金魚はお好きですか?
私は大好き、意匠としても、実物でも好きなんです。
金魚柄の浴衣とお揃いの帯留めとかもってますし、江戸美術館で買ってきた浮世絵の金魚柄をつかったペーパーフォルダーもあるますし、あ、レターフォルダーもある。
あと、もちろん何度か金魚買いました。小さいのは、こちらのペットショップでも売ってます。
ですから、この東京金魚ワンダーランドや江戸リウムのことは、前から知ってました。
ただ、いわゆる灯台下暗しというわけで、スカイツリーの下、ソラマチの一角にあるスミダ水族館いきそこねてました。
あと、実はじもとBaltimoreにも全米で有数の水族館があったりするので、去年も今度こそと思って入り口まで行ったのに、一緒にいた友人が’入場料’が高すぎるとかごねて、その日浅草の人込みでいったんは気分が悪くなったりしていたのであきらめてかえったりしたのですね。
だから今度こそと娘と二人で平日の午前中に行ってみました。
確かに料金安くないです。
大人 2050円
小中学生 1000円
でも、Baltimoreの水族館申し訳ございません、円に換算するとすごく高いです。大人が約4200円、小学生までが2500円です。ただBaltimore の場合は付属のSea Worldの料金も含まれていて、イルカやオルカのショウも見ることが出来ます。あと施設そのものが凄く大きいのです。まあ、いかにもアメリカ的です。
さて、すみだ水族館は本当に対照的でした。いかにも日本的でこじんまりしており、後説明内容が、アメリカよりもう少しハイクラスな感じです。
ただすべて小ぶりです、度も、その反面ハイテックかつハイタッチ。
たとえば、クラゲの展示があったのですが、以前アメリカで見たやつはもっと見た目の派手さを強調していて、それはそれで楽しめたのです。
が、日本のこじんまりした展示のほうは、クラゲの成長などをはじめ、まるで生物の授業みたいな感じが素敵でした。
さらに、
なんて、何もかも輝くほど清潔できらきらしてるのでしょう!!
アメリカの水族館は、メンテナンスがもう少し雑な感じで、微妙にタンクのガラスが薄汚れていたり、一部の魚が少し痛んでいたりというこあるのですね。
さらに、水中に置かれているものにたいていかなりの量のミズゴケがついていたりします。
これがどうしてそんなに重要かというと、とにかく魚が綺麗なのです。
アメリカだと’Oh、Another Fish’という感じで感動がどんどん薄れていくのですが、
ここでは、’え、これすごくキレイ、いや、こっちもすごくキレイ’と目移り状態の興奮が続くのです。
中でも圧巻だったのが、私たちがナポレオンフィッシュと呼んでいるお魚さん。
じつは、この魚、もともと’飛び出せ動物の森’で覚えた代物。娘も私もこのゲームすごく好きで、一時は3DSではまってました。中でも娘は魚と虫と化石のコネクションが大好きで、すべてコンプし、さらにやたら名前をおぼえてました。
食べるのも大好きな海産物なので、なかでも魚のことは今でもよく覚えているわけです。
私が、最近Zeldaブレスオブザワイルドを再開したことをきっかけに(もうあとすこし、祠が残り7つ、それが終わったらガノン倒しに行く」、なぜかまた3DSで飛び森やってますが。
水槽越しに写真ととっても、このお美しさ。
さて、肝心の金魚です。とのかく圧倒されました。
普通よりちょっと大きめのなじみのあるサイズの愛らしい群れから、巨大かつフリーキッシュで、爛熟した美意識をつたえてくれる泳ぐ芸術品まで。
まあ、私金魚好きですからね。もう、完全に元取れました。しっかり、名前をメモするの忘れましたが、写真と一部泳ぎ姿のビデオも頑張って取ってきましたので、楽しんでいただけると幸いです。
まずは、私が一番好きな、でも今まで見た実物の中では一番大きな琉金の一種。
とにかく、長いスカートのような尾ひれが優美です。
こちらはランチュウではないのですが、とにかく大きくて色鮮やか。
これは、まるで頭に帽子をかぶっているようなランチュウの一種でしょう。色の対比がとにかく鮮やかできれいでした。
黒の、いやゆる出目金タイプですね。でも、普通見かけるものよりずっと大きくさらに尾びれも長く、その分見栄えがします。
これは、かなり奇形的でした。やはりおおきかった。
ビデオです。 IMG_0188
これは、一番大きくて一番奇形的でした。すごく重そう。
これもビデオです。IMG_0191
こちらは、ランチュウのバリエーションでしょうか、結構大きいけど割と泳ぎ回ってました。
ビデオでわかっていただけるとおもうのですが、実物が実際に泳いでいるのを見ると、特別な感動があるのです。
ちなみに、この写真をアメリカ人に見せるとびっくりします。金魚ってある種江戸的美意識の結晶てきなとこありますから。この生きたコレクションは日本最大だそうで、ということは世界を見渡してもあまりないと思います。
ただ、今こういう不思議なおさかなさんたちを作っているのは、日本以外では中国とロシアが多いのだそうです。実際展示された魚の半分は日本産ではありませんでした。
ともあれ、金魚が結構好きという方でしたら、これ見逃せません。真夏に涼みがてら訪れる場所としてもいいです。なんせ、浴衣のカップルさんとかもいて楽しそうでした。
そうそう、江戸リウムの近くにペンギンがテーマのカフェがあります。限定デザートとかもあるし、オリジナルのカクテルなんてものもあります。
夜九時までしっかりあいているので、家族ずれが減る夕方以降に訪れるのもおすすめですね。