今週は娘がいません。日曜日の夜に、Java CodingのTech Campの送り出し、金曜日の夕方までは、いつもと違い一人です。
ともかく、どこへでも行けるし、定時に彼女を迎えに行く必要もないし、張り切って仕事となったのですが、週半ば、どうもイマイチです。
で、仕事を終えて帰宅すると実は日曜日の夜以来、すごく疲れているのか何もする気に慣れなくて、結果的に、
Ipadでコンテンツ消費ばかり。
実は、日曜日の夜に思い立って、久しぶりに日本のアマゾンで、有料そして無料(Kindle Unlimited)あわせて何冊も本をダウンロードしたのです。
まあ、本を読むことそのものに問題があるとは言えませんが、なんというか本だけでなく、例えば昨日はかなりどうでもいい日本のラブコメ実写ドラマを延々と見てたりしました。
で、今こうやって振り返るうちに、わかってしまいました。私、ちっとも
満たされてません。
そして思い出したのです、ちょうどこんな感じになったときのことを。それは春に日本に戻った時の静かな週末。いつもいるお手伝いさんもお休みで私一人。
部屋はキレイに片付いているし、食べようと思えば好きなものを食べに行くことができるし、出かけることもできるのに、すっかり気持ちが萎え落ち込んでしまったのです。
まあ、アメリカの我が家は片付いていないことが多いですし、アメリカで、日本で簡単に食べられるようなものを食べようと思ったら、手間か、時間か、お金が非常にかかります。
私は今まで、アメリカでいろいろと満足できないのはただただ、私の経済力が今非常に落ちているからだと割と決めつけていたのですが、今日はじめて問題がそこではないことに思い至ったのです。
人間て、負荷(ストレス)が多すぎても、少なすぎてもだめなのですね。で、かなり大きな負荷(ストレス)でも、自分が望んで受け入れているものだと、それが原因で潰れることはない。これが私の幸福時間を増やす鍵になるはずです。
さて、私にとっての娘は、実は一番のインスピレーションのもとになってます。
発達障害の問題もあり、もちろん全て彼女の好きなようにできるわけではありませんが、彼女は学校での勉強が基本的には好き。そしてゲーム大好き。歩くのも好きで、最近はボルダリングジムでのExerciseのルーチンにも慣れてきています。そして、先生とレッスンの時間を変えたら、最近はピアノのレッスンもかなり気を入れてやってます。
もちろん、例えば最近では高校の英語の授業など、いろいろとロードブロックはありますが、彼女って
一旦恐れを吐き出して落ち着くと、きっちり集中し直すことが得意です。
’青い鳥’ではないけれど、私の’幸福時間を増やす’ためのお手本は、こんな身近にあったわけです。
というわけで、最初の意図とは異なりますが、順不同で私が娘から観察したことを8つにまとめてみます。
1.溜まった鬱憤、不安、恐れを定期的に吐き出す。
娘の場合、すべてタイミングをコントロールしているわけではなく、たとえばこの5月の英語のクラスでのMeltDownなどは、かなり周りをヤキモキさせました。
この’吐き出す’プロセスが、かなり重いときもあります。彼女の高校は一年が4学期に別れ、さらに、前半と後半の終わりに、Semi-Annualの期末試験週間があります。
最初の期末試験週間を迎える直前、彼女の不安は極限まで高まり、なんと3日続けて家で、何かのはずみで泣き出し、泣き止むまでかなりの時間がかかったのです。3日目に泣いていたとき、Bobが勘違いして私を詰ったので、私がすごくキレました。
まあ、それが逆にきっかけになって彼女は落ち着き試験勉強に集中仕出したのですが。
こういうことは初めてではなく、以前にも何度もあり、こういう風に泣き出すと、本人が泣きつかれるまで泣かせるしかないことがわかってましたので、まあ、無理になだめないで好きにさせたのです。
私自身、いろいろな局面でキレた時のことを考えると、基本、
不安か、鬱憤がたまっていたのです。
そして、こういう不安や、鬱憤を抑圧し続けると、どんどん’幸せ時間’を感じる能力が削がれていくのです。まさか、娘と同じことはできませんし、後娘と違い、私は言語化することによってスッキリすることができます。
つまり、定期的にこれを書き出すことを始めると良いのだと思います。
2.習い事を熱心にやる。
それにしても、先生とレッスンの時間を変えた後の、娘の変貌には驚きました。週4-5回は、私が何も言わなくてもピアノの練習を始め、さらにもう何年もまるで進歩がなかったのに、去年の11月以来、どんどん上達しています。
私はといえば、娘の上達を見て刺激され、始めたものの、まずレッスンの際に妙に自意識過剰で集中できない。で、それですぐ気落ちして、また仕事を理由に練習をサボり始めている。
前の先生のときは、こと指使いに関する限り私が追い越していったのに、今あっという間に追いつかれて、なんでというくらい短い間に難易度を上げて練習してます。
子供が集中すると、雑念ないのですよね。私よけいな自意識強すぎる。
どうせ、娘に習うのですから、娘が練習する時はその後必ずやるところから始めます。後、やはりいつ練習するか考えます。
3.Mindlessなコンテンツ消費をやめる
つくづく気がついたのですが、今どんどん
Inputの質が落ちています。
以前に比べて、硬めの本を楽しんで読むことをしていない。
基本、目の前の現実から逃れるためだけの、コンテンツ消費が増えすぎています。だから、Inputしても、大したOutputに結びつかない。
確かにOutputのためだけに、Inputしているわけではありませんが、Inputが刺激にならないのはちょっと情けないです。
正直、ブログを書くとき以外であまり積極的に頭を使っていない。だから、最近ブログを書くのに時間もかかりすぎます。
まあ、夏は娘の課題読書を、私も読まなくてはならないので、それがきっかけになりますように。
4.疲れたら家事をする。
これは真理です。
ワーママにとって、家事を溜めずに、頭がつかれた時にまめにやるくせつけてしまうのが結局一番大事です。
家事をいいところは、始めるのに結構うんざりしている割には、終わった時の満足感が高い。
しかも、例えば掃除なら、次に掃除が必要なときまで’気持ちのよさ’が続く。
料理をすれば、もっと美味しいものが食べられる。
掃除はとにかく、時間を決めてやることが楽です。洗濯は、週末まとめてではなく、一回分が溜まるたびにやる。そしてよる料理をするためには、その日の朝までによる作るものを決めておく。
5.歩く
これは、私にとっても、娘にとっても大事なこと。
ただ、たとえ真夏の暑いときでも、私達にとって日本にいるときのほうが歩きやすいし、歩いていて楽しい。
歩いていけるところ、地下鉄や電車で行けるところにすべてがある東京。
実は、お金がなくなってきて落ち込んでいた時にも、近くの長めの散歩、短めのハイキングができる場所を訪れて、娘と週末のひとときを過ごすようになりましたっけ。
私と娘が、アメリカでモールに時々行く理由も、屋内でなんだかんだと動き回れるから。
車の移動だけだと、どんどん閉塞感が増してきてしまいます。
人に合うためでなくとも、部屋からでて歩いてスーパーにいくだけでも、東京は歩けて楽しい。
だから、土曜日の朝のPokemon Go散歩は、あいかわらず一週間のハイライト。
6.早寝する。
佐々木さんの9時就寝、4時起きはちょっと無理ですが、やはり5時に起きられるようになりたい。
そのためにはとにかく夜更かしをやめること。
コンテンツをやめられず夜更かしすると、よく丸一日疲れを抱えて生活することになります。
娘は、宿題が終わるとベッドに言ってしまい、その後まあ結構スマホなどをいじってはいますが、必ず10時前後には寝入ってしまいます。
子供って、交感神経と副交感神経の変換スイッチがよく働くのでこんな芸当ができますが、私はIpadをBedに持ち込むと目が冴えることのほうが多い。たとえKindleアプリで本を読むことでも、目にきつい。
Kindleが壊れる前は、これで本を読んでいたのでわりと寝落ちしやすかったのです。
ただ、紙も本ももっと読みたいですね。新しいKindleは買うつもりですが。
7.’幸せ時間’が生まれやすい環境を維持する。
ゆったりした時間をすごく方法は、いくらでも探せます。
アロマをたいたり(せっかく去年Diffuserを買ったのにまだ一度も使ってない。)
お風呂だって、シャワーだってもっとゆっくり楽しめます。
でも、音楽一つゆっくり聞いていない最近。
で、本音をいうと、こういうことができていない最大の理由は、
部屋が汚いから。
やはり、私の幸せ時間に貢献できるエリアは、キレイにしてリセットしないとなにもはじまらないですね。
子供は散らかっていても平然と、幸福になれますがこれだけは、私に無理です。
日本にいると、自分で掃除をしないで済むので、逆に外出することが、Upperですが、アメリカの場合、歩いて行けるところがすごく限られているので、部屋をキレイにすることが多分すごく重要なのです。
考えてみれば、アメリカの家は一般に日本の家よりずっと大きいこともあり、それこそParty でもなんでも自宅でしますしね。
そういえば、Partyの前は、いやでも掃除をするし。
家事の中で、特に掃除は大事。ただ掃除以外にも、簡単な整理整頓作業を毎日やることでずいぶん違うと思う。
私のオフィスのしごと机は一部の引き出しを除いて片付いてますし。
8.おしゃれする。
私は横森美奈子さんという、本業はファッションデザイナーのおしゃれに関する本が大好きです。
彼女は、一生独身ですが、ご両親の介護をしたり、離婚した弟と姪っ子の一緒に住んだりと、逆に年がいってから、あれこれと家族関係のしがらみと格闘するはめになっているのですが。
ここが、彼女のすごいところで、こういう面倒くさい状況を、実に’おしゃれ’のちからで乗り切っているのです。
私より年上ですから、もう70代ですよね。
こちらが割と最近の本。
個人的に、いまは髪を染めるのを止めた上でパーマをかけ始めたりとか、この髪の変化に従って、メークのポイントが目から口元に移ったなどの違いがありますが、それよりなにより、おしゃれを忘れないことは私に取ってすごく大事です。
例えば若いころの、結構かけがえのない幸せ時間は、