アメリカでは、時々プロテストが暴動にまでエスカレートする。

 

私はアメリカ東海岸メリーランド州のBaltimoreに住んでいるけど、2015年4月、Freddie Grayという黒人が警官によって暴行され、さらに車で搬送される間に死亡した。

その時、だんだん彼が死に至った原因が、故意に損傷をひどくするような搬送中の取り扱いにあったことが明らかになるにつれ、プロテストが始まり、結果的に暴動へとエスカレートした。

 

こういう事件は、つまり黒人が、警官に過剰防衛?あるいは確保時の過剰な暴力によって殺されるという事件は、うんざりするくらい多い。

 

そして、今やだれもがスマホを持ち歩くので、以前に比べだれかが事件を録画することもどんどん増えてきた。

 

こちらが今回のアメリカ全土数カ所にわたるプロテスト、そして暴動を引きを超した問題のビデオ。

 

 

本当にひどい。これはもうさすがになんの弁解もできない殺人だ。

 

胸が悪くなる。

 

さらに、NBCがこのVideoの直前の様子を録画したSecurityカメラのVideoをリリース。

 

 

なんだこれ、ぞろぞろDrug Deal か偽札か何だか知らないけど、黒人の犯罪者側には何の力も武器もないのに,集まって

 

2:49とか、もう処刑にしか見えない

 

黒人男性が殺される場合、大きく分けて二種類あります。

 

若く未経験な警官が、過剰防衛で反応して射殺するケース

 

そして、今回や私の住んでいるBaltimore の場合は、

 

黒人に対する憎しみをそのまま過剰な拘束行動に反映させて死に至らしめるケース

 

アメリカのレイシズムは根が深い。

 

しかもややこしいことに、初めて黒人の大統領が生まれたことによって、レイシズム問題は深化してしまいました。

 

その理由の一つは、今現在トランプ大統領の最大の支持層である白人ブルーカラーが、黒人エリートのひな型のようなオバマ大統領にたいして、危機感と被害妄想を強くし始めたことがあります。

 

さらに、Trumpに至っては、大統領自ら、ちょっと名前を変えただけの白人至上主義者たちを歓迎してます。

 

そして、今回の暴動の最中に、’打ちこわしするやつは、撃て’とTweet.

 

コロナ禍に対応してロックダウンをし、それを今やっと恐る恐る解除しようとしているこのタイミングで、

 

暴動多発

 

首都ワシントンでもプロテストがあったみたいですが、メリーランドは今のところ静か。

 

それにしても、Trump政権下、この国は本当に、どこまで堕ちていくのでしょう。

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