12年ぶりに家でThanksgiving Dinnerをしました。昨晩からひたすら料理。疲れたけど、楽しい。私は自分で作った料理が実は結構好きです。

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最後に我が家でThanksgivingのDinnerをしたのは、確かBobのお父さんが亡くなる前の年でした。

あの時までは、結構我が家に集まることが多かったのですがね。後、あの頃はせっせと、Thanksgiving Dinnerをしなかった年は、必ずクリスマスDinnerをしてましたから。

でも、お父さんが逝って、それ以来Thanksgiving Dinnerは、いわばBobの家族の家長みたいな役割のしっかりもののお姉さんの家でずっとやっていたのです。

ところが、今年はお姉さんが足の手術でなんとキャンセル。

まあ、手抜きしても良かったのですが、Bobが友人のカップルを招けるというので、小さいながらひさしぶりに、

Thanksgiving Dinnerをすることになりました。

私の場合、大学院時代に級友を招いて、そして少し食材費をカンパしてもらって毎年Thanksgiving Dinnerをやり始めたのです。ですから、もともとはまあ慣れたものでした。

Thanksgiving Dinnerのメインはなんといっても

七面鳥!!

今回は、お客を入れてもたった5人なので、(今までのDinnerはたいてい10人前後でした。)注文しておいた七面鳥は11パウンドちょっと。グラムに直すと、5kgを超えます。

日本の場合、家庭でこのサイズの鳥も肉もローストしませんよね。最大18パウンドぐらいのものをローストしたこともあります。

かつては一つ、かなり手のこんだでもとても美味しい詰め物のレシピを使っていたのですが、これを何故かなくしました。で、今回はサラダ用のフレーバーが美味しいクルトンと、フレッシュハーブを使って割と適当。でも、これでもそれなりに美味しくなります。

私は、いろいろと手作り部分がおおく味や食材にこだわるので、たとえ単純な定番メニュー中心でも、結果的にやることが多いのです。

さらに、Bobが突然何を言うかと思ったら、

手伝ってもいいから、あのりんごのタルト作ってくれる?

と、リクエスト。

あ、あれね。あれみんな好きだったのよね。え、まだ覚えているんだとちょっとびっくり。最後に作ったのはもう5-6年前だと思う。

実は、一番最初にThanksgiving Dinnerを自分でやったときに買った一冊のCookbookがあるのです。

もう20年以上前の本ですよ。

でも、今回も相変わらずこの本からのレシピを使ってます。

まあ、Pumpkin Pieを作るので、Bobからのリクエストがあるまで、この林檎のタルト作るつもりはなかったのですが。

だって、結構面倒なのです。

ともあれ、こちらが今回のメニュー

  • スモークサーモンと、アメリカンキャビアのカナッペ
  • 詰め物をした七面鳥の丸焼き
  • パンプキンパイ
  • ガーリックマッシュポテト
  • Yum Poteto
  • クランベリーソース
  • ビーツとパインナッツの炒めもの
  • グリーンピースとしいたけの炒めもの
  • チッポリーニ玉ねぎのソテー
  • グリーンサラダ
  • りんごのタルト、バニラアイスクリームとタイムシロップぞえ

Thanksgiving の場合、Dinner といっても大体始まるのは午後2-4時。ですから、これだけのものを全部その日に作ろうと思うと、朝6時おきとかになります。うちは、アメリカの最近のキッチンと違いオーブンは一つしかないし。で、私は前の晩にいくつか準備をします。

  • パンプキンパイを焼く (これで当日のOven 使いが一つ減ります)
  • タルトの生地を作る。(最低4時間寝かせるので)
  • 詰め物を作る
  • 野菜の皮むきと、下ごしらえの一部をやる。

これでだいたい2時間ぐらいですね。で、昨夜は11時半就寝。

せっかくのThanksgivingなので、今朝は少し寝坊して8時少し前に起床。

そのままキッチンに向かい、まず

オーブンを温め始めます。

うちはガスですので、電気よりは早いですがそれでも大体10-15分一番最初はかかるもの。

今朝最初にローストするのは、アルミホイルにまるごと包まれた、

ビーツです。

華氏350度で、なんとじっくり1時間半かけてロースとします。ビーツはこうやって時間をかけて比較的低温でローストしますとものすごく美味しくなります。

ローストしてやけどしない程度に冷ましたら、そのまま手で皮を向きます。この後今回は軽く松の実の炒めますが、このままサラダとしていただいても美味しい。後ゴートチーズととても良くあいます。

さて。ビーツをローストする間に、タルトを作るのです。

で、今日の作業で一番つらいのが、かなり固くなったタルト生地を伸ばすこと。すごく力がいるのです。私力あまりないのですがね。

櫛型に切ったりんごを並べるのは、娘に手伝ってもらいました。

ビーツを取り出し、温度調節をして少し待ってから、準備のできたタルトを焼きます。

で、タルトが焼ける間に、本日のメインイベント、

七面鳥のローストの準備です。

これ、たかだか11パウンドで、とても七面鳥としてはとても小さいのですが、お手軽なチキンと比べるとつくづく大きくて重くて大変です。

せっかくですので、また娘を呼んで、七面鳥の表面にバターを塗り込むのを手伝ってもらいました。

これは、日本人が初めて目にするとかなりギョッとします

さて、タルトは上手く焼き上がり、ついに七面鳥のを、オーブンに入れます。

その後少し雑用をして、今こうして流石に休憩をとって、このブログを更新しているわけです。

ああ、疲れてる。この後は、Dinnerの後で報告しますね。

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えー、終わりました。美味しかった、楽しかった。

でも今ヘトヘトで死んでます。七面鳥の写真だけあげて、明日また続きを書きます。