’闇の子供たち’という本、つい読んでしまって、半分後悔もしている。

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そもそも、Rentaでお金を使いすぎたので, Kindle で何か探そうと思ったわけです。私漫画以外は、別の日本のアカウントにつけているので(で、このアカウントこちらからはじかにいじれない。非常に不便。)

まあ、タイトルに惹かれ、そして説明読んで、

一度はスキップしたのに

結局、Kindleで買ってしまいました。

で、昨日読み始めてと、そのままゲーム(Xenoblade DE)もせずに読み進み、さすが眠くなって読了はできませんでしたが、今日のランチを食べながら、また続きを読み、読み終わりました。結構長い。

このひとは、つまり作者は一体なんでこんな本を書いたんでしょう。

あ、この本は、基本タイの児童買春と、臓器売買がらみの非常にやり切れない内容です。

この本は、映画になってます。というかこの作者の本は何故かいくつも映画化されてますね。こう底辺へのこだわりみたいなものがあるのでしょうか。

小説としての出来は悪いです。

ただし、変な言い方になりますが、実際に起こっていること、起こり続けていることを知るためというのなら、たぶん読む価値のある本です。

すごいですよ、この本に出てくる性的行為のすべてが、Chilid Rapeですから。まあ、厳密にはカップルで子供たちを消費しに来る連中が、子供を混ぜての世にもおぞましい乱交状態を消費しますが。

それより、この本は映画版がタイで上映禁止になったり、後なぜかネトウヨがすごく反発しています。まあ、著者が在日韓国人であり、彼の言動が基本反日なのででしょうが。

が、この本の内容は正直、反日ではない。この本の中で一番世にも醜く描写されているのは、

欧米出身のPedoPhileです。

なんというか、欧米の場合、特にGayのPedphileの問題がものすごく根深い。

カソリック教会の内部の闇とか、有名人なら、なんといってもあの、

マイケルジャクソンとか

LGBTの市民権運動が盛り上がっていく過程で、一時期Pedphileにも市民権をという動きがありましたが、これはさすがにつぶされました。

私もこれだけは嫌。

成人同士が納得ずくなら、別になんでもお好きにと思いますが、片方が子供というのは私、

絶対だめです。絶対犯罪です。

そういえば、なぜか小池都知事の今話題の批判本を読んだ感想の中に、なぜかこの本のヒロインと比べているものがありました。

この話にも、Pedophileがかかわってました。ただ、この本を読んだ後、すぐ’幼児売春、タイ’などで日本語で検索かけたら、でてくるのは、タイで捕まったぼう日本人のPedoPhileの話ばかりで、あまりほかに引っかからない。

日本人て、本当は多分関心ないのでしょうね。それとも、欧米に比べるとそれほどPedophileは多くないのか。この辺ちょっと怖い。

仕方ないので英語で、同じような検索をかけたら、

Child Prostitution ThailandでWikiでました。

タイって、なんというか、

売春王国みたいなところです。

で、その遠因は、文化的に、ものすごく女と子供を低く見ること。

そのうえで、第二次大戦中の日本軍用の売春需要からはじめって、それがさらにベトナム戦争の間に大成長して、売春が、国と産業のかなり重要な部分を占めるようになってしまったというひどいいきさつがある。

で、東南アジアは、ベトナム戦争の後も、カンボジアとか、そのあとまだミャンマーとかとにかく戦乱が絶えず、

難民がひきをきらない

だから、タイに供給される幼児売春用の子供たちも、タイからとは限らずいろいろなところから連れてこられているという事情があります。

あと、社会が売春という仕事をもはや受け入れているという事情さえあるらしい。

つまり、病気にさえならず苦界をどうにか生存できたら、そのあと小金をためて、結婚することもよくあるらしい。つまり職業として娼婦として働いた過去そのものが云々ということはないらしい。そこはキリスト教国の建前と差が激しい。

子供って、大人にとっていわば未来からの贈り物みたいだと思うのです。

だから、子供を大切にしない社会の未来は暗い。

ひるがえって、こちらはあまりに怖くて手に取ることさえできなかった、今現在日本で進行中の実父母により子供の虐待についての著作。ルポであり、フィクションですらないので、とても怖くて無理、

日本ももう、かなり怖いところまで来ているのだと、身がすくむ思いでした。