さて、ちょっと前にあげたさて、イケダハヤトさんですが、学生時代のいつごろからか、とにかく無駄遣いを減らし、節約術をみがくことをすでに生活のベースにしてます。
脱サラ生活をなりたたせるには、まずある程度の資金が必要。で、ここで、すぐ投資とかに走るのではなく、
まずは節約ですね。
イケハヤさんは、昔はかなり極端な食生活によって食費をかっとしてらっしゃいましたが、それは私にはちょっとできない。
食べるものだけは値段だけでなく、質が一番。ちゃんとしたものを食べていれば健康でいられますから、長い目で見ると当然ですよね。
と言うわけでごく最近まで食料品の90%はWholefoodというすべて有機ではないものの、健康と品質に焦点をあわせたWhole food Marketですませます。
実は有機食品、さらに最近増えたGrass fed(牧草育ち)の肉、卵、乳製品とかはっきり言って高い。でも、もうシニアと呼ばれてもおかしくない私にとって、身体の調子ほんとに差があるので頑張って通ってます。
ちなみに、Wholefoodはアマゾンに買収されたので、少し安くなったものもでてきました。あとどうやらメンバー割引システムとか検討しているらしい。
Wholefoodも、Private Brandで見つかると、コストをおさえられます。
が、他のものの値段はここ数年あがっていないのですが、食料品だけは毎年少しずつ値上がり、かなり割高感が増してきていました。
で、そこでもうひとつ違うスーパーを足すことにしました。その名はALDI
このチェーンの名前がALDI、本社はドイツで、今のところヨーロッパ各国とオーストラリアとアメリカしか展開していません。
ここはかなりユニークなシステムなので治安がよく、消費者が成熟しているマーケットでないとやっていけないのはわかりますが、なんで日本にはいかないのかな?
さて、このチェーン、いままでいわゆるワンランク下の食料品スーパーには近づかなかった私のような消費者の間にぐんぐん浸透しつつあります。
だって買いたいもの、品質的に買ってもOKなものが見つかれば, 確実に20-30%お安いのですから、これは大きい。
私のお気に入りは、お肉と冷凍食品,冷凍海産物。
おそるおそる試したのですが本当に質が良かったのでびっくりしました。
だって安い鶏肉とか普通買うとすごくまずいし臭いもするし。そういうのとは全然レベル違う。
あとイタリアンの食材が結構いい。生ハムもあるし、真空パックのニョッキもありますし、壜詰のペストソースもいけます。
そうそう、冷凍のお魚の切り身や高級野菜の冷凍もおいしいです。(お気に入りはなんといってもアスパラとフレンチ風の小ぶりのインゲン豆)
それ以外にも私が欠かさずのんでいるKefirという中近東ドリンクがあって、それもALDI値段、他にもすぐ食べられるPrewashのサラダべジのパック入りとかもちゃんと有機版があってうれしい。
品数はそんなに多くありません。でもここでうまく見つかれば品質が良いのでかなりの節約になります。
さて、どうやってそんなに安く出来るのか。その理由は大きく分けて二つ。
第一に、プライベートブランドがほとんどなのでそこでまずかなりプライスカットができる。
そして第二が徹底的ないわゆる維持費、その他のコストのカット。ここの徹底のしかたがすごい。
これをちょっと箇条書きにしてみました。
1.ロケーション、なんというかいわゆる大手食料品スーパーから少し外れたロケーション、ただし治安の悪い所ではない、このちょっとはずれというてんで、かなり場所代を抑えている。
2.お店のサイズ、普通のスーパーのだいたい4分の一から5分の一ぐらい。サイズ的には他のいわゆるDiscount スーパーに近い。小さめだと扱う商品の数が限られてくるのでその分安く付く。
3.人件費の大幅カット、レジを入れて平均4-5人でやっているそうです。
4.ユニークなカートシステム。ちょっと空港によくあるカートに同じシステム、25セントをいれて、カートを使い、終わったらもとにもどしてその25セントを返してもらう。というわけで消費者が自分でカートをいつも所定の場所にもどすので、他のスーパーのようにカートを運んだり駐車場から持ち帰ったりする必要がない。
5.Credit Cardは受け付けない。もっともこちらでは銀行が発行するDebitCardを使う人が多いので、こちらは余り不便を感じない。でもこれお店側としてはすごい節約になる。
6.袋は有料。だから消費者が持参するのがデフォルト。
7.ウェブと新聞チラシ以外は広告なし。
ざっとこんなところでしょうか。ほんとことこまかな節約だらけ、すごく徹底してます。でも合理的ですよね、これで価格をさげてくれるのなら。
いわゆる定番の食料品スーパーはそんなこんなで苦戦してますね。
そういえばALDI以外でやたら増えているのがアジア系スーパー、アジア系といっても、韓国、中国、そしてインドにベトナムというかんじですから、こういうお店も強いです。
あ、日本系は、特別な大都市を除いてほとんどないです。
というわけで雑食の我が家はスーパーの使い分けで節約しつつ、結構豊かなお家ご飯で、健康維持というわけですね。