昨日はこの本を買った後、深く考えずに錦糸町オリナスに行き、ちょっと思い立ってToys “R” Usに寄りました。と、

 

Lego Mario ほとんど売り切れ

 

いやー、もう焦りました。そのままあわててソラマチに行き、ついおとといチェックしたLego Marioのプロモショップに直行。ここは昨日の段階で大体半分ぐらい売れていて、もちろん私が娘のために買う予定だったクッパ大王の城せっとも、スターターキットもあり、もうためらわずに購入。

 

で、どっと疲れが出て当初の何かおかずを買ってお家ご飯というのをやめ、レストラン街へ。で、直に詳しく書きますが、

 

トリトンで食事することに決め、待つことに

 

トリトンは、独自のコロナ対策を取っており、結果的に待ち時間は、

 

2時間( ̄∇ ̄;)ハッハッハ

 

で、実は一回目に取った飲み物休憩の時に(マスクをしているとすぐ熱中症にかかるので、特に水分補給重要。)この本をすでに読み始めており、結果トリトン待ち時間の間に

 

読了しました。

 

まず、私個人の感想をはっきり言います。

 

WGIPは存在したと思う。これはでっち上げではない。

 

読みだした直後は、文体のせいもあり、今までに読んだことのある右寄りの、特に改憲勢力の論客めいたトーンがあり、私は眉につばをつけていたのです。

 

でも、具体的な一次資料に基づいた、戦争終了直前直後の私たちがほとんど知らない事実関係の詳細、そしてWGIPそのものの詳細な内容。

 

振り返ってみると、私の中に、すべてWGIPがあってもおかしくないと受け入れる断片はすでにいくつもありました。ただ、そういう断片が少しづつ増えていったのは、

 

アメリカで暮らし始めてからでした。

 

そして、この本で私にとって一番瞠目であったのは、東京裁判とA級戦犯に認罪させるためにとられたアメリカ側の戦術でした。

 

GWIPの重要なステップの一つとして、

 

天皇の戦争裁判からの除外と存続を交渉に使ったのです。

 

認罪した、A級戦犯たちが、東京裁判にかけられる過程で、頻繁にニュース映画が報じましたが、そのナレーションの引用をします。

 

少し長いですが、これは事実資料からのものだそうです。

 

’’無謀な侵略戦争をあえて計画的に行い、日本ばかりでなく東亜10億の民族を悲惨な状態に陥れた戦争犯罪容疑者、東条(英機)元大将以下28名に対する極東国際軍事裁判が始まりました。この法廷こそ彼らがかって残忍な戦争のプランを練った元大本営の一室です。かつて轟然と天下に号令した彼らも、今は惨めな被告として世界の注視を浴びつつ席に着きました。”

 

この言説は、たとえばスターリンのロシアが、そして文化革命真っただ中の中国が、人民裁判やら、公開裁判で使ったレトリックと基本同じです。

 

裁判の始まる前から有罪確定のレトリック

 

さて、Wikiで、A級戦犯に関する記事を見つけました。私が一番気になったのは罪状です。

 

とにかく大事なことは、これ基本的な罪状が、

 

ニュルンベルク裁判とはまったくべつもの。こっちは基本のナチスの最大の犯罪である、ユダヤ人の組織的Genocideを裁くものでしたから。

 

 

WGIPそのものについては知りませんでしたが、東京裁判の不当性については、日本の’無条件降伏扱い’ (日本側は条件降伏をしていたが、アメリカ側が占領軍が日本の全権を握った後で、無条件降伏という言説を定着させたのが事実のようです。)も含めてそもそもすごく変なのです。

 

ですから、たとえWGIPについて認めたくないひとでも、東京裁判がそれまでの国際慣行からみておかしかったことはわかるはずです。

 

はっきり言いましょう。

 

白人国家による有色人国家のリンチです。

 

そして、東京裁判の一番おかしなところが、アメリカで反共の機運が高まる中、占領軍は方針を変え、一度は終身刑に処したA級戦犯たちをつぎつぎに釈放し、日本を反共の砦とすべく大きく舵を切っていきます。

 

この辺の話は長くなるのでここではしおりますが。

 

さて、A級戦犯のなかで、ただ一人私が、

 

人道への罪、Crime against Humanityに値すると考えています。

 

それは、ホロコーストに比べれば規模こそ小さいですが、その内容はナチの人体実験をより組織的に行ったものとして、本当に身の毛がよだつ石井部隊を編成た石井中将です。

 

私がいわゆる、ただの歴史修正主義者なら当然石井部隊ひきいる、731部隊のことをうやむやにするでしょう。

 

ちょうど私がアメリカにわたる少し前、そのころ人気ミステリー作家だった森村誠一が、もともと自分の小説の題材として調べていくうちに、この731部隊の実情に興味をもったのです。

 

で、発表したノンフィクションがこちら、

 

 

これこそが本物の戦争犯罪、こんなことをした最大の目的は細菌兵器、化学兵器の開発でしたから。では、超上から目線の正義の味方占領軍はどうしましたか?

 

石井四郎は、東京裁判から免責されてます。

 

関係資料をアメリカ側に引き渡すことが条件です。

 

さて、私がいわゆるネトウヨではないさらなる証拠として、いくつか立場を明らかにします。

 

1.憲法第九条はアメリカに押し付けられたものであるからこそ、世界唯一の平和条項としてむしろ保持するべきだと思う。
2.慰安婦問題は、今後女性問題として日本がパラダイムシフトを率いるべきだ。
3.私は非核、反原爆、反原発です。
4.南京事件については、今のところ規模の問題と、帝国陸軍の軍規について情報不足です。ただ、中国側がこれを政治化し、さらにアメリカで親中国派を増やすのに使われているのはおかしい。ちなみに南京事件よりよほど怖い731は、中国もソ連も国内でのプロパガンダにほとんど使わない。その最大の理由は、彼らが一番欲しいのがアメリカに渡った関係資料であるからだと思う。

明日に続きます。とにかくこの本読んでみてください。

 

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