いやー、ここまでまともな発言が、大学卒業したばかりの男性から出てくるなんて正直感動ものです。

なぜ日本は子育てに厳しいのか?200回のシッター経験から、男子大学生だった僕が伝えたいこと

 

ほらよくオジサンたちがもう口癖のように言うじゃない、

 

’今の若い子はーーーーーーで(Negative な価値判断が続く)

 

こと、子育てそして男女平等指数となると、もはや日本は韓国にすら遅れている。

 

そういえば、昨日甥っ子から奥さんが妊娠したという話を聞いて、私が何をしたかしってますか?

基本、妊婦さん、そしてアメリカだとお父さんも一緒に読むベストセラー紹介しましたよ。

これ、英語のタイトルがひっかけてていいんです。

 

’What do you expect when you’re expecting”

 

ただ’Expecting’と英語でいう時は、これ出産をまっている、つまり子供が生まれるのを待っているという意味があります。

 

これもう、何度も何度も改訂版重ねていて、そしてロングセラーです。日本語版も、手には入るみたい。

 

 

もちろん、アメリカの本ですからライフスタイルの違いがあって日本の状況に当てはまらない部分もあります。

でも、それでももし手に入るのでしたらお勧めです。

一言でいうと、情報量が多くて、しかもその情報の伝え方がとても

Flatなのです

 

で、妊娠してから出産まで、身体の変化から、気をつけなくてはいけないこと、とにかく妊娠に関係のあるすべてが、

 

時系列にそって書かれてます

 

とくに、初めての子供の場合、一人一人違うわけで、そこまで含めていろいろな状況についてこと細かく書いてあるので

 

これは妊婦にとって、とにかく心強くて気がやすまる。

 

はっきり言って、経験者のアドバイスとか、ピリピリしがちな初経験者にとっては、むしろ状況を悪化させますから。

 

私なんかたとえば、つわりはひどくなかったけど、妊娠性糖尿にかかったせいで、いろいろと食事制限大変でしたし。そして何年も妊活した後でしたので、妊娠初期はものすごく心配してました。

 

と、話がそれてしまったのですが、大事なことは、

 

うちの甥っ子、張り切ってこの本買って読むといってくれて嬉しかった。

 

結局日本のオジサンたちのほとんどがどうしようもない最大の理由は、

子育てにかかわらず、家庭人として生きていないから

 

先進国を標榜するのなら、男性も家族の一員としての役割をきちんと担う社会を目指すべきなのですよね。

 

さて、この方は、ご自分の論点を3つにまとめてます。彼は大学生に、シッターをやることを進めているわけですが、それは。

 

1.子育ての重要性、大変さを理解できる。

2.僕たちの将来のリアルを知ることができる。

3.大学生だからこそ貢献できることがある。

 

もちろんすべて正しいのですが、ふと思ったのです。

アメリカの場合(そしてヨーロッパも国により差はあるけど似てると思う。)、高校生や大学生がやる不定期バイトで一番多いのはなんといっても、

シッターなんです

 

ですから、男女をとわず、若い人が結構、子供に慣れているのですよね。

大体シッター以外でも、いろいろと、大きなお兄さん、お姉さんが、子供の面倒を見るタイプのSummer Jobとか多いし。

 

日本と、異常なまでに、高校生や大学生と、子供たちがかかわること少なすぎません。

 

しかもこれって、男の子だけじゃないです。女の子だって、子供とまるで交わらないでしょう。

 

だから、大人が子供と付き合うのが一体どんなものなのか、全く想像がつかないまま大人になっている層がすごく多い。

 

哲学的とか、文学的になるのでしたら、人生の目的なんていかようにもこねくりまわすことができますが、生物としてとらえるのなら結構単純でしょう。

 

つまり、種の保存

 

いやー、シッターの勧め最高でしょう。

 

ちなみに、これはちょっと違うけど、やはり若い人に勧めたいのは、後

 

介護です。

 

社会として、Safety Netを設けてサポートすることがどれだけ必要なことなのか身に染みると思いますよ。

 

 

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