今日、9月8日火曜日は、娘の高校の新学期第一日目でした。

さて、Maryland 州のコロナの状況はというと、全米のなかで、

感染者数は、今日現在19位で113,239、死者3,807人

となっており、州人口は東京都の6割ほどですが、死者数だけ見ても約10倍です。これでも人口の多い州なので、100万人当たりの感染者数では、むしろ少ないほうに入りますが、それでも東京より、ですから日本のどこより、

怖いです。

幸いというか、うちの州知事さんは、共和党ではあるものの根っからのトランプ嫌いで、さらにMarylandには、全米Topの医学部を誇るJohns Hopkins 大学があり、NIHもありますので、ことCorona対策に関しては最初からきちんと取り組んでいます。

夏の始まりと共に、また感染数が全米規模で上がり始めたことを踏まえて、Maryland の公立学校では、

秋の新学期、すべてNet Learningではじまりました。

まあ、過去半年、Baltimore Public School Systemから、毎週、時には週数回にわたって、おしらせやら、アンケートがありましたね。

実は、7月ごろの話では、１００％Net Learningではなく、登校日ありのHybridだという話だったのです。が、その後とにかく全米で感染が再拡大し、そしてここMarylandでも、最悪期ほどではないもののじわじわ感染者数が増えだしたので、8月に入ってから100%Net Learningに変更されたのです。

というわけで、8月の終わりから娘の高校からいろいろな案内やら情報が届きました。

ちなみにこちらが、娘の高校のHome page

Baltimore Polytech institute

ただ、実はいままでも、クラスによっては

Google Calssroom

という、Google が無料で提供するOnline　Serviceを結構使ってました。

あと、成績などをリアルタイムで記録し、生徒と親に公開してくれる

Infinite Campus

という、サービスも高校に通い始めて以来慣れてます。あ、ここではクラススケジュールも始業日に先駆けて、発表してくれましたね。

で、もちろん公立高校なので、うちにパソコンがない家もあったわけで、そういう家庭へのサポートに関しても、州をあげて頑張ってきたわけです。

さらに今回は、まとまりをもたせるために、

Clever

という、学校ようのCloud Softも導入してます。ここに一人一人の生徒のクラスがGoogle classroomとして登録され、そこから生徒一人一人が自分のSchedule に合わせてClass 毎のリンクに飛ぶ感じです。

あ、授業そのものは基本、

Zoomです。

さて、肝心の時間割ですが、普段はこんな感じ。これは娘の今年のスケジュール

娘はすごく楽しんでました。

先学期中は、課題こそ山ほどありましたが、Zoomベースの授業時間は非常に限られていたのです。というのは、パソコンのない家庭が多すぎたので。

ですが、今回は、例え勉強のためであれ、

Zoomで、みんなと会えるのが嬉しい

とすごく喜んでます。

あ、一日目から宿題がありました。で、今私の横でせっせと勉強してます。

なんとも、娘を見ていると、Net Learning って実は公立いい勉強の仕方なのかもという気にはなります。

ただ、さすがにリアルで友達と話したいだろうなとは思いますがね。

今の体制は、10月半ばまでの予定で、その先は未定です。もう少し状況が改善すれば登校日があってもいいかなとは思うものの、まだちょっと怖いというのも親の気持ちですが。