このチャンネルを見つけたのは、確か今年の一月末です。確か週末の夜で、あれこれ自分のルーチンについて考えるうちに、Youtubeでいわゆる、
’ルーチン’ビデオを見始めました。
その中で、とにかく一番心に残ったのがこれ、
腰痛防止に、バランスボールを仕事用の椅子にしているのがお愛嬌ですが。
とにかくこのVideo,ペースも、内容の緩急も、実はすごく作りこまれているのでしょうが、見ている側にはスーッと入ってくるのです。
西伊豆の松崎に近い、田子というところの古民家に住んでいるらしいのですが、古民家の風合いと、普通に令和のミニマリスト風生活雑貨が、全く何の嫌味も違和感もなくそこにあるのです。
私が㋀にこのビデオを見つけたころは、この一番人気のエピソードですらまだ確か、5万View言っていなかったと思います。それほど本数はなかったのですが、いくつか見てとても気に入って、Subscribeぽちしました。
で、あの時のSubscriberは、確か2-3万ではなかったと思います。
それが、先週久しぶりにこの手のビデオが見たくなってちぇっくしたら、いつの間にかSubsucriberが、なんと
157,000人!!
絶賛コメントも、ものすごく多い。さらにこの伸び白のせいで、Youtubeから何やら賞をもらったらしく、しかも最近のUploadによると、雑誌の取材まであったそうです。
で、またしばらくチェックしない間にたまったUploadをせっせと見ました。
で、彼のVlogを堪能する傍ら、やはりつくづく
西伊豆はいいなあと思いました。
私たち姉妹三人は、小学校時代毎年の夏、祖母の監視下のもと、西伊豆の温泉と金山で有名な海岸、
土肥で過ごしていました。
祖母というひとが、とにかくきつくて怖い人だったので、あまり楽しくはなかったのですが、ただ、夏は海岸でまったりしたいなあという欲求が、しっかり根付きはしました。
現実問題として、行きと帰りに両親がいる間だけの話でしたが、なんだか楽しい海の家と、海の家で食べるとなんでもおいしいとかしっかり子供心に焼き付きはしました。
アメリカのBeachって、まあBeach Houseとかで過ごす人は、自炊で海の幸も楽しめるのでしょうが、基本普通に、
食べ物がまずいか、バカみたいに高いSeafoodレストラン
去年の夏は、娘と一緒に海岸の代わりに、大磯ロングビーチのホテルに滞在しましたが、やはりプールサイドでさえ、本当に見るからに食べたくなる日本の海の家風メニュー満載で、正直目が回ったぐらいです。
で、話を西伊豆とVideoにもどして、結局日本て本当に、
普段の食べ物がおいしい。
で、この方のお母さんは、船で彼を訪問したりしているので、やはり静岡県の漁港のどこかが、ご出身なのでしょうか。
私はそれなりに料理はしますが、アメリカにいてすっかり忘れてしまったのが、
魚のさばき方
が、この男性はとにかく、魚のさばき方が手馴れている。うらやましい。だいたい魚に対する知識がはんぱじゃない。
干物までつくっている。(干物はともかく、切り干し大根はつくってみたいな。)
別に、電化製品が嫌いというわけではなく、洗濯機はシッカリ乾燥までできる全自動でもあるし。ただ、ご飯は土鍋で炊くのですよね。
最初に見たこのVideo以外では、やはり一番心に残ったのはこれ、河津ってまあ実はけっこう田舎っぽいところですが、そこが昭和ぽくていいのだろうか。
河津の桜まつりのシーンを見ているうちに、私は何故か目頭が熱くなってしまったのです。たとえようもないほど懐かしくて。
アメリカでも、きれいだなあとか、すごいなあとか感動したことはそれなりにたくさんあったのですが、なんといえばいいのだろうさ、私にとって最終的に距離が縮まらない風景だった気がします。
結局だからこそ、自分の体と日本という国土は、Umbilical Codeでつながっているのだなあと思い。やはりアメリカでは死ねない。老後は日本に戻ろうと思ったのです。
で、そういう国土と私たちの繋がりがあるからこそ、今話題の問題作、
の中の、さらにもっとも注目を今浴びる提言、
’開疎化’ が現実の可能性として熱を帯びる
このYoutuberは、もともと東京でWeb Designをやっていて、思い立って東京を引き払い西伊豆の海に近い田舎町で古民家暮らしを始めたそうです。
ええ、これ本当にPost Corona の先取りの生活そのものでしょう。
そして’開疎化’空間での生活は、やはり日本的里山、さらに海も決して遠くない地域の多い子の日本の国土では、ずいぶんと自然と交わりながらも21世紀的に選択的進化を遂げた生活になるのでしょう。
かれは、Net経由の仕事の傍ら、自分の畑を耕し、どうやら一番のめりこんでいる趣味は、釣りらしい。
彼のVlogを眺めていると、こころから格差の中でどんどん肥大していった、上級国民たちのアッパーなライフスタイルが、あっけないほど目の前で崩れていくのです。
私は西伊豆も大好きだけど、住むんならなんとなく外房がいいなあ。あまり深い理由はないです。あ、外房海岸の割と広々した感じがやっぱり好きなのかなあ。
ともあれ、Post Coronaの全く別次元の豊かさの可能性は、例えばこんなアーリーアダプターのVlogからはっきりとうかがえると思います。