昔、かつまーに憧れて、ひどい挫折。それから佐々木正悟さんという、タスク管理のグルを見つけて、さらにタスクシュートという一見タスク管理用のツールの存在を知りました。7-8年前です。
タスクシュートは最初エクセルベースの、かなりマニアックなツールでした。でもあの頃(まあ、いまだに佐々木さんの書くものは好きですが。)は、どうやったら佐々木さんや大橋さんみたいになれるのか、まじで思い詰めていたころなので、アメリカにいましたが、どうにかこうにかしてまずはエクセル版をダウンロードしましたっけ。
それ以降、私はこのエクセル版のタスクシュートとかなり格闘したものです。
これは、何しろ完全オフラインだったし、Googleドキュメントに上げて、一人クラウドしようなんてこともそのころは思いつかなかったので、結局使いこなせず諦めました。
私が遅まきながらスマホとしてiPhoneを使い始めたのが2011年の秋、でiPhone版のタスクシュートアプリである、このTaskumaが発売されたのが、2012年でした。
私の場合、iPadは初代から使ってましたが、(リリースされたその月に買いました。さらに同年のクリスマスに、娘に専用のiPadを別に買い与えました。余談ですが、そのころの娘の発達障害の症状は非常に重く、ほとんどしゃべらなかったので、彼女が私のiPadにものすごく反応したので、Gameやら絵本アプリやらいろいろ落としてはさわらせました。結果的にこの判断は正しく、私だけでなく特にAutism系の発達障碍児のためのコミュニケーションサポートと練習のツールとして、少なくともアメリカでは大きな反響を呼びました。あ、この話はまた改めて書きます。)、もともと携帯が嫌いだったので周りに熱狂的なファンがいたにも関わらず、ずーっとiPhoneなしでした。
正直なところ、あの頃は何に使えばいいのかまるでイメージがわかなかったのです。が、少しずつ日本人によって書かれたLifehack系の記事を読みだして、実はそこで初めてiPhoneを使ってみようと思ったのです。
今ではとても信じられませんが。だってたまーにiPhoneが見つからなかったり、どこかに忘れてきたりすると、本当にパニックというぐらい依存してます。つい最近さらにエスカレートしてApple Watchまで買ったぐらいですし。
ですから、Taskumaにはすぐ飛びつきました。
こんどこそ、タスクシュートをマスターできるはず、だってモバイルですもの。
結果的に、やはりだめでした。字が小さいのでそこも使いにくかったし。(今はその点ほとんど音声入力なのでこれはずっと楽。)
で、またあきらめていたら、今度はjMatsuzakiさんから、タスクシュートクラウドがでました。これはある程度続きました。生活全部をコントロールすることはしませんでしたが、かなりタスク管理としての利用が続きました。
ただ、タスクシュートクラウドでは、ほとんどログを取るということの重要さを忘れてました。
結果的に、Todoistを使うようになり、(これもクラウドとモバイルでSync)だんだん、なんのために二重にタスクをインプットしているのかわからなくなり、とうとうやめてしまいました。
そして今に至り、Taskumaが、Apple Watchでも表示されることをしり、(あともちろん、佐々木さんによるApple Watch使用法を読んだのも大きいのですが。)もう一度
Taskumaに挑戦しよう
となったわけです。
さらに、前回触れたように、今回参考にしたTaskuma入門のYoutubeが結果的によかったのですね。
というのは、本来のタスクシュートや、タスクシュートクラウド以上に、
TaskumaはLogを取るのに向いているので
で、あれこれTaskumaをうまく使いこなす過程をここでたどっていく前に、Taskumaで、私は何をしたいのか、はっきりさせようと思います。
結局は、
タスク管理とLogの関係性の問題なのです。
タスクシュートが、凡百のタスク管理アプリと決定的に違うのは、このツールがいわばタスク管理とログを同時に行う、これに尽きるのです。
だから、使いこなせる人とにとっては、これぐらい使いでのあるツールはありません。
問題は私のような人間、ごちゃごちゃと、やたら大ぶろしきを広げ、ほぼ関係ない仕事を複数もち、さらに発達障害のある高校生の娘がいる。
だからもし一日を、ものすごく効率よくやりきれたらと、
つい夢見てしまう
でも、それって結局、ろくにジョギング30分もできないほぼシニアが、マラソンをすぐ始めようとするような無理があるわけです。
で、何度も現実的な方法を考えようと、ときどき思いついたことをこのぶろぐでも、Lifehackのカテゴリーの書き出すわけですが。
さて、マラソンと、ジョギング30分のたとえでしたら、私にとって一番大事なのは健康であることと、エネルギーレベルの改善と維持これにつきるわけです。で、こちらは今現在かなり現実的な答えをそれなりに実行中です。
たとえば、週二回、ボルダリング、週一回の朝散歩、そしてそれ以外の日はRing Fit Adventureで補う。さらに、睡眠の改善のためにやることをやる。
では、タスク管理と生産性をどうにかしたいと思っている、iPhoneもApple Watchも使いこなせていない私にとって、大事なことって何でしょう。
それは、
1.無駄な時間をへらす。
2.予定通りにタスクをこなし、とにかく先延ばししない。
これに尽きるのです。
2について、もう少し自分がダメになる(つまり生産性が下がる)パターンを深堀するとこうなります。
単純に、タスクの予定を立てるためには、正直Todist以上に、紙版のProductivety Plannerが一番。週ごとに初めからまとまっているし、今の週一のマネとのMeetingのノートもここにきっちり収まる。
では、なぜこれがだめになるかというと、
まず、先延ばしにして
で、予定が狂い
きちんと書き出す意味がなくなってしまう。
さて、この先延ばしにする理由というのは何故かというと、
まだ、時間は十分あり
もっと怠けていたい。
で。その結果どうなるかというと、
いつまでたっても、’緊急ではないけど、重要なタスク’に手がつけられない。
これが、私が自分の生産性低いといつもうんざりしている理由です。
で、この’緊急ではないけど、重要なタスク’をやるために今年から毎週火曜日はよほどのことがない限り、FP仕事のタスクは一切やらないことにしました。
そして、何はともあれ、月曜日と、金曜日にルーチン系の仕事をこなし、水曜日と、木曜日に分析系の仕事をすることに決めました。
だから、Productivity Plannerに書き込む内容も、これを反映することになります。
さらに、どちらにしても自立してもらわないと困るので、娘には月、水、木は自分で電車で帰宅してもらうことにしました。まあ駅から15分ぐらい歩きますが、うちの子は体力だけはみなぎってますので、大丈夫でしょう。
では、私にとってのTaskumaの役割は何なのか。
役割の前に再確認。それは、無駄時間を減らし、予定通りにタスクをこなす。
だったら、答えがでてきます。
無駄な時間とタスクの実働時間のログを取ること
まあ、ほかにも何やったか、あとでツイートしたいことは、さらにログを取りたいですが。
ここで大事なことは、これたぶんいわゆる主婦状態を長々とやったことのない人にはわからないと思いますが、(主婦というのは専業でも、共働きでも、何らかの理由で家事をこなすリーダーシップロールと、実行のほぼ重要部分のになっている人という意味です。)
Taskumaが続かなくなるログもある
これなんです。
毎日嫌だろうが、ちょっと風邪気味だろうが、とにかく朝ご飯を娘に食べさせて最寄りの駅まで送ります。もっと小さいときは、学校まで送っていたのでだいぶ楽になりました。
で、こういうのいちいちログとかとると、かえってうんざりしてさらにログを取ることもそのものが嫌になるのです。少なくとも私はそうです。
まあ、Apple Watchベースになると、確かに一秒すらかからずLogとることは可能だと思いますが、そこまで行くことは今の私にとっては優先順位が低い。だって、とにかく自動モードで毎日こなしてますから。
でも、無駄な時間については、とにかく無駄な時間だということを認識することからしてだいじなことですから、どんなに面倒でもログをとるべきなのです。そして、そうやってログをとることそのものが、実は無駄な時間をへらすことになるし。(この辺は、レコーディングダイエットが食べる量をわざわざ減らさなくても、結果的に無意識の感触を減らしてやせるパターンと一緒です。)
そして、仕事がらみのタスクについても、これからは曜日ごとにある程度やるタスクのタイプを固定してしまうので、まずはProductivity Plannerに書き出し、そのうえでLogを取り、さらにリピート設定するということになります。
仕事の話ツイートされて面白いかどうかわからないけど、まあ朝一でのタスクは一つの塊としていれるので、そこに写真をいれて、朝の分のちょっとしたメモ日記になってくれますし。
というわけで、これから次の二種類のログをTaskumaで最低限取ります。
1.無駄な時間
2.各種タスクの実働