はい、昨日の東洋経済オンラインの記事です。

 

どうやら、東洋経済の記者さんが、まあ進むデジタル化の波に遅れまいと、始めたプログラミング学習らしいのです。

 

素人がプログラミングに挑んでみて見えた境地、最初に挫折しやすい壁を越えるコツはどこに

 

で、まあ、思ったよりずっと難しいと愚痴っているような記事で、さらに基本にこの記事もっとBetterな、コーチングはないのかとまあ延々と書いてるわけです。

 

あのさー、プログラミングの授業一回でも取った人なら知ってますけど

デバッグはコーチングなんかで絶対どうにかならない。

 

でもって、結局この記事を書いている記者がこぼしているのって、単にデバッグがきついっていっているだけなんですよね。

 

それと、この記事がすごく変なのは、一体どの言語を習っているのか全く記述されていない

 

 

うちの娘の高校はSTEMなので、(Sicience Technology Engineering & Mathematics の略です。)Computer ScienceをFocus Programの一つとして取れます

 

で、高校1年生(日本の中三にあたり、こちらではふつう9th Graderといいます。)のCSのくらすでは、最初HTMLをやり、後半に入ってからJava Scriptやってました。

 

そして、今年彼女は、CSのAPクラスに進級し、まずはJava Scriptから始め、そこから今Javaに移っています。

 

来年は、Pythonやるみたいです。

 

あと、これ以外にもGame Development用のUnityというLangageをまなぶためにC#も今年の夏におさらいする予定です。

 

ですから、横で宿題のProjectをやっているのよく見てます。

 

で、もちろん時々Debugで引っかかって、うんうん言いますよ。でもそれって、最初は確かにつらいけど、まあプログラミングの日常として受け入れていくのが

 

当たり前なのです。

 

かくいう私は、いま世の中で使われているようなプログラミング言語にはほとんど縁がありませんが、それでもいろいろな状況でなんだかんだと機会あるごとに様々な(今となっては古いProgramming Language)を学んできました。

 

Profileにも書きましたように、高3で、ノーマルなコースからDrop Outしてしまったのですが、実は未練がましく,そのころ蒲田にあった富士通の電算機学校に夜間それでも2年間通いました。

 

でも、結局仕事として就職はできなかったし、しなかった。(ほかにもいろいろな興味があり、さらにまだ精神的不安定でした。あの頃の昼間は、父が探してくれたメーカーさんでの高卒OLやってましたっけ。)

 

そこでやったのは、CobolとFortranとAssembly Languageでしたっけ。まあ、その5年後に父の会社で一番最初のシステムを入れたときに、社内担当をやらしてもらいその時の役にはたちましたが。

 

そのあとずーっと縁がなかったものの、結局アメリカに来て最初は数学科に進むかどうか決めていなかったので、結果Programmingのクラスは3つとりました。

 

Intro, Intermediate,そしてData Structure。

 

そのころの言語は、Pascal. Introductionのクラスで、まず最初に

 

Go to は使うな

 

と言われたのをよく覚えてます。この時代で初めて、スパゲッティコードを、Programの構造からしっかり排除するパラダイムが完成してるのですね。

 

あの時、たぶん一番ぴんと来なかったのが、Recursive構造で、もっともその後数学をやって、なんだ漸化式まんまみたいなものだからどうってことないじゃんと納得しましたが。

 

結果的に数学始めてしまったので、そのあとまた縁がなくなりましたが、PHDをとり、2年Post Docやったらもうアカデミアの仕事がなくなり、そこで大手コンサルに勤め始めたのですが、仕事の内容は、

レガシーシステムのメンテとDebugでした。

 

Cobol知ってますなんて言ったばっかりに、ほかはすべてインド人のTech Supportグループで1年半働きましたが、退屈でした。今だったらやめなかったかも。なんでBenefitは最高でしたから。

 

ともあれ、インド人のシニアエンジニアたちがさじを投げたBugを私がFixしたりしたので、ここの職場では、たぶん一番周りに好かれてましたね。

 

数学でさんざん苦しんだ後だったので、スパゲッティコードを整理して、どこのループがおかしくなっているのか分析することは、時間はかかったけど難しくはありませんでした。

 

そして一番最後にかかわったのが、このコンサルの後しばらく務めた、Big DataのStart up.ここで私が使ったのは、SQLと、SAS。SQLはDatabaseを使うためのLanguage.(まあ、Programmingというより、Command いくつかいておしまいですが。)そしてSASは統計ソフトです。

 

なんで、これを取り上げたかというと、Languageを習得するといっても、本当にいろいろだから。

 

まあ、日常的には、MSオフィスのMacro使いこなしたり、アプリのIFTTT使いこなしたりするほうが自分でまず絶対的に使わないし、使わないProgramming Languageのお稽古するよりいいと思いますがね。

 

 

私の場合、今また新しい言語を学ぶのは中級ぐらいまでなら別にどうってことないと思います。ただ、Programmingは少なくとも今のところやりたくない

 

だって、Debugしたくないから。

 

まあ、Programmingっていっても、所詮言語です。

 

言語である限り、独特の文法があり、語彙がある。

 

そしてそれをすべてまず覚えこまなくてはならない。

 

つまり、多くのオジサンや意識高い系お姉さん型がかつて挫折した英語学習のように、

 

かなりの量の暗記と、新しい言語を受け入れるニューロンをくみ上げないと無理

 

つまり、量の問題です。英語だって、言語だからもうやっぱり量の問題なのよね。

 

で、だからこそ最少は英語でも、Programmingでも辛く感じる。

 

そこで必要なのは、いいコーチではなく、

 

仲間と動機でしょう。

 

うちの娘の場合、Programming的なものに興味をもったのはGameです。

 

5年前から、Summer CampuでProgrammingを取ってますが、一番最初のコースは、

 

MinecraftのModでしたから

 

ですからもう、何かしらの形でGame Development関係の仕事に就くのが彼女の目標ですので、そこにぶれはないです。

 

この記事を書いたオジサンは、一体何がしたいんでしょう。

 

もし、これからのデジタル化に乗り遅れたくないということでしたら、Programmingを無理してかじっても何の足しにもならないです。

 

それこそ、こんな連載でも読んで勉強したほうがましです。

 

中小企業のためのIT活用のススメ(1)

 

そして、いまだ英語をどうにかしたいなあと思ってましたら、ぜひ私のこちらの連載読んでみてください。もしかして動機が見つかるかもしれませんよ。

 

Netで使える英語力

 

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