実は今回仕事の所属先を取り替えた際に、一つ変えたことがあります。
事務タスクをきちんとやる。
これです。
もうFinancial Plannerのキャリアを積んで10年を超えてますが、(最初にPre Contractとして始めたのが2006年の夏でした。)自分でも今振り返ると呆れるくらい’事務タスク’というものに注意を払っていませんでした。
とにかく、Clientを探さないことには、収入に全くつながらないので、まるで自転車操業のようにとにかく次から次へと、MarketingのIdeaが紹介され忙しないのです。
更に私の場合、毎日オフィスにくることはなく、とにかくClientのための仕事はきちっとしましたが、それ以外がすべていきあたりばったりでした。
そして、いつまでたっても自転車操業が終わらないのは、私のProspecting (見込み客探しの能力が低すぎるからと決めてました。)
それでも、なんだかんだとこの業界を辞めず(多分縁があったと思います。もうやめようかと思うたびに、何かしらいやまだ続けなくてはという理由が外からやってくるのです。)今に至っているわけです。
どうも、私のやり方には決定的な欠陥があると気がついたのは、Prudentialで働き始めてからでした。
Prudentialは、それまでいたところと違いとにかく会社側がClientになりそうなLeadをどんどん供給してくれるのです。一つには巨大企業であるため、Orphanと言って、サービスするAdviserがいなくなってしまったAccountがもう無数にあります。
そういうLeadを消化していけば一定の確率でClientは少しづつ増えていくのです。
で、私の場合Prudentialに来るまでに、既に散々苦労していましたから、この会社によるLeadの供給は一気にずーっと感じていたストレスを取り除いてくれました。
あと、Orphanはいわゆるコールドコールとは違うので気楽でもありました。
で、Prospectingのストレスが激減して初めて、もう一つの大きな問題に初めて目が行ったのです。
だいたい私は本当に、書類の処理ミスが多すぎた。でも、それはどこか仕方のないこととわりと投げていたのです。が、
書類の処理ミスは原因ではなく、私の本当の問題の結果でした。
アメリカの場合、こういう仕事の場合ほぼ必ずと行ってよいほど、いわゆるCRMソフトを使います。(Client Relationship Managementです。)
PrudentialはSales Forceという大手のソフトをベースに、自社専用のソフトに移行してました。ClientLinkといってましたっけ。
今、Securianに移ってからは、Sales Forceとならんでよく使われる、SmartOfficeというソフトを使います。
実はPrudential も以前はSmart Officeを使っていて、コンプライアンスプロセスをIntegrateするために自社専用のClientLinkを作ったという経緯があります。
だから、Prudentialに長くいる人達は本当にきちっとClientLinkを使ってました。
私は
ほぼ紙のFileのみでした。
で、自分でExcelでなんとなくClient一覧を作ったりして、どもそれではPrudentialのClientLinkとまるで繋がっていない。だから、あまり役に立たない。
気がつくとものすごく後手にまわり、あまりにもBackLogが多すぎて、ほぼ投げていました。
だから、こんどこそ
CRMソフト(Smart Office )きちんと使おうと思ったのです。
まだ、いろいろと勝手がわからず、混乱してはいます。でも、少しづつですが自分が行こうとしている行き先の形が見えてきました。
あと、今現在は紙とDigitalと両方使ってますが、少しづつDigital Only にするべきだなあと見えてきました。
さらに、SmartOfficeとはもう一つ別にOutlookがE mailer兼Calendarとしてあるわけですが、基本TaskもScheduleもすべてSmart Officeに入るようにしたほうがいいという結論に至りました。
実はSmart Office、PortalからのCloud AccessとなるのでOutlookより、見たり書き込んだりするときのAccessが楽なのです。
大体、仕事の場合紙とDigitalのバランスをどうするかだって、結局CRMを使いこなせなかったからこそ答えが出なかったのです。
このCRMがどれだけすごいものなのか、きちっといろいろ使えるようになった時点でまた説明します。