嘘だろう、
こんなタイミングで、こんな地位にある人が、こんなこと言うわけ。
ちなみに、こちらが、New York Timesの記事のタイトルと、書き出しのパラグラフいくつか、
Tokyo Olympics Chief Suggests Limits for Women at Meetings
日本の老害って、本当に来るところまで来てますよ。こういう1世紀前並みの、性差別発言でも、今のどうしようもないコロナ対策でも、あと統計によると、
60歳以上が日本の富の60%を所有しているという記事を、おとといこの本の引用で読みましたが、
なんかもうひどすぎて笑える。で、だからこそ、女性と若い人たち全般は、邪魔おじに対して共闘を組まなければいけないのですがね。
まあ、1000万越えの年収と結婚したいひとは、20代のうちに40代後半以上の方を探せば、見つかりやすくなると思いますよ。なんというか完全に売春+家政婦という感じですが。ああ、相手によっては合法パパ活みたいな形で、家事をやってくれるメイドさんまで雇ってもらえるかもしれない。あ、脱線しました。
ともあれ、New York Timesの記事がどんな書き方をしてるのか、意訳していきましょう。
TOKYO — Organizers of the Tokyo Olympics, already facing rising costs and significant public opposition to this summer’s Games, faced a new furor on Wednesday after the president of the Tokyo organizing committee suggested women talk too much in meetings.
東京発ーもうすでに、上昇し続けるコストと、この夏の開催を危ぶまれている東京オリンピックの委員会ですが、’女性は会議でしゃべりすぎる’と委員会会長がこの水曜日に発言して、あらたな波乱を読んでいます。
(ここで大事なのは、今普通に考えて、もう今年のオリンピックは無理という共通認識が日本でも強くなっているということです。)
The president, Yoshiro Mori, stoked a social media backlash after news reports emerged of his comments demeaning women during an executive meeting of the Japanese Olympic Committee that was held online.
日本オリンピック委員会のオンライン会議中に、会長森喜朗氏が、女性を貶める発言をしたことが、報道されてSNS上でも、非難が殺到。
あ、この人、オンライン会議中にこんなこと言ったんですね。いやー、それはないわ。まあ、中年以上の男性は逆に、Zoomとかやると、むしろいかにコミ障かというコトが露呈するのですがね
“On boards with a lot of women, the board meetings take so much time,” Mr. Mori, 83, said to laughter, according to a report in the Asahi Shimbun, one of the country’s largest daily newspapers. “Women have a strong sense of competition. If one person raises their hand, others probably think, I need to say something too. That’s why everyone speaks.”
’会議には女性がたくさん参加していた。会議は時間かかりすぎ。’
83歳の森氏は、笑いながら、日本最大の朝日新聞記者にそう語ったそうだ。’女性は同性同士のすごく競争心が強いんですよね。例えば一人が発言するでしょう、そうするとほかの女性も、私も何か言わなくてはと考えるだろうね。だからみんな発言するんだ’
というか、男は発言しないのでしょうか。だったらなんのための会議なのでしょうか。
Mr. Mori, a former prime minister, was responding to a question asking him to comment on the Olympic committee’s plan to increase the number of women board members to more than 40 percent of the total.
元総理の森氏は、オリンピック委員会が、女性理事の割合を40%以上に増やすというプランについてコメントを求められての発言だった。
あ、そういう流れね。
これ、日本にいるとあまりまだぴんと来ないでしょうが、本当に日本を一歩出ると、もはや欧米だけでなく、どの国でも、それこそ一部の怖い国や、旧弊以前の国を除いて、どこに行っても男性と女性の割合がどんどん近くなっているのにすぐ気が付きます。
だから、オリンピック委員会のように国際性の強い組織で、その開催国で女性の少なさが目立つと、まあいろいろ問題があるのでしょうね。これが日本の国内企業や、政府機関ならシカとするのでしょうが。
いままで、もう散々持ち出しましたが、例の男女差別指数、あれで日本の総合順は昨年(あ、もう一作年ですね。2019年は)153ヶ国中で、121位でしたが、実はこれでも底上げなんですよ。というのは義務教育や、医療というコトでは、日本はほぼトップなので。逆に、
政治参加はなんと144位、
経済機会平等は総合では115位ですが、組織のTop率では131位
本当にどこ見ても、グラビアギャルでもない限り、
男、男、男、それもおっさんか爺さん
なんせ、男尊女卑では有名な韓国にすれ、政策という面ではもう完全に抜かれてますから。どうするんですかね。