お昼時にYoutubeをチェックしていたら、この録画が上がってました。
正直ちょっとびっくりした。でも、ローランドの説明を聞いていると、ああ、この人は本当に、
ホストという職業にプライドをもっているのだ
そのうえで、今の状態で自分の下で働くホストの安全のためにも、そしてもちろんお客さんのためにも下した決断なんだという感覚が伝わってくる。
内装で、どこのTableにもしっかりアクリルの透明なつい立てが設置されていたのもすごく印象的だった。
はっきり言って、こういうことをしていないホストクラブもまだずいぶんあると思うよ。
コロナ禍のもと、ホストがらみで読んだ記事は、結局店に出てきてさらにお客さんに来てもらわないとすぐくいっぱぐれてしまうというどうしようもない話ばかり。
もちろんこれはホストだけではなく、キャバクラや銀座のクラブをはじめとするほかの水商売だって同じように大変。
確か、ひと昔前のホストブームの花形、流星さんが数年前に歌舞伎町に凱旋して、今年の初めにまた独立してお店始めたはずだけど、あれどうなるんでしょう。
流星さんの全盛期って、Netから結構まめに追ってたんですよね。
今の若い人たちは彼のこと知らないけど、彼が20代の時、彼はルックスも頭脳も、経営志向もとにかく抜きんでていたのよね。
で、改めて考えると、結局ホストクラブがコロナ禍にいたるまでて、すごく盛り上がってきた最大の理由は、
実力のある女たちが、普通の男に絶望しているということでしょう。
ホストクラブの客と、キャバクラやクラブの客を比べた場合、たぶん性別以外で最大の違いは、
既婚率だとおもうのです。
おじさんたちは、結婚して、家族も持って、そのうえで、恋愛妄想を
キャバクラなどで満たす。
でも、ホストクラブに来るお客さんは、風俗嬢や、自分自身も水商売とは限らず、自分なりにBusiness で成功した人が増えていると思うのです。
以前は、ホストに貢ぐという感じで、
やたら、ホストの客=風俗嬢
というイメージが先行しいたけど、私はそれずいぶんの変っていると思う。
何より、一流ホストクラブで売り上げられる金額は、普通に稼ぐ風俗嬢ではちょっと大きすぎるレベルだから。もし水商売だったら、自分でクラブやっているぐらいの収入がないときつい。
結局水商売や、風俗嬢タイプのお客さんは、超一流店ではなく、もう一つ格下の見た目だけはいいタイプに入れ込むのではないかな。この層のお客さんが求めるのは、自分たちが感情商売ですり減って、その癒しをホストに求めていると思うから。
ちょっと、はずれたけど、以前このことについてローランドがらみで書いてます。
突然ですが、ローランド様の太客について想像をめぐらしてみました。

ともかく、ローランドさんは、たとえばコロナ禍以降の、ホストビジネスの未来系を作れるような気がする。
ほら、ホストクラブって、究極のファン商売だと思うから。
ホストクラブって、太客ほど、
疑似恋愛以外のものを求めていると思うから。
つまり、ビジネスの才能があって成功してお金なら腐るほどあるけど、では一体何をして楽しめばいいのかということが問題でしょう。
だから、日本的状況も合わせつつ、女性がお金さえ出せば楽しく遊べるところのNeedsはあって当然でしょう。
ホストクラブほどではないけど、たとえば執事喫茶レベルのエンタメサービスを利用するのは、やはり主に独身の、自分一人ではうまく遊べないけど、それなりのレベルのお金があるという層に圧倒的に受けているわけだし。
大体今のホストたちは、お客さんのことを
姫とよぶでしょう。
私だって、もっとお酒抜きで、でももうすこしお話し相手になってもらえるサービスあったら、ばばあであっても利用したいですよ。
ところで、流星さんについてひとこと、この人絶対ヘアスタイリストと、スタイリスト変えたほうがいい。イメージ的にいまだバブルを引きづっているみたい。
まあ、これもそれも、日本人のオジサンには女性をエスコートするという発想も訓練もまったくないからなんですけどね。