トランプがやったのはナチスドイツみたいな子供隠し、子供と親を結ぶデータは全くなし

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とにかくものすごく不気味です。

子供を、何の書類記録もなく親から切り離した後、その子供をさらに全米各地に輸送しているという実態が明らかになってきました。

もちろん、全国で少しずつ人権侵害訴訟が起きてます。裁判官の一人はこういいました。

刑務所にいれられるとき、私物を取り上げるときでさえ領収書をわたすだろ。なのに、親から子供を切り離して何の書類も作成しないとはどうなってんだ。’

考えても見てください、乳幼児もたくさんいるのですよ?アメリカには結構養子を欲しがる、それなりに裕福なカップルがいるので、そういうひとたちに

売るつもりですか?

しかも、気味の悪いことに、子供たちの搬送はなぜか夜間こそこそと行われます。さらに、収容先となった施設の所在地の地方政府には、何の知らせもなし。

これって、まるでナチスドイツがユダヤ人や政治犯を拉致したやり方を思い起こさせます。

だからこそ、何の説明もなしに騙され片棒を隠されてしまった飛行機会社もものすごく怒っています。

さらに、子供たちがアメリカのどこかに連れ去られる前に収容されるところが、まるで檻にしか見えない収監所であることが暴かれました。

日本に対して伝わっていないですよね。

TVや新聞では、大々的に子供たちの居場所を探しています。何しろ、地方政府からもかくしているので、善意の第三者だけが頼りです。でも、続々を情報が集まっています。Washington Postが一番わかりやすいです。

いまのところ、子供たちが目撃された州は、西側から、

ワシントン州、オレゴン州、カリフォルニア州、

アリゾナ州、カンサス州、テキサス州、

イリノイ州、ミシガン州、

ニューヨーク州、コネチカット州、ペンシルバニア州、ニュージャージー州、

ワシントンDC, 私の地元のメリーランド州、ヴァージニア州

フロリダ州、

どこの週でも、基本発見された子供たちは大都市部の、あまり設備の良くない子供用の収容施設、中には病院に運び込まれたケースもあります。

本当に何考えているんだか。

だんだんはっきりしてきた、トランプ政権の意図というのは、

基本難民がアメリカに来ないようにしたい。だからアメリカに来ると子供を失うそういうメッセージを出すことが目的で、この政策はトランプ政権開始後、2か月目にしてすでに、重要政策の一つとして掲げられていたことが分かって来ました。

さらに、今現在この政策はストップしてますが、いずれ再開するというリークもあります。

とにかく記録を取ってないので、今公称2300名といわれる宙に浮いた子供たちを親を探して送り届けるには、ものすごくお金がかかります。

唯一の救いは、普通の人たちがどうにかして子供たちを助けようとうごきだしていること。

6日前にカップルがFacebookではじめた子供たちの親を探すための寄付金募集はすでに日本円で20億近い金額が集まっています。

さらに、ワシントン州ベースの弁護士さんが、’良心にもとづいて、この命令の実行を拒否した執行官たち’の無料弁護をするNetwork を始めました。

Pro Bonoといいます。まあ、弁護士版のボランティアです。

もちろん、各地方政府もかんかんですから、この’子供の収監先にされてしまった’州を中心に、州レベルでの訴訟もはじまってます。

ちなみに、アンチトランプが一番強いのはワシントン州です。ワシントン州の州司法長官(State Attorney General)は、トランプが大統領になって以来、最多訴訟数を誇ってますから。

こういう流れの中で、11月中間選挙の予想はどんどん民主党側に傾いています。民主党が過半数を取り返す確率はどんどん高まっています。

でも、ヒラリーは予想ではほぼ確実に勝つはずでした。

ただ、共和党のほうも、リタイヤしたり、中道寄りの選挙民に嫌気ださしているところが増えてはいるので、候補者がどんどん過激になっていっているという状況があります。これは、選挙を左右しかねない独立系の票が、民主党側に流れやすい。

純粋に、選挙民の数だけで言うと、すでに民主党支持者が多いのがアメリカの実態です。でも、それを白人男性に限ると共和党支持者がずっと多い。そして特に保守的な州は、人口動態がかわってきているのにも関わらず、選挙区そのものが共和党有利にデザインされているという実情があります。

なんというか、私あまりトランプからも、トランプ支持の議員さんからもあまり危機感感じないのですよね。

また、この前の選挙の繰り返しにならないといいけど。

あ、たぶん証明することは法律上無理だとは思いますが、ロシアの介入がなければヒラリーは勝ってました。それはどんどん明らかになりつつあります