日本では、まだAldiオープンしてませんよね。
以前に一度Aldiの記事をOpenした時って、まだAldiが開店するロケーションて非常に微妙でした。あまり裕福でない地域と、いわゆる中流主流の郊外が始まるその境界当たりなんて言う場所が多かったのです。
が、7月末に以前のオフィスに近い、比較的裕福な郊外のど真ん中にがOpenしてました。
日本にしろ、アメリカにしろ、物価一般は相変わらずアメリ上がってませんが、そのなかでどんどん上がっていくのが食料品ですね。
だいたい、中途半端に安くないチェーンレストランがどんどん減ってきているし。
さてこのAldi新店舗に、Openしてすぐ行き、面白い現象を見てきました。
Aidiが同じレベルの食品を売るスーパーに比べ、圧倒的に安いのには基本理由が6つあります。
1.ショッピングカート
Aldiにはショッピングカートを片付ける人も、駐車場に設置された、カート置き場もありません。大体、お店の入り口のすぐ横に一か所だけカート置き場がります。
一つトリックがあるのですね。カートを使用するには25セントコイン一つ使って、まずは繋がっているカートを外さなくてはならないのです。そして、買い物の後カートを元に戻してつなぐと、このコインがもどってくるしくめです。
私が、開店直後に見た光景とは、この仕組みがいまいちの見込めずおろおろする人たちでした。
中にははなっからあきらめて、自分のエコバッグをいくつか持ち込んでそれで直に買い物をしている人たちもいました。
さすが先週の金曜日に久し振りにおなじAldiに行ったころには、こんなことをする人もいなくなってましたが。
2.エコバッグ
Aldiでは、自分で自分の持ってきたエコバッグに、買ったものを詰めます。一般的な食料品スーパーが使う無料のビニールバッグとかは一切ありません。エコバッグを忘れた人は、Aldiのエコバッグを売ってますのでそれを買う羽目になります。
3.省エネ
これは、Aldi側が発表していることで、お店の様子からそんなにはっきりとわかることではないです。でも、たとえば店内の照明とか、普通のお店に比べると限定的です。
4.プライベートブランド
Aldiは、自社で製品化している商品がとても多い。これ思うのですが、Aldiの本社がドイツであることが、ある種有利に働いていると思います。
私が、一番コスパがいいと思うのか、肉類、ハムソーセージ類、そして冷凍食品ですね。質の良いものが、ほかに比べて20-40%ぐらい安くなってます。これ大きいです。
今回は、新製品でいわゆる牧草育ち(Grass Fedといいます。ことタンパク系の食品に関しては、単なる有機食品より、ワンランクアップ。特に乳製品の違いが凄い)の牛肉で作った冷凍ハンバーガーが6枚入りで$9.95 (1,000エンちょっと)で出てましたので即買い。
Aldiは本国ではもうどこにでもあり、さらにイギリスでは最近、トップのチェーンになったそうです。やはり、普通の洋食材は強いし、安心できるのですね。
この新店舗では、有機野菜のコーナーも少し大きかった。たで、いまやAmazonに買われて、いろいろお買い得ギミックの増えてきた全米最大の自然食品チェーンWholefoodのほうがコスパがいいこともあるので、値段には十分注意。
5.限定的な商品数
Aldiのお店は、大体普通のスーパーに比べて小さく、だいたい1/5から1/3ぐらい。
ただ、最大手ではなく、中小のスーパーチェーンの場合は、大きめのAldiぐらいのサイズのお店もあります。
で、今回の新店舗は、そんな中小スーパーの一つ、Marsがあった場所を買い取ったもの。
小さいですから、小品数は限られ、後、Aldi Findsというコーナーは、売り切り大安売りの商品がならびます。Weekly ADがNetで見られますので、どこのAldiで何を売っているのかチェックすると、買いたいと思っていたものが超特価で売っていたということもあります。
6.開店時間
これは、ずっと短い。まあ、本家のドイツなんてもともとアメリカや日本みたいに遅くまで空いているスーパー殆どありませんから、どうってことないでしょうね。
でも、やたら開店時間を長くしてきたほかの巨大チェーンに比べるとものすごい経費の節約になります。
私がいける範囲ですと、だいたい8時か9時開店で、9時に終了。
これが全米最大のWalmartですと6時から12時まで、第二のKrogerも同じ時間。
ですから、11-12時間対18時間です。
さて、私が感じた通り、Aldiの急成長は話題になっています。こちらが昨日のAldi がらみのNews.
あ、英語です。
まあ、今まですでに書いていた内容と被ることが多くはあるのですが、ここに来て本当にAldiが目立ってきたのです。
この記事によると、10年前に一号店がオープンして、今現在35州をカバーし、総店数も1600を超えたそうです。2022年末までに、これを2500店にまで増やす予定で、それが実現するとWalmart,Krogerについで全米第三位の規模になってしまうとか。
さて、この記事から学んだもう一つ興味深いAldiがらみの事実があるのです。
Aldiの設立は古く1913年、それが1948年2代目の二人兄弟へと受け継がれていくのですが、この兄弟がなんと1960年代に、一説によるとタバコを売るか売らないで分裂。
ドイツでは、北Aldi, 南Aldeという二つのチェーンに分かれます。
アメリカに上陸したAldiは南Aldi. まあここまでは前にも読んだのですが、なんと北Aldiも別の名前でアメリカの食料品スーパーにかかわっていたことが分かってびっくり。
なんと、1979年にすでに、Trader Joeという、Wholefoodの廉価みたいな食料品チェーンを買っていたのですね。
え、あのTrader Joeが!!
Trader Joeは、Wholefood高すぎると感じる人たちに人気で、後感じが割とCo-opみたいな感じが好きという人も多い。Co-opというのは、アメリカ版の生活協同組合。
もともとは、ダメになったアメリカ版のコンビニの跡地みたいなところにできていたのですが、いまではAldiに近い大きさのお店も増えてきました。
こちらはAldiと違ってものすごい営業コストカットはしてません。むしろ働いている人とお客さんの感じが近い。
ただ、Aldi以上にプライベートブランドが多く、そこで価格を抑えてます。WholefoodよりTrader Joeのほうが好きという人も周りに結構います。
ただ、私はWholefoodが好き。
Wholefoodも少しずつプライベートブランドは足してきましたが、やはり安心してたべられ、そしておいしいものを探して仕入れています。
Grass Fedだって、ここからスタート。何が身体によくておいしい、そんなトレンドはここからです。
さらに、Amazonに買い取られることによって2つプラス新しい要素が加わりました。
Amazon によるローカルデリバリーサービス
Amazon買取後の一番大きな目に見える変化は、買ったものを食べるスペースが削られ、デリバリーされる食料品をいれておくいくつもの冷蔵庫が設置されました。
私はかなりこれいやで、お店の人にぶつぶつ文句を言ったのです、私がいつも行くロケーションは来年新装大型店に移るそうでそれまでの辛抱だと言われました。
そして、またもAmazon Prime Member 特典、
Prime Member用 日替わりのDiscount
スマホのアプリをダウンロードすると、その日のセール商品がさらに10%安くなります。そして時々、Prime Member だけのスペシャルも。二週間まえにサプリがすべて20%引きだったので、これはまとめて買いました。
こんな中で、中くらいのチェーンはどんどん、お客さんを失っている感じ。特色がないとこれから生き延びられない。
そんななかでも、それなりに特徴を出しているタイプがさらに二つあります。
一つは今までの食料品スーパーの常識を破った、超巨大ストアWeggman、このチェーンはペンシルバニア州から始まり、今のところ東部6州しか展開してません。
とにかく店舗そのものが大きいだけでなく、買ってすぐ食べらられるテイクアウトコーナーが凄く大きいのです。
さらに中二階がEat In のスペースで、そこで買ったものをすぐたべられるので、とくに休日とかお昼時は混んでます。買い物を食事を両方一度に終わらせられるのは、家族ずれとかにすごくありがたい。あと、このスペース、食事時でないときは、けっこうコミュニティセンターかしていて、そういう人たちも結果的に買い物してしまいますよね。
特別安くはないけど、とにかく品ぞろえが膨大で、手に入らない食材のほうが少ない。エスニック系の食材とかいろいろそろっていて便利です。
最後に忘れてはならないのが、エスニックスーパー、バルチモア周辺は、H-Martという韓国系のスーパーが頑張っています。
日本食材もおおいし、ほかにも普通のアメリカスーパーでは手に入らないものが多い。さらに、おなじエスニックスーパーの中でも、H-Martがすごく好きなのは、Fish Marketの充実。丸ごと買って、そこでさばいてもらえるのですごく嬉しい。さばきかたも5種類位の中から選べます。
私は、油の乗ったサバを良く背開きにしてもらいます。
全国展開とまではいかないけど、アジア人の多い、両海岸の週では少しづつ増えてますね。
ともかく、アメリカの食品スーパーは、今大きな転換期に入っている感じです。というわけで、最近の私はAldiとWholefoodとH-Martと三又かけて、コスパよく身体によくておいしいものを食べ、食べさせるべく頑張ってます。