人生100年時代 シン オバアチャンの知恵袋 発端 アラシスで高校生の娘がいる私が、Early Adopterの生活実感を伝えますね。

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時々人気記事は何かなとまあ、見まわします。少し前までは過去一か月の集計をもとにしていたのですが、それを一度Blog開始以来のリストに戻してました。

が、先週末久しぶりにGoogleAnalysisをチェックしたところ、今まで人気記事リストでは見かけなかった記事が一つ目につきました。それがこちら、

アラシス(60歳前後)の私が明言する、人生100年時代の楽しみ方。まず出産年齢を見直しましょう。

え、これ赤丸急上昇、で上がり具合に加速がついたのは、ほんの一か月前なのですよね。というわけで、また人気記事の集計を過去一か月分に戻しました。

なぜ今急に伸びているのかその理由は分かりませんが、もし私のブログの獄舎に40代後半以上の方が増えているのでしたら、これをほおっておく手はないので、まあこんな連載を始めてみようかと思ったわけです。

それと、2週間近くものすごくすべての面でやる気が下がって、この先何を書きたいのかわからなくなってきたということもあります。

確かに、漫画評とかは安定してますが、そうそうレビューを書きたい漫画が簡単に出てくるわけじゃなし。BL漫画に関しては、ちょっといいなと思う作品はそれなりにありますが、果たしてレビューを書けるかというといまいちということもあって。(あ、でも私’囀る鳥は羽ばたかない’の続きも、’だかいち’の続きもきちんと書いてないな。いけない。)

で、昨日私の読書欲低下について分析するうちに、いろいろやりたいことを思いついて、この連載を始めることは、たぶん私自身にとってもプラスになるなあと思ったのですね。

ともあれこれはまあ初回なのでまあひとこと、

今50歳になったあなた、あなたはまだ折り返し地点にたったばかりですよ。

だから勝手に、晩年間漂わせないでください。

まず最初に人生100年時代の感覚がどのくらい、今までの年代感覚と違うか比較してみます。

まあ、さすがに一応身体が大人仕様になる時期だけは一緒ですが、ここから医学の進歩、ITの進歩もあり、どんどん人生70年が人生100年に引き延ばされていくわけです。まあ、これ私のアメリカでの経験に基づいたものだと思ってください。

人生70年時代                  人生100年時代
10代                      10代
20代                      20代、30代
30代 (35歳でハイリスク妊娠認定)      40代、50代
40代                      60代、70代前半
50代                      70代後半、80代
60代 (60代後半、定年)           90代
70代                      100代 (変?)

で、次回から、まずシン20代を皮切りに、自分の実体験をもとに説明していきますね。

ところで、最初にものすごく日本の一般的な言説の中で気になった子をひとつ!!

親が年寄だと子供が可哀そう!!

これ、マジないですよ。

まず最初に、これ基本性差別部分大きいのですよね。大昔から、男は金と能力さえあればいくつになっても、

子供を作ることは当たり前だった

次に、日本の場合どうしようもなく年齢ベースの差別きついですよね。大体日本だけですから、履歴書に年齢を書かされるのは、もう就業は丁稚奉公かと言いたい。(この辺の語彙さすがオバアチャンぽくていいでしょう。)

なんで、親に白髪があると子供が可哀そうなんですか。

要するに、基本日本のオジサンが中心になって、理想のお母さん像みたいな偶像をつくりあげて、そのビジュアルに

オジサンは白髪が嫌い

という、キャバクラ嬢こそ理想像な彼らの好みが反映されていて、それを考えもせずに受け入れているだけでしょう。

私は、日本人の目が怖かったので、白髪染めをやめたのはほんの2年ほど前ですが、私の周りのお母さんは、白人が多いこともあって、赤ん坊を抱っこしていたころから、

かなり白髪が目立ってましたよ。(40代でしたが。)

私はもはや60代なので、例えば映画館に行った時など娘に向かって、

シニア割引あるのよ、ラッキー

とか言ってくれます。あとさすがに転びやすくなったので、一緒にPokemon Goをやりながらなんと3度転び、最初2回はかなりひどくすりむいたり、ひねったりしました。で、3度目は娘がしっかり支えてくれましたっけ。

娘にとって、私が母親であることと、シニアに属する年齢であることは基本矛盾しません。今の、白髪交じりのパーマスタイルは、

You look better.

と褒められました。まあ、日本で買い物するとオバアチャンと間違えられることはありますが、基本気にしませんし。

ちなみに妊娠出産に関しての現状を簡単にまとめると、

健康女性の子宮は大体60代ぐらいまで、健全な胎児を出産まで育て上げることができる。

まあ、健康というのがみそで、日本女性の場合、若いころ準拒食れべるまでダイエットして、低体重を維持していた方たちは、割と老化が早いそうです。

さて、問題の35歳という区切りですが、

これは、卵子と卵管機能の低下の始まりによるものです。

ですが、受精した極微の胎児は、もうすぐ冷凍保存が可能になるようで、そうすると若いうちに自分の卵子を使用して、胎児を保存すればよいということになります。

妊娠、そして出産年齢を伸ばすことが、一体どうして倫理に反するのか、私にはわかりません。クローニングなどと違い、Identityの問題とか一切ありませんし。

大体、オリンピックひとつ例に見ても、いろいろな競技で選手の寿命は延びています。というか医学の進歩で、そもそも私はたちは、

自然に反して平均寿命を延ばしています。

ちなみに、個人的にお勧めな妊娠年齢は、大体40代全般ではないでしょうか。お金さえあれば、子育てをほかの人にやらせることができますが、自分で子育てをしたいのなら、やはり60代になると今のところ基礎体力はかなり落ちます。

では、そもそも、妊娠、出産を先延ばしするメリットとはなんでしょう。

最大の理由は、少子化対策になるからなのですが、次回、人生100年時代のシン 20代について話しますので、そこで触れますね。