さて、時間を少し戻し、一番最初のGenchikenのPartyが楽しかった私は、しっかり同じようなことをやりたいと思ってしまいました。
その場で、ホストだったJohnに聞いたところ、GenshikenのMeet Upページで、自分がホストしたいイベントを呼びかけてよいとのこと。
そこで、自分なりに少し考えました。Genshikenの若いオタクたちに来てもらうにはどうすべきか。
’食べ物でつる’これです。
第一回は11月の前半の土曜日を選び、食べ物のテーマは実に’鍋物’。なんだかんだと20人以上きました。
日本式に、座ってお鍋を突っつくというのは無理なので、寄せ鍋だけはテーブル用のガスコンロで、その場で料理しましたが、それ以外におでんと水炊きを前もって作り、そっちは低温鍋にいれてセットしました。(Crock Pot といいます。)
もちろん、アメリカですのでわたしひとりだけがつくるのではなく、Potluck,つまり皆何かしら持ち寄るというルールのPartyです。
ですから、サラダとか、お菓子とか、おつまみぽいものとか、あとビールとかお酒を持ってきてくれる人たちも多くすごいもりあがりでした。
ご飯はややこしくなるので、前もってうどんをゆでておき、適当にたしてもらってましたが、みなうどん全部食べちゃったのにはおどろきました。
さて、これは初めてのホストだったのと、後2014年の新作アニメでマラソンをやってみたいほどのものがなかったので、いろいろかんがえてまあ、Halloweenが終わったばかりだし、日本のホラーアニメとかどうかなと思って、
まあ怪談ものですから、かなりえげつない話ですが、プロダクションデザインが超豪華絢爛なので、おすすめです。あと、お祓いし役の薬師のかた、美形で萌えました。
さて、実はアニメのチョイス、私としてはそのあとに紹介する日本映画の前座のつもりでした。
というのは、メインイベントに用意したのが、三池 崇史 のなかでもバイオレンス描写のえぐさが際立つ2作。
まずは’オーディション’。私この村上龍の原作ずいぶん前に読んでいて、Otakonで映画化をみつけたときはもう小躍りして買いました。
そのあと、細かい説明何もせずに、うちの奴と一緒に見て、彼に悲鳴をあげさせたしろものですね。
案の定、初めて見た男性はみなぎゃーぎゃーいっておもしろかったです。
この映画が終わるともう9時近く、始まりが5時だったのでもうかなりの長丁場でした。
で、最後が’殺しや一’
はっきり説明しました。’オーディション’だいじょうぶだったひとも、’殺し屋一’はきついかもしれない。正直私自身あまりもう見たくない。でも、それでもこの映画をだめな映画だと切り捨てることは出来ない。
だって主役浅野忠信ですよ。
なぜかこの人こんな超ど級の暴力病気人間やっているのに、それでもかっこよくみえてしまう。ああ、こわいよー
日本で公開されたときは、暴力描写のが理由で初めて成人指定となったそうです。
はっきりいって、二度と見たくないですよ。でもおかしなことに、たぶん三池作品のなかでたぶん一番タイトな作品なのです。
簡単に言ってしまうと原作のえげつなさが、三池さんのえげつない資質を上回っている。だからこう呼ぶんだと感じる描写がない。
だから、ハリウッドの映画並みのタイトさがあるのよね。だから、タランティーノこのえいがだいすきだし。
こんな風に言い切る自分に違和感感じるぐらい、とくに女性に対する暴力シーンは正視できません。それでも対男性の暴力シーンのえげつなさと想像を絶するバリエーションにくらべたら、
でも比べてもしょうがない気がする。
ともかく、最後までこの映画を見たのは二人だけ、一人はGenshiken初めての男性、もうひとりはレイチェルさんですよ。
もうレイチェルさんほんとうにオタク女子の鑑です。
よく訳の分からないおわりかたでしたが、ほんとうに自分がホストしたPartyのなかでも、Top3に入るPartyでした。