いやー、手帳論というのは少し大げさでしたかしらと思いますし、これ誰にでも当てはまるかどうかわからないのですが、一応箇条書きにします。
1. 状況別に、いくつか分ける
2. 紙の手帳はやはりモレスキンが一番好き
3. タスクと週次レビューは、Productivity Plannerでやる
4. Logと、ルーチントラッキングはTaskuma
5. iphone カレンダーはやっぱり使える
モレスキンはいま日本でも、ばんばん買えますよね。でも、長年試行錯誤した結果の一番の肝はやはり、
デジタルと紙版の併用です。
ただ、どう併用するかはそれぞれ違う。でもルールはある感じで、それがこの5項目ですね。
では、項目ごと行ってみましょう。
1. 状況別に、いくつか分ける
若いころ、フリーのライター兼、構成として(写真の手配から、スタイリング、小道具そして人の手配まで全部やった仕事も多かったので。)働いていたころは、実は日記型のシンプルな手帳、それも日次で日付入りのものも使い、すべてそれで間に合わせてました。
そのあと、初めて実業界で働きだした頃は、銀行からタダでもらう、薄い週次手帳を使ってました。これは書くところあまりなかったのですが、なんせあの頃は勤め人だったので、わざわざ手帳にメモを取る状況がそれほどなかったのです。
それが、今の仕事に入ってから、まず社内でやたら新製品の紹介やら、新しい規制の話、そして社内トレーニングまでいれるととにかくなんだかんだとメモを取ることが多い。
Ipadの初代版は、出てすぐ買ったので(まだ高かったのでリリースした日に見に行ったあと、2回言って、同じ月の終わりに買いましたが。)なんでも、デジタルで入れていた率がすごく高かったのです。
たとえば、私がたぶん一番気にしているブロガー立花岳氏さんも、最初のこの本でいかにデジタルオンリーか説明されてました。
ちなみに、私この本いまだに好きです。ちょっと求道者みたいな感じもありますが、理想的なルーチンとはどんなものかはっきりわかるし、そのうえで自分なりにスケールダウンしたルーチンの落としどころを決めるのがすごく楽になります。
そして、iPhone5から、スマホデビューして、iPadとの併用となり、相変わらずほぼデジタル。このころは、とにかくいろいろなアプリをトライしました。さらに、iPad Proに変えてからは、Apple Pencilも買ったので手書きのノートも増えました。
ただ、このあたりからデジタル疲れしてきました。
正直言って、いちいちiPadだして、Apple Pencilだしてって感じでノートとってもそのあとがうまく続かない。
さらに、Prudential依頼は、クラウドのCMS(クライアントマネジメントシステム)使っているので、iPadから、また移すのってバカっぽい。
そんな時に出会ったのが、このモレスキン。それまでもモレスキンは好きで雑記帳として使ってましたが。これすごく気に入りました。
結果的にこの手帳を2017年から使いだして、iPadでノートをとることがものすごく少なくなりました。
で、このノートを使い始めて、また紙の手帳の魅力にめざめたのですね。
その結果、2019年は、やたらと紙の手帳が増えました。それを一年やって今年決めた紙の手帳のラインアップはこれ、
- モレスキンの週次手帳
- Productivity Planner (タスク管理と週次レビュー)
- モレスキンのProfessional Notebook 大 (クライアントとのMeeting 用)
では、モレスキンの手帳をどう使っているかを次で。
2. 紙の手帳はやはりモレスキンが一番好き
そもそも私にとって、そして多くの愛用者にとって、なんでモレスキンなのかわかりますか。
薄くて強いのです。
今の紙の手帳は割とハードカバーが多いけど、モレスキンの本骨頂は、薄手のソフトカバーでこそ発揮されるものです。
この薄さで、なんの問題もなくぎちぎちに書き込めるのはすごい。だからこそ物を書くプロがこの手帳を選ぶのです。大体ソフトカバーは、表紙にもバカバカ書き込めますし。
ただ、Productivity Plannerという非常に特化したノートを見つけて以来、どう状況別に振り分けるか悩み、さらに日常レベルでのノートをどうするかでも悩み、結果的に今年は、モレスキン以外にも余分なノートを買い込みました。
で、一年使い、モレスキンではないけど、Productivity Plannerはやはりキープすることにきめて、上が2020年の紙の手帳の最終リストです。
まず、週次手帳ですが、モレスキンのバージョンは見開き2ページが、1週間。iPhoneのカレンダーを使っているので、予定をそれほどまめに入れません。
ただ、ここにきわめてPersonalな情報、(たとえば血糖値)旅行や娘の大きな行事などを決まり次第入れておきます。そして、見開き2ページのうち、右側はブランクのノートなので、ここにその週やっているころがらみでちょっとメモを取りたいときに、書いてしまいます。
結局、この手帳は、家のパソコン周りで使うことが一番多く、わざわざVoice memoに頼る必要もないときは、かえって便利なのです。今年は別に主婦ようにデザインされた手帳を使ってましたが、これは逆に机に置いておくことしかできず(部厚すぎる)使わない部分がおおすぎたので、モレスキンに変えました。
こんな感じです。
後、さすがモレスキンという感じで、世界主要国の祝祭日とか、時差、単位の換算率とか何気にそろってます。
次が、Professional Notebookの大のほう。これは基本的にFPのクライアントとのMeetingの時だけに使います。大体このノートが私の仕事の中で一番重要な内容でもありますし、確かにここからクラウドのCMSに再入力するものの、いろいろの話しながらメモを取るのには正直これが一番。ただ、今の大判が終わったら、次はまた小のほうに戻します。
で、この手帳がそれほど気に入っている理由は二つ。ひとつは、このように、ページごとに三分割されていること。これを私の場合、Meetingの前のアジェンダの書き出し、Meeting ノート、次のステップそしてAction Planと使い分けるのです。
ちょっと見難くてごめんなさい。
そしてもう一つは、このノート、目次を足せます。つまりノートページごとに、ページ数がはいり、あとで、そこに何か重要なことを書いたり、私ならクライアントさんの名前を書いたりしたらその情報を、目次に足せます。これがとにかく便利です。
私の手帳は、英語8割、日本語2割の書きなぐり状態ですが、こういう小技のせいで、あとから何かを探すのに、すごく便利です。
3. タスク管理と週次レビューは、Productivity Planner
この手帳に関しては、こちらに依然詳しく書きましたので、読んでみてください。
週次レビュー、Productivity Planners使用開始、風邪と戦いながらSugar Cutほぼ継続中。
この最初の記事を書いてから、この手帳も二冊目。で、大きなアップデートがあったのです。それは、
週末のタスクリストページが足されたこと
これは便利になりました。
私がこの手帳をタスク管理用に気に入っている理由は二つ。
1.タスクの見積もりとリストが現実的に書き出せる
2.週次レビューがやりやすい
この二つです。で、一の内容については、過去記事で事細かく書いてありますので、そちらを見てください。
さて、実は暮れになって、この週次レビューをいつやるかについてあまりにもあほな気づきがあったのです。
私は毎週金曜日にマネ兼コーチ兼同僚と、面談があります。その時に今週のビジネス、懸案の進行具合、そして次の週のプランやらを話すわけです。
で、いままでこれをモレスキンのProfessional Notebook 小でやっていたのですが、突然、
Productivity Plannerにじかに入れればいいじゃん
と、本当にバカの後知恵という感じで気づきました。だからProfessional Notebookを使う回数がすごくへりました。今までは最低週2回使ってたのですが。
その週二回のルーチン(あとは月曜日の週次キックオフ会議)以外で使うのは、商品や、新規サービスの説明がほとんど。これはもうStickyをぺたぺた張ることにしました。
それが一番見つけやすかったりするので。ちなみに、こちらが週次レビューのページです。
やれたこと、やれなかったこと、気づきや改良点。などがレビューページの項目
来週のタスクの予定は、優先度の高い順に分けて書き出せるようになってます。
Productivity Planner – Daily Planner – Non Dated 5 x 8″ – Accomplish Your 2019 Goals
残念ながら、こちらは国内販売しておりません。でもAmazon’s Choiceになっているくらいに人気のある商品です。
特に、Pomodoroメソッドが気に入っている方、そして英語の手帳が好きという方は、取り寄せてみてもいいかもしれません。
Amazonで買うのが一番楽ですが、これを販売したLife Hack系の会社はこちらです。
Intelligent Change
何冊かまとめて買うと、一冊当たりの送料が下がると思います。
4. Logと、ルーチントラッキングはTaskuma
私にとって、Taskumaは、生産性向上つまり、何に一体時間を使っているのか残しておきたい、これです。
Taskumaで細かいタスク管理はあまりしません。だから、仕事時間は、FPの仕事か、Meetingか、Trainingかぐらいの内容しか入れない。
こうすると、Taskumaを、自分が知的生産量を効率よく上げるツールに使えるから。
大体、あまり安きに流れると、たとえば少し硬めの本を読む、気力や好奇心がなえてしまうということを発見して最近愕然としました。やはり老化です。昔はこんなことなかったので甘かったです。
ともあれ、昨日書きましたように、ことLogに関しては、写真入りでとったものメモにある程度の情報量のあるものに関しては、ツイッターすることにしました。
Taskmaの使用法を、自分なりにきわめて行くプロセスはこの後連載となりますのでよろしく。
5. iphone カレンダーはやっぱり使える
モレスキンの手帳にも、少しダブって書きますが、最終的にいろいろな日程すべてを記録していくのは、やはり、iPhoneのカレンダーが一番です。
仕事の、メールとScheduleはMS Outlookですが、これもiPhoneのカレンダーに同期してます。
それ以外に、娘の予定、自分の予定などいろいろ色分けしてますし。
そして、この先すべてではないけど、Taskumaで何をどれだけLogとるか定まったら、Taskumaの項目も、こちらにOutputするつもりです。
いろいろな色が混ざると、それ自体が情報になりますし。
この年末からは、Apple Watchも加わりましたので、さらに使い勝手が上がりました。
と、こんな感じで今年は使い分ける予定です。まあ、クライアントノートは今の一冊がおわったら、小さいほうに戻しますがね。それで十分だし。もう小さいほうを汎用にするのやめたから。
あなたは、来年の手帳もう選びましたか?