’進撃の巨人’ アニメ Final Season Part 2 主題歌 ’Rumbling’が、Billboard Hardrock Chart 一位!!、これで日本のコンテンツ強みがやっと腑に落ちました。

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今はアメリカにいて、ものすごーく評判のいい、呪術廻戦 0巻 劇場版が見られないので、なんか呪術廻戦からは離れてますが。リリース前は、私からすると予告編の出来とか今一で心配だったのですが、すごい人気でまた呪術のファンが増えそうでうれしいのですが、この非常に分かりやすい、ただネタバレ満載のレビュー動画見て、何で成功したかよくわかりました。

今回はOPもEdも、King Gnuさんで、King Gnuさんは、私の場合、王様ランキングの主題歌で知りましたがね。それはちょっと置いといて、それでもこのところ、まあその分、

’進撃の巨人’ Final Seasonがもう神過ぎる

で、呪術の時もそうだったけど、Final Seasonの厳密に第二部の

OPもEDも、神です

進撃の巨人は、結構ある程度の教育以上を受けている層にとって、基本ほぼ世界コンテンツなので、動画の伸びが早い。こちらが、OP

すでに3000万越えですから、すごいです。まだ一か月たってませんからね。これ、SIMという、日本のメタルバンドが歌っているそうです。Openingの映像とのマッチ度がすごい。やはり、Mappaさんて、こと音楽と映像を合わせる点においては、一つ抜けている感じがします。

もう、英語圏の、カバーとか出てるし、

とか思って、英語のコメント読んでいたら、なんと、

Billboard Hardrock Chart 、初登場3位、二週目で1位

さすがにびっくりしました。だって腐ってもBillboardのジャンルチャートだし、これアニソンだから、基本音楽用のMarketingとかしていないわけだし。

なんか、海外のYoutube見ていると、従来のアニメファン以外に、日本のコンテンツをHard RockやMetal を通して見出したおっさんたちが、増えている感じなのです。

ちなみに、私個人としてはやはりよりエモいEndingにとにかくはまってます。

もう、見るたびに泣きそうになって困ります。

私、この曲と、このEndingの動画を見ていると、何故か、Ravelのパバーヌという曲を思い出すのですよね。あの、壁の内部が、すでに草生した廃墟になっているところを見るともう、こうああ、なんて遠くまで来てしまったのだろうと思ってしまいます。

ともかく、日本のトップアニソンのクオリティというのはもはや神であるだけでなく、

これ、日本独自の音楽コンテンツですよ

明らかに、アニソンをつくっているArtistたちは、アニメ作品に対するものすごい敬虔なまでのリスペクトがあるだけでなく、

アニメのVisualによって、音楽的創造性を喚起されてます

日本語という言語が、いろいろな外国語を外来語として取り入れてどんどんその一部として、組み入れてしまうところにも共通するものがありますし。

アニソンは、動画というMile Stoneをあらかじめ与えられているので、音楽ジャンルにこだわることなく、自由にアイデアを広げられる感じ。

日本のアニソンのなかで、やはりいまだに新しいファンを増やしているのが、こちら、

アニメそのものは、一部はそれなりに良かったのですが、続編がかなりがっかりものでしたが、この第一部のOpeningはもう、ほとんど伝説ですね。

もちろん、最近はなんといっても、これを忘れてはいけない。

この二つは億View越えですから。

そういえば、年末の紅白で一般の大人にBreakした、まふまふさんですが、私が彼をしったのは、After the rainというUnitをそらるさんと組んで歌っていたこのアニソンです。

アニメは、キャラ今一だし、話もかなり無理があったのですが、設定やメカがすごく綺麗だったんで、ほぼEndingを楽しみにみていたという。

日本人て、嬉々としてマスクし続けるようなところがあって、で、同じアジア人に比べても、本当にリアルで表情をあれこれ強く表現することが、国民レベルで苦手です。

だからこそ、ぎゃくに

アニメや漫画のような表現がここまで洗練されてしまった

結局、私みたいな日本人からすると、韓国コンテンツは全く異質。中国コンテンツに至っては、お金を死ぬほどかけられることを除くと、物珍しさが無くなれば萎えるでしょう。

ちなみに、

K-popとは、アメリカ文化に対する事大主義だし

韓国映画やドラマのおもしろさは、

恨(ハン)の凄味でしょう

それに対して、日本語で何か私がひとつ、日本のコンテンツのテーマとして選ぶとしたら、

懸想 (けそう)です。

「懸」はつなぐ、離れないようにするという意味。「想」は心に浮かべるという意味。で、この2つが組み合わされることで意中の相手を心に思い続けるという意味を持つようになったそうです。

歌舞伎とか、江戸文学あたりで、恋慕することに主になりましたがね。私が知ったのもその文脈ですし。

ただ、恋愛なんて言葉は、基本愛ということばが、いわば外来語ですから選ばなかったわけで。

私が、実はこの懸想という言葉で最初に思い浮かべるのが、

八百屋お七だったりします

火事がきっかけで恋に落ちて、一目会いたさにもう一度火事騒ぎの警鐘をならして、火刑に処されて死んでいったとされる、生娘の非恋の主人公ですがね。

浄瑠璃や、日本舞踊の題材としては結構定番だったりするので、子供のころ日本舞踊を習っていた私にとってなじみが深い。

まあ、このブログのタイトルの紅蓮のイメージも、ここらあたりからきています。

本末転倒になるほど、一つのことを好きになりすぎて思い詰めるかんじというのは、西洋的な恋愛とは実は異質ではないかと思っています。

ともあれ、アニソンにとても多い、サビの高音の盛り上がる感じは、この懸想という概念にピッタリ来ます。

ちなみに、呪術廻戦 劇場版は、お話の中心が、実にこの

懸想というコンセプトでしょう

大体、劇場版アニメが大ヒットするためには、男性だけでなく、女性観客をつかまなくてはなりませんから。

こと、海外向けのMarketingしていない状態で、少しずつアニメと連動した音楽コンテンツが浸透していくと思います。

さて、ここに来て、BE Firstの新曲です、

これはすごい。

だって、これつまり、

Be Firstは、アニソン歌えるBoys Bandだってことです

View の伸びがまた早い。118も早かったけどもっとすごい。あ、それとBe FirstのChannel 登録いつの間に伸びてました。すでにINIをぬいて、JO1を抜くの時間の問題だと思います。

ともあれ、呪術の劇場版が国外リリースされたら、今度はKING GnuがさらにBreak しそう。

ところで、日本の漫画という表現方法は、今や世界基準になりつつあることを知ってますか。アメリカに来て38年目にはいりましたが、本当に地味に日本初のものがいつのまにか、定着しています。たとえば、いろいろなレベルの日本食そして食材。あと、もう一つとても目につくのが、どんどんアメコミを凌駕していく漫画。

そして、スマホしか持てない層へは、確かにたてコミである、Webtoonが浸透しますが、見開きの迫力を使える本来の両開きの漫画を駆逐することはありません。

まあ、今年はいろいろと何かが大きく動きそうな予感がします。