ロックダウン生活が始まって以来、私はいくつかのコロナ感染情報サイトを毎日チェックしてます。
中でも
このサイト
世界中のの情報が集まっているので非常に俯瞰しやすい。で、ほとんどの国は詳細がわかるように、国名をクリックすることができるのですが、
実は日本、つまりJapanクリックできるようになったのはほんの一か月半ほど前なのです。
結局日本の場合、国の情報の集め方がとにかくとろくて遅い。
さらに、これが
厚労省のサイト
はっきり言って、2-3世代前のWeb siteでしょう。
それに対して、こちらは
東京都
これはまあ、グラフもたくさんあるし、私が住んでいるアメリカ、Maryland州と同じようなレベルです。
Maryland
まあ、この三つのウエブサイトを見ただけで、日本の国レベルのIT化がどれだけ遅れているかわかると思いませんか?
で、今朝この記事を見つけて、もうしきりに頷きました。
なぜ厚労省は「全国のコロナ感染状況」すら把握できないのか
中でも肝はここ、
“……役所の仕事の仕方に問題がある。もう10年以上前から「デジタル化」が求められているにも関わらず、紙ベースの作業が圧倒的に多い。文書はパソコンで作っていても、決裁を受ける際にプリントアウトし、上司に印鑑をもらってから再びスキャナーでPDF化して保存するといった冗談のような「デジタル化」を真顔でやっている役所がまだまだ存在する。”
さらに、違う役所と情報交換ということになると、いまだに、
Faxを使うところが多い。
でまあ、私は妹の会社も、基本もちろんこの状態だということに気が付いてすぐに愕然としました。
あの、’あつまれ動物の森’のEmotion 使いたいぐらい。
私が妹の会社に正式にかかわるようになったのが、2015年の春、そして最初に会社のIT状況についてはっきりと、1990年の終わりぐらいで止まっている感じだと指摘しました。
以来、Home Pageをやり直して、さらにここ数年はZoomを使って私がアメリカにいる間にもある程度連絡が取れるように、頑張りましたが、正直、
いやいや感、抵抗感ばかり強かったです。
それが、今度のコロナ禍で、少しづつですが変化しつつあります。
今現在、夏が近づくこともあり感染の勢いは収まりつつありますが、もちろんZeroにはならないでしょう。
コロナに対してインフルエンザに対するような自信を持つには、本格的ワクチンの開発なしには無理ですから。
ですから、接触をさけ、距離を置き、人ごみに近づかない。
これがこれからの、基本になっていくわけです。
在宅勤務、Flex Timeはこれからどんどん増えていく。
そういうことをきちんとやる会社には人も集まるし、何より生産性があがる。
さらに、毎日地獄のような通勤をしないとなると、わざわざ都心の小さなマンションに住む必要もなくなり、これからはそれこそ’シンニホン’がいうところの、
開疎化がはじまる。
で、これらすべてのインフラは、どれだけIT化に追いつくかにかかっているわけです。
正直、今の段階では私たちのような中小企業のほうが、やりやすいかもしれない。
役員たちはさすがにZoomに慣れてきてくれたし。
そのうえで、一か月ほど前にSlackを初めたら、さすがにZoomの時より慣れるのがずっと早い。
この先もまだいろいろなことをIT化していくつもりですが、それは固有のシステムを導入などではなく、いろいろなToolを少しずつ足していくことになると思います。
実は、このそもそも父が作った会社の、一番最初の売り上げ、在庫、仕入れのシステムをSEさんと作ったのも私なので、中小企業がどう具体的に生産性を上げられるかということに関しては、下手な外部SEさんよりクリアに把握してます。もちろんいずれは若いIT担当者を雇いたいのですが、今のところすぐには無理。
今はまず、役員を初めてとしていろいろなツールに慣れてもらってます。
なんせ、最初のシステムを作った時に、九州男児のチーフSEに最後に握手をもとめられましたから。(そりゃ、20代の大学も出てない女の子が社長の娘ということだけで、システム開発の社内担当となると、引くのが普通でしたし。第一昭和でしたし。)
そうそう、東京都のウエブサイトがまともなのは、なんでもYahooJapanの人を雇っているからだそうです。これ英断ですよね。さらに、あのサイトはテンプレだそうで、ほかの県でもつかえるそうです。現に確か神奈川が使ったとか聞きました。
女性のTopのほうが、若い人やIT系の人のいうことを聞くと感じるのは私だけでしょうか。そういえば、今回対応がぴか一だった台湾のTopも女性でしたね。
おじさん、ほんとうにもう
邪魔おじやめてよね。