さすがモニフラ、‘みんなの生理‘谷口歩実代表が冴える、朝一テレビ生放送で`生理の貧困`を取り上げる快挙!!

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いやー、これ絶対他の男司会のモーニングショーだったらあり得ないと思います。

今朝のモニフラのZ世代コメテーターは、‘みんなの生理‘代表の谷口歩実さん。

みんなの生理、ウエブサイトはこちら

もともと、ここは「生理用品を軽減税率に!」という署名活動から生まれた団体だそうです。そして、ここの活動を通じて、日本で静かにでも嫌な感じで進行する貧困化の、非常に女性的な問題を指摘してきています。

でも、最初さすがにちょっとびっくりしました。堀潤さんがいつものようにニコニコと今日のZ世代コメンテーターをしょうかいするにあたって、

‘みんなの生理‘代表の谷口歩実さんです

と、朝一生放送で、女性の月経の問題が取り上げられるとはさすがの私も、想像しませんでした。

でも、よく考えて見ると、この女性の当たり前の生理現象である、毎月の生理(月経)に対するこの国の世間一般の態度を振り返ると、

さすがに、性差別指数121位ですよね

まあ、この番組ははなっからZ世代を中心に構成されているので、Twitterの反応はいたってまともで、すごく安心はしましたが。その辺は若い世代のほうがまっとうですから。

それにしても約20%、5人に一人が、生理用品を買うお金に困っているという数字は怖い。

谷口さんの参加だけでなく、今日のモニフラの特集も、

生理の貧困化についてでした

こういう時、モニフラのある意味で非常にずるい、常設コメンテーターの選択が光りますよね。普通の番組ではお天気のお姉さんはコメンテーターとしては参加しないのに、モニフラはこのひともいろいろ言う。(お天気のお姉さんは二人いて、私は今日の人のほうと割と意見があいます。堀さんのパートナーは、私より保守的な感じ)

ともかく、この構成だと、コメンテーターが女性の日は、

堀さんが白一点です

で、堀さんて、こういう状況で日本の男性には珍しく、普通にフラットなんですよね。さすがに関心しました。

そして、特集の最後に、先進諸国の基本政策を紹介していましたが、基本、

高校卒業までは国がただで支給

アメリカでさえ、質は例えば私が娘のために選ぶものに比べるとすごく質が落ちますが、高校のトイレには、無料のものが置いてあります。まあ、大体緊急の場合しか使わないけど。

そういえば、生理用品に消費税がかかるのって、考えて見ると

ひどすぎますよね

あと、いまだにあらかじめ包んであったり、黒い袋に入れてくれるとか、

逆に怖いです。

アメリカだと、基本スーパーで不通にかうので、むき出しで堂々と買いますね。あと、コンドームも潤滑剤も、性的なものというより、単に生殖器も器官の一つという態度なので、すべて普通に堂々と売られ、買われていきますよね。

あと、谷口さんというかたは、非常にわかりやすい話し方をします。それだけでなく、私こういう話し方をするタイプ割と知っています。で、ここ結構意味があるのです。

彼女は国際基督教大学を卒業したばかりだそうですが、調べてみるとやはり、

高校は女子高でした

私も、中高、つまり思春期を女子高で過ごしたので、

日本の共学校による洗脳を受けていない

彼女のしゃべり方って、女子高にいる頭のいい子のしゃべり方って感じなので、こう思ったわけで、さらにここで指摘しているわけです。

ちなみに、先進国の生理対策最前線では、単に生理ナプキンだけでなく、大人は基本タンポンを使うのですが、少し前から、さらにすすんで

生理用カップが普及し始めています

カップの場合、何より再利用できるので、とてもエコなわけです。

でも、日本の場合、生理を話題にすること自体が避けられるぐらいなのですから、タンポンの話なんかしたら、

スベタ(古い言葉です。)扱いでしょう

タンポンて、漏れにくいのと、後生理の期間がナプキン使用より短いのです。

今でも覚えていますが、初めてタンポンを使おうとしたら、

母が、処女でなくなるといって騒ぎました

まあ、ずいぶん昔の話ですが、でも、邪魔おじだったら、いまだに、

処女膜が膜だと信じているでしょうね

あ、

処女膜はひだです。だって経血が出てくるんですから

色々な意味で、考え込んだ朝でした。