメガネ萌えする人には嬉しいかも。やはりこのカップル根っこがつくづく可愛いのです。

でも、岡田のほうが歳上なのに、価値観彼のほうが今っぽいなあ。

娘の高校生第一日目、発達障害を克服しながらまた新レベルのアカデミックゲームが始まる

やはり書いておきます。

 

今日は娘の高校生第一日目でした。が、いろいろと通常とは言い難い始まりでした。

 

まず第一に、昨日からアメリカ東海岸は、大陸を横切るように通過する熱帯低気圧の影響で季節外れの高温。

娘の高校はBaltimore市立の公立校で、教室ごとに一応古ぼけた冷房がついてはいますが、35度を越す猛暑では荷が重い。うちの高校よりさらにひどく、冷房がほとんどないところもあるので、市全体として新学期初日は全校正午でおしまい。

 

さて、娘個人の状況も普通ではありません。

 

娘には発達障害があり、幼稚園以来、IEP(Indivisual Education Program)のお世話になってます。いわゆるアメリカ版の特殊学級は主に知能の面でついていけない生徒を人クラスに集めサポートしますが、それに対してIEPは発達障害などで知能的には問題ないものの、それ以外でサポートが必要な児童のために公立の教育機関が提供しているものです。

 

娘の場合、ソーシャルワーカーとかスピーチセラピストとのセッションが主でしが、あとひとつクラス内でのサポートのために娘専属のアシストさんが提供されていました。

 

アメリカの教育システムは9月が新学期ですが、このIEPというサービスは毎年春に検討と更新が行われます。

IEPと、娘の行っていたCharter Schoolという、公立なのにものすごく少人数で程度の良い学校のおかげで、5歳で幼稚園に入学して以来、信じられないぐらい改善かつ成長しました。

 

ただ、とても家庭的な小さな学校から、4学年合わせて1600人の大所帯に移るわけですのでかなり心配ではあります。

 

先週金曜日の新入生(こちらでは高校一年とは言わず、9年生といいます。ちなみにアメリカは同じ12年間でも、小学校5年、中学校3年、そして高校が4年です。)向けの直前オリエンテーションがあったのですが、相変わらず肝心のクラス内アシストさんの情報がなく、結局私自身が今日は仕事を休んで朝から娘と行動しました。

 

いやー、アメリカの一応バルチモア市内では一番の進学校ということで、各クラスの授業内容説明を聞きながらかなりげっそりしました。

 

さらに、アメリカは完全週五日制ですから、この5日に全て詰め込みます。

朝の8時15分から午後3時5分まで、8時限に分割され、更に時限ごとのブレイクはたったの3分。その三分の間に基本全校が次のクラスの部屋に移動するわけです。

 

朝は、全く右も左もわからなかったのですが、さすが半日の間に8っ箇所移動したので、ほぼ部屋番号がどんなふうにつながっているか、同移動すると近道化なんてことが基本頭に入りました。

 

そう、いいわすれましたが、12時終了と言ってもクラス数を半分にカットしたのではなく、一クラスあたりの時間を半分にし、そのかわり全クラスカバー。

 

今日の朝一は、Homeroomのクラスがあり、そこでまず一人ひとりに個別の時間表が渡されます。この学校の場合、いくつかの違ったTrackがあるのと、数学の基礎ができているかによっていろいろ区分けされます。娘は普通にAlgebra Iから始めることになりましたが、出身中学のレベルによってはそのもう一レベル前のクラスに振り当てられてしまいます。

 

娘の時間割を見て、一番以外だったのが、外国語が何故か仏語になっていたこと。幸い彼女のクラスの過半数が仏語はじめてということがわかりホッとしました。まあ、スペイン語と違って仏語なら手伝えますし。

 

一番愕然としたのは、国語(英語)のクラス。なんかやたら程度が高くて怖い。これ本当に高一のレベル?だってShakespereとかもReading Assignment(クラスのために読まなくては行けない作品。)

 

そもそも、この高校いやゆる理系強化高校だから、選んだのに、文化系のクラスが難しいのは辛い。私自身の大学時代を思い出します。

 

まあ、いろいろなサポートありますので手遅れにならないうちにTutorとか手配するつもりです。

 

ともあれ帰宅後、学校用のルーズリーフをきちんと用意させ、まあ宿題というほどではないけど授業内容を読んだり、いろいろな書類にサインしたりで結構やることがありました。

 

すごく大変そうです。

でも、娘も私も何故かやる気まんまんです。

あ、アシストさんとは3クラス目で落ち合えました。

明日からはまあその分安心。もちろん家は私ががんばります。

夏の終わりの小旅行二日目、アメリカ最大の古戦場Gettysburg訪問しました。

少し間が空いてしまいましたが、先週の小旅行二日目はホテル・リゾートから30分ほどの可の有名なおなPennsylvania州のGettisburgに行ってきました。

 

英語だとCivil War(直訳すると内戦という意味です。)私達が世界史で習ったときは南北戦争と呼ばれる奴隷制の廃止をかけ、Unionと呼ばれた北部、そしてConfederacy と呼ばれた南部がアメリカを真っ二つに分けて戦った戦争ですね。

 

この戦争の結果がアメリカの近代化を推し進めただけではなく(北部は工業化を勧めていましたが、南部は奴隷制に頼ったアメリカ版の荘園制度のようなものでしたか)、実はアメリカ人にとって自国が戦場になった最後の戦争なのです。

 

Gettysburgしそのものは人口一万に満たない小さなTownshipですが、年間訪れる観光客の数は100万人を有に超えます。

こじんまりとした、昔のままの町並みを囲んで南北合わせおよそ17万人が戦ったこの古戦場が10マイル平方に渡って広がります。

 

この地図を見ていただくとわかりやすい。基本グリーンのところがほぼ全て古戦場でした。

 

とにかく歩いてみることのできる距離ではないのです。このパンフレットの赤い線が見学コースで、車で行くことを前提としたものですから。

 

Gettiburgのきれいな町並みを通り過ぎ私達がまず向かったのはVisitor Center.

 

が、Visitor Centerもなんだか大きくて何をどう始めればよいのか戸惑いました。何しろアメリカの古戦場なので私だってあまり何も知らないし。

とにかく何か始めようと、チケット売り場にやってくると、いろいろな展示場以外に、バスツアーというのが目に付きました。あこれならいいんじゃないかと思ったところうちのが意外な盲点?に気づきました。

’あれ、うち3人だから、ガイド付きで自分の車で行ったほうが安いよ。’

 

そうなんです、バスツアーは、大人一人$35、でもガイドさんを雇って自分の車で行くと人数にかかわらず$75。どちらにしても安くはないけど、絶対バスよりいいでしょうとこれに飛びつきました。

早速確かめるとちょうど15分ぐらいで出発できるガイドがいるとのことで即決まりました。

早速やってきたのは、カーボーイハットをかぶったおじいさん。割と真面目そう。まず私達ん持っていたパンフレットの地図に赤線と赤い矢印・黒線と黒い矢印をさっと入れてくれました。赤いほうが南軍、黒いほうが北軍のフロントラインというわけです。

 

この2つのラインをまあ、頭に入れながらだいたい戦闘が起こった順に、ほぼ所定の見学コースをたどりながら大体2時間かけて見て回りますからと言われました。

 

そして、車の中でとつとつと続く説明は、でもなかなかわかりやすいトリビアが多くて結構面白かった。私実は一番しつもんしましたよ。

 

まず、この戦いはGettisburgの戦いと呼ばれ、最大かつ戦争の勝ち負けを決定づけた重要な戦いだったそうです。南軍が7万に、北軍が10万に、圧倒的に歩兵ばかりが多く、主な武器はかなり旧式の大砲と銃剣。(銃としての性能はまだひくかった。)

 

戦いは1863年、7月1日から3日にかけて行われ、北軍の勝利に終わったわけですが、この時点に至るまでどちらかというと南軍のほうが有利なのではという状況だったのだそうです。が、この戦いに負けたあと南軍はほとんど勝利することなく、1861年に始まった戦争は1865年に終了しました。

 

さて、まず出身州を聞かれたので、メリーランド体と告げると、メリーランド州のメモリアルに止まってくれました。

これは、割と地味めなメモリアルだそうです。

このGettysburg古戦場全体で、メモリアルの数は1300を超えると聞いてびっくり。

確かにこの広い野原にこういうものがやたらと散らばっていて、あとでよく考えるとさすがしんみりしました。州によって数も豪華さもずいぶん違うみたいです。New York州とかはとても数が多い。

 

基本、北軍が陣取っていいたのが3っつの丘、南軍は平野部のみ、更に北軍側が南側に位置していたので、南軍は補給線をほぼ断たれてしまったのでした。

 

それはともかく、負けた南軍のほうが、いくつも見事なメモリアルが目に付きました。

これは南軍総大将のリー将軍の銅像。この人はVirginia出身で、もし南部が独立したら初代大統領になっていただろうと言われた人。大体戦争のはじめ南部のほうが有利だったのは、この人のもとに将軍クラスの指揮官があつまってきたから。

 

まあでも、結果的に体制は歩兵の数と補給戦できまったわけですが。

 

こちらは、Deep SouthはLouisiana州のメモリアル。さすが、フレンチカルチャーの影響の成果、正直今回車を止めて眺めたなかで、一番美的センス高かったです。だからどうなのというぶぶんもあるけど。

 

あ、これは北軍の中での一番のお気に入り。New York 州のそのまたアイルランド系移民の歩兵軍団のものだそうです。なんかアメリカの古戦場のど真ん中で、ケルト十字を見るのって不思議な感じです。

さて、ガイドツアーも終盤にかかってやってきたのが北軍が選挙した3つの丘の中でも一番の高台。ここをどうにか落とそうとした南軍と壮絶な戦いになったそうですが、

最高の見晴らし地点でした。

 

張り切って久しぶりに、Iphoneのパノラマモードです。

 

なんか、小さいのしかアップできませんでしたが、しばらくすごく感動してました。本当に素敵な長めだったのです。もう情けないぐらい月並みだけど例の芭蕉の句がこれだけぴったり来る情景もないとおもいましたよ。

 

あ、バスツアーの場合は音声翻訳サービスみたいなものもあるそうです。

 

気候的にはちょっと暑すぎましたが、かなり勧めたい観光スポットです。

桜日梯子’年下彼氏の恋愛管理癖’、私のツボが年下S攻めにあることを自覚した記念すべき作品

RentaでBL漫画をせっせと読むようになってほんの一か月もたたないうちに、この作品に出合い、まあ割と数の多い年下S攻め(一応Rentaでは、一番多いサブジャンル)のカップリングがツボであることに気が付きました。

大体、TLだって’年下彼氏’がサブジャンルの二位、一位が’オフィスラブ’なので、カップルのパターンとしては、実際一位でしょう。

これまあ私自身考えてみても、年上が攻め、もしくは年上が男役)だと何かあまりに現実と代わり映えのしない、あるいはまったく希望の持てない男女関係の延長みたいだからということになります。

 

 

さて桜日梯子ですが、この方はなんと行っても’抱かれたい男一位に脅されてます’が有名ですよね。あちらは、確かに一応年下S攻めではあるものの、受けの方のキャラが人気男優ということもあって特別M度が強いというキャラではありません。

 


正直あちらの方は、役者絡みのバックストーリーとかはあるのですが、実は私単純なカップリングとしてはこの作品のほうがずっと好きです。

 

作品の舞台はとある大学の建築部、なにかとセクハラやら痴漢に遭いやすい院生は小野塚サトシさん、課題に夢中になるととにかく自分自身の世話もできなくなる彼を、なにやかやとやってきては世話を焼くのが学部4年制の平阪泉くん。

 

いつものように、もう押しかけ女房かというきめ細かさで院生の部屋にやってきては、おにぎり持ってきて、さらにラップをきれいに剥いてあげたり、ボサボサの髪をピンでとめてあげたり。一方サトシさんは撫でられて喉を鳴らす猫なのかという風情でお世話されちゃってます。

 

担当教授からは、泉くんしっかり’飼い主’というあだ名をいただきます。

 

さて、そんなある日比較的中のいい、どうも腐女子らしき同級生に、サトシさんが電車の中で痴漢にあっていたという話を聞かされるのです。

 

泉くん、この時点ですでに頭に血が登っている。

さらに、彼女新しい教授の安生とやらがサトシさんを狙っているかもなんて情報をくれちゃう。

で、これはやばいとあれこれ考えながら、その問題の教授の部屋の前から、なんと襟元を見出したサトシさんが息を切らしながら青ざめた顔して走り出てくるじゃ何ですか。

慌てて、泉くんがサトシさんを引き止めたのですが、その時胸元にキスマークがついているのを見てしまった。

 

はいこれで泉くんぶちきれ

 

まあ、ほぼ手篭め状況で二人の肉体関係が始まるのですが。

私、この一番最初のまあかなり強姦に限りなく近い状態で始まったセックスシーンすごくすきなのですよね。受けのサトシさんて、確かになよっとして押しに弱いという設定だけど、こと自分の気持に関してはとてもはっきりしているひとで、この絡みながらの会話がすごく高感度高いのです。

 

たしかに、サトシさんはとてもエロいのですが、それいじょうに泉くんが可愛い。

 

ここに至るまでに、サトシさんが泉くんにとても好意を抱いていることは、かなりはっきりとした伏線張られてます。

 

そしてなんといっても泉くんの表情がどんどん変わるのがすごくいいのです。

 

桜日さんって、とてもとてもS攻めのスイッチオン、オフのかき分けがいい。うまいというより、本当に受けば引き込まれてしまうようなスイッチオンの攻めがすごくいい。

 

やっぱこういうのって、基本大学生以上じゃないとつまんないよね。だから私高校生ものっていまいちなのでしょうね。

 

 

アメリカの人種差別と見た目による武装、最近化粧をまたし始めて気づいたこと。

ここのところ、Trumpのロシア疑惑関係ののニュースがものすごく盛り上がっています。

ただ、私自身の感覚からすると、いままでリベラル系のニュースショウ(なんといってもMSNBCのスター、Rachel Maddow Show, みごと右翼のFoxNewsの人気キャスターを打ち負かしてNew Show 視聴率のトップに躍り出ました。)でいろいろ憶測?!かつ分析してきたことが、一つ一つ具体的な個人が検挙されたり、起訴されたり、有罪判決がではじめたりしているだけなので、正直それほど興奮していないのです。

 

そんななかで、妙な訴訟が起こされました。まあ、保守系団体が、大学入試がらみのAffirmative Action, つまりMinorityのための特別枠や、底上げに対して逆差別だとする一連の訴訟の一つなのですが、変によじれています。

 

訴えられたのは全米トップのHarvard大学。そして訴訟する側が注目を集めたのは、不当な差別によリ落とされてしまったアジア系の受験者なのです。

 

英語ですがリンクはこちら

 

さて、その内容がある意味非常に面白いのです。普通この手の訴訟の場合、マイノリティのための特別枠があるから、合格点だったのに入学できなかったという論旨で、基本訴訟するのは白人グループです。

 

が、今回は枠のもんだいではなくこんなことをあげている。

 

’The filing said that Harvard “uses a vague ‘personal rating’ that harms Asian-American applicants’ chances for admission and may be infected with racial bias;

意訳してしまうと、ハーバードは、あやふやなキャラクター点を使って、アジア人の評価を落とし、さらにその評価は人種偏見によるもではないのか。

 

これ、正直すごくわかるのです。

 

ぶっちゃけ、アメリカで一口に人種差別といっても、白人側の差別感情のもとはそれぞれです。かなりおおざっぱですが、まとめてみます。

 

まず、黒人にたいしては、これ完全に昔奴隷として虐待してきた恐れから来る罪悪感と、奴隷になったのは、彼らが劣等人種だったからだという典型的すり替えがもとですね。ですから差別のパターンも、一に暴力、二に知力がらみでの決めつけです。

つまり、黒人だったらきっと暴力をふるう、黒人だったら俺たちより頭が悪いに決まっていてなまけものだろる。この二つです。

 

つぎは、メキシコ系をはじめとする南米出身者。基本不法移民ではないのか、そして彼らは俺たちの仕事を奪い、さらにアメリカ市民だけが享受すべき公的サポートを不当に受け取っているのではないか、こんなことを考えている人が差別をさけぶ。

が、たしかに不当移民がかなりの数いるのは否定しませんが、基本アメリカ市民の嫌がる仕事を安値でやっているのがこういう人たち。そして全体で見た場合シッカリ税金は取られているというのが事実。つまりただのりはしていない。

 

後、いわゆる黒人なまりと並んで、スペイン語なまりの英語は低くみられる。ただ、黒人相手の場合を違うのは、怠け者とはみられてません。暴力というけんにかんしても、黒人にくらべると一部の都市をのぞいて過剰に警戒されてはいません。

 

さて、問題のアジア系です。

 

このハーバードのPersonal Rating、私のアメリカ34年の経験に照らしてみると正直何を言いたいか分かってしまいます。

 

アジア系のステレオタイプというのは、すべてNegativeではありません。アジア系は勤勉で、学力が高く、特に理数系は得意。

 

中国系の苦力にしろ、第二次世界大戦中の日本人収容所にしろ、ずいぶんとひどいめにあってますが、我慢図良いと思われています。

 

で、理数系が得意というのは統計では事実と一致し、理数系の大学ではとにかくもうアジア系が多いのです。これはもう大学側もあきらめてますね。

 

でも、たとえば、政治、法学などというジャンルになると、たぶんこのPersonal Ratingというのは、将来の成功ということを考えた場合、一番アジア系にとっての悩みなのです。

また、乱暴なことを言いますが、今大きく4人種に分けた場合、平均容姿が最低なのは、まあ白人至上主義的美意識をもとににしているとはいえ

 

アジア系なのです。

 

肉体的な、わかりやすい魅力に欠ける。

 

目が細く、えらが張っており、表情に乏しい。

 

アメリカの政治集会なんて、ショウです。

そして、アメリカの法廷というのは、いかに効果的に陪審員たちにアピールするかということがもう判決の結果を左右しかねない世界です。

 

RPGで言うところのカリスマを考えていただくとわかりやすい。

 

平均的アジア人は4人種の中でカリスマの基本点が最低ということです。

 

さらに、日本について考えてみると、日本って、

サービス業さんたちが、見かけで一番差別しない国です。

 

たとえばアメリカではそうはいかない。今でも覚えてます。たぶん15年前です。クリスマス近くになって、大きなリースを買ったのですがレジでクレジットカードを出したところ突然、身分証明書の提示を求められたのです。

そのころは、今より敏感だったので、食って掛かりました。混んでいたレジではそれでもクリスマスまえということで、レジとお客さんは和やかに談笑しながら支払いをすませてましたから。

それが、やっと私の番になって急に冷たい顔を身分証提示ですよ。これ人種差別以外のなんでしょう。あ、もちろんアジア人は私一人でしたから。

 

同じようなことはどういうわけか同じ時期に多かった気がします。

 

今思うと、ひとつに私が

 

どうでもいい恰好をしていたという理由があります。

 

白人以外は、どうでもいい恰好をしているといろいと痛くない腹を探られます。

 

ごく最近でも、トランプ政権発足以降アメリカでの再入国審査がとくに非白人に対してきつくなりました。

目の前でほかのアジア人がしつこくいろいろ質問を受けているのを見てますから。

 

でも、肝心の私自身はこの殺伐とした状況の中で、質問攻めは免れています。

 

基本、日本系で裕福で(まあ、実際はそんなでもありませんがそう見せてます。)なによりはっきりとした、比較的わかりやすい英語をしゃべる。これです。

 

だいたい、化粧でも、服装でも、人前でほかの人との関わり合いがある人達ほど、時にはコーチや、プロをやとって、それなりのイメージを作るのがアメリカです。

この東洋経済の記事、いいとこついているけど少し突っ込みが甘い。

 

実は、本業FPの所属先を変えたのをきっかけに、まめに化粧することに決めました。大体化粧していると、それなりのRole Playモードに入りやすいので、どうもいつもより滑らかにその時その時しゃべっている相手のガードを下ろさせるような言説が出てくるのです。

 

にこにこと、ほめたり、一般的に気分が上がっているような表現が簡単にでてくる。

 

今現在の、民主主義国家といわれるシステム、白人が作ったものです。で、その中での成功を目指すのなら、それなりのロールプレイをしなくてはならない。

 

ただ、白人たちも、シリコンバレーを中心とするカルチャーは、こういうロールプレイをひつようとせず、というかほぼ否定しながら力を持ってきた最初の権力構造といえると思います。

 

まあ、理系ですし。

 

この新カルチャーの最大の偏見は、人種に対してではなく、性差別です。まあ、その話は長くなりますのでまた今度。

 

ところで、アメリカでアメリカ的食事のもとに成長すると、やはり背は高くなりやすい。私も早いとこ膝の調子を直して、もう少しハイヒールがはけるようになりたいです。

極限の友情??レイチェルとザックの絆、切なさに萌えてしまう

今期、新作アニメで一番のお気に入りが’殺戮の天使’。

 

もともとの原作は独立系のゲーム、最初はPC. それからスマホ、そしてNintendo Switchとプラットフォームが広がっていきましたが、基本はホラーファンタジーゲーム。

ただ、このゲームがやがて漫画、そしてラノベ、さらにこのアニメとなるまで展開して言った理由は、

十代の女の子に人気がでた。

からなのです。

きっと、夏日本で一緒にVRゾーンのホラーゲームやった若い女子社員(19歳)も、きっとこのゲームしっているでしょう。

大体、東京グールだって、女の子のファンも多いし。

 

ともかく設定は、ホラーの中でも、一種のサバイバルもの。見知らぬ地下室らしき場所で目覚めたレイチェルという設定では13歳の記憶喪失の少女が、地下室から脱出すべく、一つ一つエレベーターを上りながら、各界で彼女を殺そうとする処刑人たちに追い掛け回されるのですね。

 

正直、最初の2回は面白くなかったのですが、それがしたから2番目の処刑人だったザックがいったんレイチェルを殺すのをやめてしまったところから、がぜん話が面白くなるのです。

 

ザックがレイチェルを殺すのをやめて分けというのが、かなり微妙で、アニメではまあ、いい顔していないなんという訳の分からないこと言うのですよね。

が、そのあとレイチェルと、ザックは何とも不思議な約束を交わすのです。

一、二人で一緒にこの地下室らしきところから脱出する。

二、外に出たら、ザックはレイチェルを、ちゃんと殺す。

 

で、そのあとは、二人はまるで強く結ばれた恋人同士のような絆のもと、かなりいかれた各階の処刑人と、彼らの仕掛けた嫌な感じの罠やら、パズルに立ち向かっていくのです。

 

まあね、幸せな恋人達って、結構馬鹿っぽくってあんまりいいことないなんてのが、悲しい人間の性だったりしますから。

 

逆に、極限の二人だからこそお互いの信頼だけが彼らを救い導いてくれるということになるのでしょうね。

でもね、この二人実にやばいよ。

ザックが孤児院出身の少年殺人鬼という過去を持つことはかなり早く明かされましたし、あの死神のような鎌を振り回していたら、まあほかの何にも見えませんが。

が、見た目は実に可愛らしく、しゃべり方ももごもごおどおどタイプの少女キャラなのですが、

やることはえげつないです。

 

とある階では、行く手の邪魔だからという理由で、ほかの(まあ、ゾンビじみてはいるけど)囚人たちを平然と打ちまくるし。自分の行動が他の誰かを傷つけるとはっきりしていても、ザックのためなら本当に平然と手を血に染めちゃいます。

 

実は、ゲーム版のラストは、Youtubeでほじくってみたので、変えていない限り、レイチェルの過去に何があったのかはもう知っているのですが。まあ、この手のお話だったらいかにもの範囲内です。

むしろ、ザックのほうが可愛いとなぜか思ってしまう。

そうなのです。このお話(ゲーム)はは十代の女の子たちに圧倒的に支持されたのです。

女の子たちは自分をたぶんレイチェルになぞらえ、

ザックをもとめたのです。

 

私が一番萌えるは、ザックがレイチェルに、なんどもなんども、’お前は頭がいい、おまえならできる’とたくし続けるところ。

 

あ、ザックのCVは、あの’魔法少女サイト’の鬼畜兄さん、朝霧要を熱演した岡本信彦さんです。今回は彼、もうどうしようもない鬼畜キャラから、だんだん可愛げのある切ないお兄さんキャラへと進化していくのがすごい。

 

私にとって一番のCVのツボは、なんといってもチャラい宮野真守さん(’文豪ストレイドッグス’の太宰さんとか、’妖狐X僕SS’の夏目残夏さん)なのですが、最近岡本さんの仕事に感じ入ってますね。

 

 

’Free’そして’ユーリ On Ice’、萌え女子Targetなスポーツアニメのやりすぎ度

メインキャラ全員男子で、スポーツもので、でも圧倒的に女性ファンが多いだろうなというアニメが、カテゴリーとして確立しつつありますね。

今期は何故か人気作品の第三期が重なってかつ頑張っていいると。、オーバーロードや新劇の巨人の話で書きましたが、もう一つが水泳漫画’Free Dive into the future’ です。

で、とにかくサービス精神がこれ見よがしのフィギュアスケートアニメ、`ユーリ On ice’と並んで、この水泳アニメも女性ファンサービス結構やってます。

例えば、シーズンごとに変わるEnding.

 

FreeのEndingはすべて2次元アイドル風ショー!!

 

これが第一期

第二期

個人的にはこれが一番好きです。遥君のの人魚姿に私は超萌えました。

そしてこれが今期

 

このアニメ、原作がきちっとあってというより、ライトのベル ’ハイ☆スピード!’おおじこうじ を原案としているだけ。

まあ、私が大好きな遥君だけは、ちゃんと水泳命の人魚姫で、水泳にかける青春群像てきにはなっているけど。

でも、基本半裸のイケメンオンパレードでしょう。

 

さすが、最近の乙女ゲー ベースのアニメほど、安直な作りではないし馬鹿なヒロインとか登場しないからその点はましたでけど。ひっかかるのです。

 

ちなみに子のアニメ、Top Sexiest Animeで、

 

堂々一位です。そりゃそうでしょ。

 

これが、結果的にフィギュアスケート人気に絡んで、放映終了後も人気が続く’ユーリ On Ice’となると、もっとずっと露骨です。

ユーリのほうは、原作も原案もなくてオリジナルアニメです。

 

ただし原案を出した二人のProducerは二人とも女性

 

まあ、ことスケートシーンに関する限り、このアニメの動画クオリティはいわゆるGround Breakingで見ものです。

で、主人公の日本人スケーター、勝生勇利あるいはユーリ1、彼のライバルのロシア人の天才少年スケーター ユーリ・プリセツキーあるいはユーリ2、そしてユーリ1のコーチとなった美形もと5連覇世界チャンピョン、ヴィクトル・ニキフォロフ。

で、精神的にヘタレで今一伸びないユーリ1を、ヴィクトルが見事チャンピョンスケーターに育て上げるまでの話、とこうまとめるとスポコン風ですが。

 

スポコンではありません。

 

クリックしていただけました。この海外の総集編Youtube,その名も、’ユーリとヴィクトルだきあったりさわりあったり’。まあ、これスポコンのコーチと選手の関係より、ちょっと進んでない?

ちなみにこんなそうしゅうへんYouTubeもあります。その名も

 

Top LGBT Romances in Anime

 

このトップ10には、アメリカ人が選んだBLや百合のカップリングが登場しますが、

 

ユーリとヴィクトルがカップリングとして登場するだけでなく、実は

堂々の一位!!!

もちろん、オフィシャル発表ではむしろ、Free的、つまり人気二次元キャラという扱いで、たぶん、腐女子ではない女性ファンも多いと思う。

 

でも、問題はEp 10のEnding, 通称’Yuri On ice Dance Off’

 

普段はヘタレの日本人ユーリくんですが、実はヴィクトルが彼のコーチになるべくわざわざ日本にまでやってきたクレタの陰にはこんな恐ろしいことがあった。

完全に酔っぱらったユーリ君は、Partyに参加中の選手にDance バトルをせまりまくり、おどりまくったあげく

パンツ一丁でポールダンスですよ。

と、このYoutube,音楽は外のをダブってます。

音声はこちら、きっとしつこくDeleteがかかり続けているんでしょう。

 

この時に、ユーリ君はヴィクトルにコーチになってとせがみ、ヴィクトルはそれでどうやらいっぺんにユーリが気に入っていしまったらしい。

 

いや、もちろんこのEnding何度も見ました。日本語版はいまだにYoutubeから、まめにさくじょされているので、ここにあげたリンクは一番そのものです。

このアニメはクランチロールのライブラリーにもはいってますからまあ、私はいつでもみられますが、

 

あ、秋葉のガールズステーションで特集やってた時も写真撮ってきました。

 

結局何を言いたかったかというと、腐女子の一人として

 

こそこそ楽しんでいたところを白日のもとにさらされた

という感じで、どうも心から楽しめなくなってしまいました。まあ、FreeはEnding 以外はまともともいえますが、やはり気がかりです。

 

夏の終わりの小旅行、全米最長のAppalachian Trail 覗きながら森中でちょっと哲学者気分のわけ。

この週末、9月の新学期、そして高校進学を控え、久しぶりに家族三人で二泊三日の小旅行、かなり予算に限りがあったので、昨年の冬休みに行った今時シーズンオフのスキーリゾート、Liberty Mountain Resortに行ってきました。

 

夏なので、いるのは結婚式(スキーセンターのビジタールームを使ってます。)に参加する人たちと、冬とはうってかわって年配ばかりのゴルフ客。

 

ただここには、夏のみの屋外プールだけでなく、大きなジャクジーやら、打たれ水のある屋内プールが充実してます。

 

日本滞在と、Summer Campで夏休みの三分の二がつぶれるようになって、今年ついに自宅があるBolton HillのSwimming Clubの会員権を手放してしまったので、アメリカに戻ってきてずっと泳ぐ機会がありませんでした。

 

ですから、ついた夜もさっそくこの屋内プールをエンジョイ。

 

さて、私たち家族にとって夏のリゾートでやりたいことというと、なんといってもハイキング。そもそも私が仕事のスランプでストレスがたまり、その解消に何か始めなくてはと選んだのが、軽めのハイキング。基本半日で終わる長さが気に入っています。

 

リゾートについて、ハイキングトレイルの地図がないかと尋ねたところ、手ごろなオプションは二つあるということ。

 

一つはもちろん、冬スキー場になる山をスロープ伝いに上ること。私はこちらに飛びついて、わざわざ、’スロープを破壊しないように’という受諾書まで三人別々にサインしました。

もう一つは、車で15分ぐらいのところに、かの有名なAppalachian Trailへの入り口があるとのこと、そこから数マイルはそんなにきつくはないハイキングが楽しめるとのこと。

 

さて、スロープでハイキングというつもりで部屋に戻ると、うちのが構わなければAppalachian Trailのほうに行きたいとのこと。大変そうで嫌かなと思ったのですが、実は私も興味あったので即決定。

 

開けて翌日、前日とは打って変わって気温がどんどん上昇します。食事をしてホテルを出発したのは、すでに10時近く。さらに途中でアメリカ版の100円均一のスーパーに寄ったので(この辺りは田舎なので、このDollar Generalが日本のコンビニのような役目なのです。)やっと入り口を見つけたのは10時半近かったです。

 

小さな駐車場があり、車道がTrailを横切っている形なので、果たしてどちらに行くべきか。この地域のTrail地図は展示されていて、一番近い名前がついているStopはShelter Centerらしく、そこを結局目指すことにしました。

 

 

トレイルは、幅のそれなりに広いところもあったのですが、半分ぐらいはとにかく石がごろご

ろしていて、かなり歩きづらかったです。

正直Walking Shoesでは私にはつらく、ハイキングシューズを履くべきでした。

 

私はシッカリ一回転びました。

 

幸いそれほどひどい傷はなし。とはいってもかすり傷数か所に、右膝に打ち身作りました。

こうやって転ぶのって必ず、下りの時です。

トレイルは最初ずっと登り、それからしばらく下りが続き、さらにまた緩やかな登りとなりました。

 

かなり、いろいろなキノコの多いところで、妙にゆっくり歩いているカップルがいたので理由をたずねたところ、やはりキノコを探しているとのこと。

 

これたぶん毒でしょうけど、すごくりっぱ。

 

こちらは、これでもキノコです、見たことない。

 

 

それなりにほかの人とも行き違いましたよ。私たちを追い越していったグループの一人は生まれて間もない赤ちゃんをおんぶしてました。

 

勘違いしないでほしいのですが、決して歩きやすくはないのです。でもジョギングをしていた人もいましたし、犬を連れている人もいましたし、Back Packerもいました。

 

肝心のGoalは、見晴らしの良いSummitではなく、かなりがっくり。本当に床がたかくなっているだけの小さなシェルターが二軒、あとこの山のどまんなんかにトイレが一つあっていかにもAppalachian Trailだなと思いました。Back Packerは何か月もかけて、このTrailを歩いていくのです。

 

Appalatiacn TrailはDeep SouthのGeorgia 州から、東海岸最北の州Main州まで続く全部で14州をまたぐ、全長約2,200マイル、キロにすると、なんと3500キロという全米最長のHiking Trailです。

 

Back Packerにとっても、あるいは何か人生の転換期を迎えて自分探しをしているひとにとっても、このAppalatian Trailを全踏歩するのはいかにもやりがいのあるProject. アメリカで一番愛され有名な哲学者というと、ソロウ (Henry David Thoreau)ですから。もちろんたいして読んでませんが、有名な一説とか引用とか見ると、森林の賢者か、禅大師かというかんじなのです。

 

森林を歩きながら瞑想、あるいは修行したいみたいな感覚って、結構ある層のアメリカ人に多いのです。

アメリカにはあと2つ有名な巨大Trail があり、一つは西海岸最大のPacific Crest Trail,沿てもう一つがContinental Divide Trail.

Pacific Crest Trail は映画になりました。愛嬌いちばんのReese Witherspoo主演の’Wild‘私シッカリVideoで見ましたから。原作はWild ‘from lost to found on Pacific Crest Trail’ by Cheryl Strayed。

 

Appalatian Trailに関しては、アメリカの人気Travel Writer、Billy Brysonの’A walk in the woods (Rediscovering America through the Appalachian Train’)

確か3分の2位で飽きてきてそのままになって、少し前に本を減らしたときに処分してしまった。ただあれは娘が生まれる前だから、たぶん英語力ずっと上がってます。今度電子書籍で読んでみよう。あいにく、翻訳はなし。このひとHumor Writerでもあるので、そういうのが分からないとなんか入っていけないし、たぶん翻訳しにくいのだと思います。

 

この本特に東海岸側では、完全に超ロングセラーですから。

とにかく、黙々と歩きだすとずいぶんあれこれといろいろなことを考えます。

 

まだ数学をやっていたころ、学界に行ってヨーロッパの有名な数学者さんたちとハイキングに行ったことがありましたが、一人がずーとその時取り掛かり中の問題を考え続けていてかなりあきれたのを覚えてます。

 

まあ、私は最近運動不足なので、歩きながら考えるにはこのTrail ちょっときつすぎました。

 

帰りは、しっかりWalking Trackのアプリで時間と距離を測り、結果は距離2.26マイル(約3.6キロ)、帰りは1時間半までかかりませんでした。行きは一時間40分ぐらいのペースでしたから。

 

そうそう、帰りには泉と書いてあるところで探したところ確かにきれいな泉が湧き出ててちょっと嬉しかった。

 

 

まあ、普通のハイキングより、日本で言えば四国のお遍路さんを2、3か所歩いた気分といえば感じが伝わるでしょうか。

 

 

’泣き虫弱虫諸葛孔明’酒見健一を読みながら、中国最強キャラの孔明萌え突っ込みます。

泣き虫弱虫諸葛孔明’酒見健一を読み始め、いま二巻まで読了。

 

私、酒見健一結構好きで、顔回(孔子様の一番弟子とされる、謎の多い人物)を主人公にした‘陋巷に在り‘とか、本当に面白くって何度も読み返してるし、’墨攻‘も’ピタゴラスの旅‘も大好きだったし。

とはいえ、しばらくご無沙汰していたのですが、この’泣き虫よわ虫. .‘が、最近漫画化されていたのをRentaで見つけて、慌ててAmazonに飛びましたね。

 

私の場合、三国志、もしくは三国志演義が凄く好きと言うより、(きちんと読んでいるのは青空文庫に入っていた、吉川英治版ぐらい)割と中国史が好きで、そもそもアメリカに持ってきた数少ない蔵書のうちに、文庫版の中国史書(でも、ダイジェストみたいで読み易い)新十八史略を入れてきたのですね。これをとにかく退屈すると読み返した。小説よりも逆に読み返すたびにそれなりに新鮮な発見があったりするのです。

 

しかも、此れと一緒に中国故事成語なんて本も持ってきてたので、ほとんど昭和のお爺さんたちと会話すると受ける程度の中国史基礎知識なんてものが、昔はあったのです。あ、よく考えて見ると、孔子、荘子、そして韓非子とか、翻訳で一通り読んでいたし。あ、韓非子が一番気に入って、これもアメリカにもってきたっけ。

 

で、改めて三国志がらみの話に戻ると、たしかにいつの頃からか孔明さんのイメージが、多分特に女性の間で長身、イケメン、白皙の青年に凝縮されていったのよね。

 

なんでなんだろう。

 

あ、この漫画化の方も、変な人ではあっても、やはり長身イケメン少女漫画風美青年キャラです。酒見さんの小説は、ほんとうにしつこく見た目にも突っ込んでいるのですがね。

 

大体あの三国志最大の見せ場’赤壁の戦い‘を描いた映画’Red Cliff‘だって、孔明役は、

 

金城武ですよ。

 

酒見さんは、おじさんぽくいかにこのキャスティングが決定的か理解していないみたいだけど、もう、

 

金城武 = 絶世の美青年 と決まっているんです。

 

妹もこの映画見ていて、その話をした時の最初の感想なんてまず一言、

 

’孔明かっこよかったねー、綺麗だったねー‘

これです。

 

反面、見事に中国史って、美形キャラ不足しているのよね。

 

だいたい、中国史上の女性キャラって、基本ムチムチプリンでしょう。

まあ、西施とか、顰みまくっていたひともいましたが、基本みんな愛人キャラでしょう。

 

逆に、呂后でも、武則天でも、西太后でも、こういうひとたちは、見た目にかかわらず、凄く野心家で男をしのいで歴史に残ったわけで、女性キャラとは言い難い。

 

三国時代なんて、後漢のすぐあとだから、ものすごい大昔だけど、結局中国の人間がらみの美意識って、宋代の竹林で蘊蓄を奏でていた、白い鶴みたいなお爺さんが究極なんだと思う。

 

それが、日本で三国志物が増える中、女性ファンもどんどん増えいつのまにか孔明が美形キャラに進化したのではなかろうか。

 

だって、日本人の女性ファンが‘Red Cliff’見に行ったのは、それはもう金城武の孔明ですよ。

 

知ってる?金城武って、たしかアルマーニに、世界で一番美しい男って言われたのですよ。

そういえば、アメリカで結構売れた中国アクション映画も、彼が主演でした。これは中国製作で、アメリカでのタイトルは’House Of Flying daggers’. 彼は主役の三人のひとりで、やけに中国人ぽくないきれいな男優さんだなと思い、後で彼が金城武だとしったぐらいです。

ともかく、もはや孔明は、彼が演じたRed Cliffのせいで、完全に美形萌えキャラとして確立してしまったのです。

酒見先生あきらめてください。ここだけはもう何があっても揺るぎません。

やはり空中戦の迫力は神レベルの`進撃の巨人’第三期に見惚れました。

今期のアニメは基本、新作というより、人気アニメの新シーズンが充実しています。

それも何故かそろいもそろって第三期。

すでに触れた、オーバーロードでしょう。

それから、Free Dive to the future も第三期。あ、このアニメの話も書かなくては。

そして待望の’進撃の巨人’第三期。

 

先日、中小企業社長である妹とちらっと話をしてましたが、そこでも’進撃の巨人’の話がでました。彼女曰く、’なんで若い子はみんなあんな暗い話が好きなんだ’と。

 

イヤー、逆でしょう。若いから今の世の中の先の見えなさをびりびり感じるわけでしょう。さらに日本の、いや世界中で若い人たちが割を食っているわけですから。

格差がどんどん広がっていく中、今だ声の大きい団塊の爺さん、ばあさんこそまあ逃げ切っている感がありますが、若い世代となると凄まじい閉塞感でしょう。

’東京グール’とならんで、この感覚を一番反映しているのが’進撃の巨人’。だからこそ、海外での人気も高い。その意味で、日本のアニメはこの先もっと伸びると思います。

 

ただ、この前悪口を書いた、Netflixのデビルマン見たいなことはやめてくださいよ。

 

さて、ネタバレなしで行きますが、第三期何が目立つかというと、とにかくもう8月も後半だというのに、

いまだ巨人が出てこない。

 

ですから、いまのところアクションシーンといっても、すべて対人間なのですね。で、まあ別の意味で、どんどんエグいないようになっていきますが。

 

そんななか、久しぶりに見る立体機動装置がらみの戦闘が相変わらずすごい。

やはり、日本を出てしまうとどうしてもアニメから入る人が多いのです。そしてわたしだってそのひとり。

 

Visualから見た、’進撃の巨人’アニメの凄さって一つはもちろん、いろいろな巨人がらみの描写ですが、もうひとつは

アニメの立体機動装置アクションは神レベル。

 

2017年から、東海岸最大のこの手のイベント’Otakon’が、地元BaltimoreからWashington DCに移ってしまい、さらに夏はもはや最低一か月は日本に滞在状態になったのですっかりごぶさたしてますが、’進撃の巨人’アニメが開始されて以来、調査兵団のコスプレはよく見ました。

 

私、Crunch Rollでアニメを見るようになってから、ずいぶんいろいろな戦闘シーン見ましたが、やはり基本、ロボットやら特殊能力(魔法とか、超能力)に頼らないという点も含めて、いまのところ、調査兵団の立体機動装置を使った戦闘シーンが最高です。

 

さらに、今回は対人間ということもあり、

 

スピードが凄まじい。

 

巨人が相手の時は、相手が巨大なので逆にそちらに目を取られ、人間側のスピードを今一見落としてしまうのですが、対人間となるとすべてが見渡せる。

 

これは、漫画では味わえないアニメの凄みだと思います。

 

さて、そんな’絶望’アニメですが、私ちゃんと萌えありです。

第一期のころは、ミカサかっこいい、アルミン可愛いとか言っていたころもありましたが、彼が登場してから、もう彼一筋です。

 

それは、泣く子も黙る

リヴァイ かっけー!

 

登場人物の人気投票でも、二位を大きく引き離してダントツだそうです。

今回は嬉しいことに、リヴァイがやたら登場。彼の過去なんぞも絡んできてファンは嬉しいです。あの目つきの悪さに萌えるのよね。もちろん、同胞腐女子も彼が大好き。

 

こういうこと言うと、絶対男子ファンに嫌がられそうだけど。

 

ともあれ、話題の新OPも含め、’進撃の巨人’の独特な世界観、そしてその背後にある秘密が今シーズン少しずつ暴かれていくようになります。

 

 

 

 

日高ショーコ ’憂鬱な朝’ 第七巻まで刊行、BL漫画の金色塔ですね。もっとBL漫画評書かなくては

お話は、明治時代の華族世界という設定。久世子爵家の若き後継ぎである昭彦と、この家の家令である桂木との関係が、まだ確固とした身分意識、世襲問題などを絡めながら進んでいきます。

 

’憂鬱な朝’の単行本第一巻が刊行されたのが2009年の春。

 

だいたい、後で読んだBLマニアの隠遁女子にしてすでに大小説家である、三浦しおんさんのおすすめBL漫画リストにも乗ってましたから。

 

さて、私が電子漫画サイト、Rentaで’憂鬱な朝’を読み始めたのは、2015年の2月、まだ日本に定期的な帰国を始める前でした。

憂鬱な朝 1

憂鬱な朝 1

憂鬱な朝 1

[著]日高ショーコ

 

あの時、電子化されていたのは4巻まで。そのあと日本の家族の事情が変わり同じ年の3月中旬に帰国、その時に第五巻を、単行本で買い、6,7と刊行されるたびに買ってますが、第八巻もうすぐでしょう。

 

ネタバレにあまりならないように、今日も頑張りましょう。

 

日高さんの絵は、かなり地味です。線そのものはかためで、いわゆる線そのものに色気があるタイプではありません。あと、濡れ場がスゴイというわけでもない。

でも、

構成力が凄まじいのです。

 

一番最初にそれを感じたのが、第四巻後半、市井の民家で’庶民の生活’じみたものを始めた昭彦のもとを、桂木が訪れるところです。

二人はまあ気まずいまま、正座して座っているのですが そこでまず昭彦が手を伸ばして、桂木の手に触れるのです。

 

 

この時点に至るまで桂木は、表向き主人である昭彦の無理に従うような建前で肉体関係葉受け入れていたものの、自分自身に対しても、昭彦に対しても、自分の気持ちをあらわにはしていませんでした。

 

あ、考えてみればここですでに、第四巻ですから、ずいぶん話を引っ張ってきている。

 

そもそも初めて読んだときは、まずは話の面白さ(とにかく、時代背景とかよく書き込まれているので読みごたえがある。)そしてかなり多めの登場人物の関係、さらにそれゆえの絡み合うプロットと、いわゆるBL要素以外で何しろ読み応えのある漫画なのでそういう読み方をしてしまっていたのです。

 

が、このページをきっかけに、桂木の心情が、実は秘められていたからこそかなり熱くなってしまっていた昭彦への気持ちが引き出されていきます。

そして、その過程を表現するのも、桂木の手と昭彦の手の絡み合うシーンを挟みながら進んでいくのです。

 

これ、確かに表現力もすごいのだけど、最終的に構成力の凄さでしょう。

 

あ、もうこれ以上漫画のシーン挟みませんから。

 

買って読みましょう。

 

このシーンに引き込まれ、まず思い出したのが、マーチンスコセージが、Edith Wharton原作の”The Age of innocence’を映画化した作品のある1シーン。

 

お話は、まるでルールのためのルールという感じの事細かな社交プロトコルのもとに展開される英国ビクトリア朝の上流階級が舞台です。(設定として通ずるものがありませでしょう。)

 

メインプロットは三角関係。まあ、押し殺されてすさまじい情念のお話であり、それがビクトリア朝の息苦しいほど過剰に飾り立てられた室内で進行していくのです。

問題のシーンは馬車の中、Daniel Day-LewisとMichelle Pfeifferが最初に思いをたしかめあうのですが、そこで何をするかというと、

男は女の手袋をゆっくりと脱がしていくのですね。

 

キスシーンより、なにより、このシーンのエロティシズムが凄かったのです。

 

それにしても’憂鬱な朝’こそ実写映画化してほしい。やはり日本人のキャストでやってほしい。

 

だって、三島由紀夫の小説とか、万々過去に映画化されたでしょう。それを思えばできないことないと思うけど。ただ、新人を主人公二人にしないと無理だろうは、思いますが。

 

ちなみに、三島由紀夫って、戯曲を除くと、少女漫画の大河ロマン感が強いです。だから読みやすかったので文庫で手に入るものはほぼ読んでいる作家のひとりですね。

 

(もう一人文庫でほぼ全部読んだのが夏目漱石。こちらは小説です。内容ではなく、文章そのものがそこはかとなくエロい作品がいくつもあって、やはり文庫で買える分全部。といいたいところだけど、虞美人草だけは、擬古文がだめでいまだに読み終えていない。あらすじは有名すぎてしっているのでそれが気に食わないせいもあるのかもしれない。)

 

ところで嘆かわしいことに、今の若いBL漫画読者にとって、どうもこの漫画難しすぎるのだそうです。大きなお話というものが読めなくなっているのだろうか。

単行本の第一巻が刊行されて以来もうすぐ10年ですから、ちょっと寂しい。

 

まあ、相変わらず私のUser数はぼちぼちペースでしか伸びてはいませんが、Google Analiticsで、一つだけ異常な数値が出ていたので、開き直ることにしました。

 

私、PCで読んでいる人が、なんとほぼ75%なのです。

 

だって、私の文章って漢字多いし、読みやすさを心掛けているつもりではあっても、たぶんそう簡単に読み流すのは無理だと思うから。

 

でも、この数字を見て、なんか逆にうれしくなりました。私のblogを読んでいる人たちは、本当に読むこが好きな人たちが多いのですね。

で、このブログは腐女子向けが過半数を占めるので、つまり腐女子は一般人民より、しっかり読むのが好きってことよね。

腐女子最高。

 

 

 

7月21日Life engineのZoomイベント「汚超婦人に学ぶ会」報告と予告編

日本から戻ってずいぶんたってしまいましたが、忘れないうちにご報告。

 

私は結構長い間、定点観測のポジションにしているブログがいくつかあります。中には消えてしまったのもありますが、その中の一つがjMatsuzakiさんのblog、jMatsuzaki.

 

Blogから発展して、いろいろなことをやってらっしゃいますが、その一つが2016年から始まったOnline Community であるライフエンジン に私も参加してます。

 

リンクでいろいろ見ていただけばよいのですが、基本’考えるArtisit’Jさんと、’癒しのある自己啓発’ツイッターのF太さんの二人が牽引役になってます。

 

Jさんは、ライフエンジンを始めた後で、なんと思い立ってこの春ドイツに住居をうつしてしまいましたが、そこはNetベースのビジネスモデル、数か月のトランジションののち、今ではすっかり落ち着いて、いろいろな定期配信も軌道に乗りました。

 

さらに、さらにですよ、このくそ忙しい時期に、第三の有料ネットコンテンツをたちあげてしまいました。その名もChanges。(jさんはDavid Bowieを敬愛してらっしゃいまして、このタイトルも彼の曲からですね。)

 

お二人の他にも、佐々木(ことこまか)正悟さんとか、LifeHack系の著名ライターが執筆してます。

 

なんか宣伝みたいになってしまいましたが、別にお金貰ってません。あ、ただライフエンジンは、なんと一年目にして何故か参加費が大幅値下げされました。

 

ライフエンジンは、いわゆるBloggerさんがやっているOnline Community としてはかなり特殊なところです。

この手のものって基本、ブロガーさんのファンクラブかつ収益源になっているケースがいちばんでしょう。

メンバーが少ないころは、FacebookのGroup使ってましたが、途中でSlackに移りました。

 

で、本題。そもそも、この春に日本に戻った時に、F太さんにすすめられて第一回目のOnline Zoom イベント ’汚超腐人に学ぶ会’を開催したわけです。

 

その時は、実は厳密にはすべてOnlineというわけではなく、F太さんがご自分のLaptopをもってきて、さらにKahoさんというもう一人のメンバーと二人で、私の東京の自宅に来てくださいました。

 

この時は、基本4時に初めて、最終的にZoomを切ったのはなんと11時、お二人とも終電ぎりぎりまでいらっしゃいました。

 

第一回目は、Kahoさんと、F太さんが、Zoomからの参加者の質問も含めて直に振ってくださったので、個人的な感じとしては、二人からの質問に私が片っ端から答えていた感じで、正直楽でした。

もちろん、終わった後とか、どっと疲れましたけど。

 

さて、今回も日本に行く前から二回目をやろうと張り切っていたのですが、いざ日本についてみると、ほんの数か月の間にF太さんはさらにお忙しくなっており、とてもじゃないがホストしてくださるような余裕はたとえ、Zoomの実でも無理。

 

かなり迷いました。

 

正直、自分自身でホストということになってしまったので、もし誰も来なかったらどうしようと本当に心配しましたが、全部で7-8人の女子に参加していただき本当に楽しかった。

 

一回目がジェンダー一般の問題とか、女子校のはなしとか、こじれ女子の話とか、あとコンテンツがらみの話も、F太さんがいらっしゃったこともあり、特別腐女子ネタでない話も結構ありました。

 

それと比較して、2回目は、全員女子ということもあり、やはり男性がいない方が話しやすい内容もかなりあったと思います。

 

あと、何人かは私よりもっと本格的腐女子で、そういう方たちと、私自身の見方、考えてきたことをシェアするのってすごく自分自身にとって助かった感がありました。

つまり、私は確かに40年以上前からこの特殊なコンテンツにひかれてきたわけです

が、その反面日本での大きな流れをすべて経験してきたわけではありません。

 

ただ、やはり40年以上漫画を、それも少女漫画そして、BL漫画(いわゆるBL漫画として読み始めたものは、まだ10年にもなりません。ただ、少女漫画の特殊なサブジャンルとしてはものすごく長く、時には細かったとしても)を読んできたもと拗らせ女子としては、やはりそれなりのものが見えるようになってきたと思います。

 

たとえば、BL漫画とはそもそもなんだったのかとか、

BL漫画を評価するとき、何を基準にするのかとか、

 

私なりに、さすが今一まとまりが悪かったものの、話すことができました。

そして、このZoomに参加していただいた方に、私が俯瞰する視点のようなものを認めていただいたのが何よりうれしかった。

 

昭和の少女漫画という、世界でほかに例を見ないコンテンツは、平成も終わりに近づいた今、良質のBL漫画の中に一番受け継がれさらに進化していると、私は思っています。

 

というわけで、ライフエンジンのZoom Event ’汚超腐人に学ぶ会’第三回を、9月の後半か、10月前半の、週末の夜催します。基本夜7時から11時まで。

興味のある方は、ライフエンジンに登録したうえで、ご参加ください。

 

あと、もう一つ、やっと心の準備が出来ましたので、このブログの最初の目玉になる連載をもうすぐスタートします。

タイトルは

’世界を変えた昭和の少女漫画10選’

 

いやゆる漫画作品評とは少しずれます。10選と書きましたが、一応下から順にまあ、10位から1位まで上げます。さらに次点が一つで、全部で11回の連載になります。一応年内に完結させることを目標としますが。果てどうなることやら。

 

もう、4か月ぐらい、ずっと先延ばしにしてきたのですが、やっと踏ん切りつきました。いかにこうやって書くのが好きな私でも、結構思いだろうと竦む部分があるのです。

 

今週末は、家族とMini Vacationなので、まだStartできず、来週末からとなります。

 

結果的には、作家論になるのですが、その作家さんの重要性をシンボライズする作品を必ず一つタイトルであげます。まだ、最終的なサブタイトルは決めていませんが、予告編として11の作品と作家を列挙してみましょう。

 

次点 ′名美’ 石井隆 

第10位 ’あさきゆめみし’ 大和和紀 

第9位 ’ガラスの仮面’ 美内すずえ 

第8位 ’パートナー’ 名香智子

第7位 ’花のあすか組` 高口里純

第6位 ’麻里と慎吾’ 木原敏江

第5位 ′黒のもんもん組’ 猫十字社

第4位 ’はみだし子’ 三原順 

第3位 ’ポーの一族’ 萩尾望都 

第2位 ’天人唐草’ 山岸涼子 

第1位 ’バナナブレッドのプディング’ 大島弓子 

 

では、こうご期待。