昨日は、Genshikenのサブオーガナイザーの一人、Johnのお家でHalloween がテーマのGenshiken Party.Johnは私と並んで、料理が好きなので彼のPartyもPotluckです。
が、もちろん昨日のブログに書いたようにPittsburghの銃撃事件ですっかり私は落ち込んでしまいましたから。
あと、Partyに行く直前の最新情報では、ユダヤ教会にいた11人が死亡。犯人を入れて5人が負傷だそうです。
なくなった方は皆かなりの高齢ですから、ナチのホロコースト(ユダヤ人の強制収容所を中心とした組織的大量虐殺。)の経験者がもし中にいたりしたらなんどもやりきれません。
最もそれでなくても、ナチス・ドイツで命を落とした親戚をきっとよく見知っていたと思います。
トランプとそのサポーターたちの発言は、多分彼ら自体あまりはっきりと意識していなかったうちに、しっかりナチスの反ユダヤ主義の定石をなぞっていましたから。
なにせ、民主党サポートの3人のユダヤ系の大口ドナーである富豪が、陰謀をたくらんでいるというのが、彼らのデマの中心ですから。
これもろナチ式の反ユダヤ主義です。
ともあれ、今回はオバマが大統領だったときに起きた黒人教会銃撃事件よりも更に迅速に、Hate Crimeの捜査が立ちました。
犯人のSNSやネオナチウエブサイトへの投稿もリリースされてます。
もう、完全に無責任に流されたデマを信じ切っています。
メリーランド州は、民主党の地盤です。それでも場所によってはまあ南部の労働者ポイ層が一定量いて、そういうところでは、南北戦争時の南軍の旗を見かけることがあります。
私はあの旗を見るのだけは怖い。KKKは覆面を被りますから、もはや公共の場所にはなかなかでてきません。そのかわりあの旗が、ああいう怖い人達のシンボルになってます。
人種差別
反移民主義
反ユダヤ主義
これらが、トランプ政権のもと勢いをまし、一種の正当性の・ようなものをまといつつあるのです。だから怖いのです。
ともかく滅入ってしまって、Potluckに行くのもどうしようかと思いましたが、まあ気分転換になるかもと思い、買い物に出かける時間がなくなってしまったので、自分でホワイトソースを作って日本式のエビマカロニグラタンを作って持っていきました。
私がついた時は、みんなでブリーチの実写映画を見ていました。
私は、今季のアニメの話を初めて、だんだん気分が明るくなってきた。
Johnは最近’転スラ’を見始めたそうです。あと’火ノ丸相撲’ の面白さについて説明したりしました。
その後、ちょこっとJohnに、落ち込んでいた話をしました。Johnはかなり太めではありますが、割と愛嬌たっぷりのキャラで、最近かなり美人さんの彼女ができてハッピーです。
ちなみに、この彼女さんはゴスロリルックがとても似合ってました。
’ブリーチ’のあと、休憩がわりにしばらく’Nightmare before Christmas’が流れます。
その後が今夜のメインイベント’Castilevania’
これはNetflix オリジナルのアメリカ製のアニメです。
お話は、まあ一口でいうとドラキュラもののアレンジといった感じ。もともとはKonamiのゲーム、’悪魔城ドラキュラ’が原作に当たります。
始まりや前シーズンの振り返りとかかなりいい感じで始まったのですが、日本製のアニメにくらべてやはり決定的にまだ弱い点がいくつかあります。
遠景とか、映画の特影的なシーンはとてもいいのです。
キャラデザインは、今までの典型的なアメリカアニメの魅力の無さからするとだいぶ良くなっている。
ただ、イケメンキャラが時々イケメンキャラじゃなくなるのは、いただけなかった。
さらに、やはり女性の表情がきつすぎたり、表情に乏しすぎる。
そして、一番まだまだだと思ったのが、アクションシーンです。
アニメ特有の迫力の出し方が欠けていて、ものすごく平板に見えてしまうのです。
結局まだまだ、特殊撮影の多い、映画を取る感覚から抜け出ていないのだと思います。
映画の場合は、俳優がいますから、彼らが存在感や迫力というものをになっているわけです。
でも、アニメはつくられたきゃらですから、全く別次元で存在感や迫力を出さなくてはいけない。
これがあるからこそ、私みたいな腐女子が、火ノ丸相撲に萌えたりできるのです。
萌えといえば、なんでソードアートオンラインの人気が根強いか、今更のように新シーズンを見ながら思い知ってますね。
剣の戦闘シーンの迫力と、それ以外の男の子にしてはむしろ甘々な優しさのギャップがもう最強なのですね。
というわけで、内心ブツブツ言いながらも、シーズン2最後まで皆と一緒に見ました。このアメリカ製アニメ、日本製のアニメを知らないアメリカ人には結構評判いいみたいです。
つまり、Netflixはこういうものを作って商売したいということですね。でも私はパス。あ、ストーリーはなにせ原作が日本製のゲームなので、いかにも日本人が考えそうなこういうジャンル物で、面白かったです。
すっかり明るくなって帰宅しましたよ。