今回の都議選の結果の第一印象は、うーんマスコミやネットが騒いでいるより、国民民主が善戦してよかった。
で、なんでこんな結果になったか、後、何かトレンドはあるのか、と見ていくとまず第一に、
投票率は上がり続けている、今回47.59% で、前回より 5%増えているだけでなく、これトレンドですね。つまり、都議選の投票率は上昇傾向にあるってことです。
次が
女性議員の当選が過去最大。東京は全国最高で、37.8% 、全国平均が14.7%とかですからすごい。さらに、東京は女性候補者の割合がちょうど3分の1位なので、当選率がすごく高いのよね。
で、フツーに考えて、こういう投票、当選結果が党ごとの明暗につながっていると、フツーに考えるよね。アメリカの選挙結果の分析を、それこそ40年見ているので、このパターンが分析の基本になるし、結果の理由として挙げられるのだけど、そういう話はいまだに出てこない。
年齢別、性別の投票率の結果はこちらを参照しました。
では、当選者の党別の女性の割合はというと、(こちらを参照)
都Fr 31 12. 38.7%
自民 21. 1. 4%
公明 19. 6. 31.5%
立憲 17. 4. 23.5
共産 14. 13 92.8%
国民民主 9 2. 22.2%
参政 3. 1 33.3%
Net. 1. 1. 100%
無所属 12. 8. 66.7%
0だった党は、れいわ、維新、再生ほか。とにかくこの3つは結構頑張って候補者たててたのに、〇という結果。
ちなみに、投票率は、40代から50%ごえで、ぐんぐん上がり、最終的にだいたい70%前後までいく。で、70歳までは、女性の投票率が常に男性より高く、その上の年代だけは、男性の方が高い。
でこれ見ると、結果は、40代以上の、それも女性の意志が強く反映されているという結論になるよね。
ということは、たぶん
れいわ、維新、再生は、とにかく女性票と、中年以上に弱かった。共産とか、どう見ても党としては終わっているのに、いまだに地域密着方の、人物人気で女性票が動いているでしょう。
内容は選挙でも、結果の数字をもとに、推測できることをまとめるというのは、結構他の事例で経験があるので、このくらいのことは言っても良いと思うのだけど。
東京は、結局全国で一番女性がすみやすいのですよ。で、東京圏としてみると、ほぼ日本の人口の3分の1でしょう。それと、女性の才能を普通に生かせない地方は、どんどん人がいなくなっているし。
ふと思ったのですが、この現象って、ほぼ政治的熟年離婚じゃないですか。