新型コロナウイルス、日本の感染状況と対策を諸外国に比べつつ私なりにまとめてみました。後この’マスクの作り方’’がすごい!!話題二つ

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たぶん、今一番話題になり、なおかつ有用なYoutubeビデオはこれでしょう。

私、日本に来る時は、アメリカから備蓄のマスクを持ってきました。後、アメリカにはいつも花粉シーズン備え、マスクだけはアメリカにろくなのがないのでまめに日本からかって言っているんです。ですからしばらくは大丈夫です。

でも、妹は結構マスクが足りないといってますし、正直な話この先のアメリカがどうなるかは全く見えませんので、これはありがたい。

そもそも、マスクはVirusを防ぐというより、咳をして出てくる飛沫をふせぐものですから、別に不織製のマスクを使わなくてもいい。実は実家に母の残したハンカチが山ほどあるのでこれを少し持って帰ります。

後、アメリカから大量にお土産にもってきた消毒ジェルが今度はアメリカで品切れになっているそうなので、大瓶一つ持って帰ります。大瓶はかなり持つ。(半年ぐらい?)

そんなことをいろいろチェックしていたら、アメリカで消毒ジェルで一儲けしようとして、失敗したとても同情できない人の話が載ってました。

He Has 17,700 Bottles of Hand Sanitizer and Nowhere to Sell Them

テネシー州の二人の中年男性が、3月1日から、せっせと消毒ジェルを買い集め、集めに集めてなんと11,700本、一本2ドルとしても、2本円で300万近い’投資’です。

でも、いざ売ろうとしたら、アマゾンもE-bayもこの手の必需品の転売を禁止してしまったのです。

まあ、カルマですね。日本でもマスクの転売で儲けている人の記事が載ってましたが、正直人の不幸に付け込んでもうけるのはやはり怖いと思います。確かに投資は安く買って高く売るのが基本ですが、例えば病院とかが金儲けだけに走ったら皆困るわけで。

実際問題、たまたま感染者がマスクをしていなくて、そこからさらに感染してしまった人たちがいるわけですから。

さて、今回いろいろな国を見ていて、たぶん一番いい対応をしたのは、

台湾です。(シンガポールも準ずる)

これは、現在の総統が以前のSARS危機のとき、衛生省関係の完了でその時の苦い経験を生かしたこと、さらにコンパクトな国でスマホのアプリなどを使って感染のトラッキングや、必需品の販売状況とコントロールをかなり早く初めたことです。

中国でもまあ、今はQRコード使ったりといろいろやってますが、そもそもこの新型コロナウイルスはあそこから来たもので、さらに自分の国を守ることは考えても、ほかの国に広げることに対してまったく何もしなかった点で正直うんざりする。

今頃になって、一部の中国高官が、米軍が実は新型コロナウイルスを持ち込んだなどというわけのわからない陰謀発言をしてますが、こういうのは私だって、

盗人たけだけしい。

と言い返しますよ。

さて、私の住むメリーランド州でも感染が始まり、まあ唯一の救いはやはりDCに近いエリアが感染の中心で、今のところBaltimore 市内には感染者がいないことです。

ただ、今朝のニュースでなんとトランプ大統領が新型コロナウイルスに感染したかどうかの検査を受けているという報告がありました。

実は、その背景はいまいち知りませんが、トランプのフロリダのホワイトハウス化している、Marーa-lagoで、なんともう3人の関係者の感染が分かっているのです。さらに、保守系のロビー団体の会合でも感染者が見つかり、その感染者と接触した共和党政治家何人かが、自主的に自宅隔離してたりするのです。

これ、実は怖いという以前に不祥事です。いままでまったくろくに注意してこなかったという現れですから。

アメリカは、昨日欧米からの入国禁止がはじまり、さらにそこにUKとアイルランドも加えました。

確かに、WHOが今更のようにいってますが、確かにこの流行の今現在の中心は、

ヨーロッパです。

3月14日の厚労省の発表では、(感染者数、死者)

  • フランス 3661 79
  • ドイツ 3062 5
  • フィンランド 155 0
  • イタリア 17660 1266
  • 英国 798 10   
  • スウェーデン 775 1
  • フィンランド 155 0
  • ノルウェー 750 0
  • スペイン 4231 121
  • ベルギー 559 3
  • オーストリア 504 1
  • スイス 1122 6
  • デンマーク 804 0    
  • オランダ 804 10
  • アイルランド 90 1  
  • ポルトガル 112 0

さて、このなかで、英国に関してはよく知りませんが、すくなくとも、北欧3国とデンマークは、基本日本と同じようなコロナ対策を取っているそうです。

つまり、水際対策や、感染者数の正確な把握にリソースを振り当てるのではなく、

感染した人の治療に集中

日本の状況は、プリンセスクルーズ船内の感染拡大によって、当初Negativeな面ばかりが強調されましたが、WHOが

Pandemic宣言したことは、水際対策の失敗を意味します。

もちろん、日本の場合はとにかく中国に気を使いすぎて、ろくな水際対策をしてなかったのも事実です。

が、今や欧米諸国の感染数が、日本に追いつき、さらに追い越すところが出ている状況で、大事なことは、むしろ、

死者をださないこと

日本は、かなり早期から感染が出ていたにもかかわらず、正直頑張っています。

で、これはやはり、日本人の衛生管理力が高く、民間が経済の判定し状況にも関わらず頑張っていることでしょう。

そういえば、北欧は同じヨーロッパの中でも、一番医療が充実し、平均的な国民の教育度も高いですよね。

そんな中、今朝のニュースショウで、東京都がこのサイトをランチしたことを紹介してました。

東京都新型コロナウイルス感染症対策対応サイト

今日初めて、東京都の副都知事が、もとYahooで働いていた非常に、ITに明るい人だとわかりました。

ちなみにこのサイトは、違うデータを入力すれば、ほかの地方自治体でも使える仕様になっており、すでに神奈川県が導入しているそうです。

いや、北海道と、大阪はさっさと入れたほうがいいんじゃないですか。

それにしても、EUのひどさのとばっちりで、まあEU帰りのひとの感染が増え、ここへきてまた少し新規感染者の増加傾向があります。

でもだからといって、私は欧米からの入国を拒否すべきとは思わない。まあ、そんなことしなくても、もはやイタリヤなどは、自分で国全体を閉じてますね。

同じアジア人ですが、正直共産党独裁の中国だけは別格でやはり、こういう時世界の迷惑、そして脅威になると思います。

大体人口多すぎるし。EUの感染者を見ていると、やはり中国人観光客が多い順にひどくなっているというのは現実問題として無視できないでしょう。

ともかく、残り後二日、どうか日本からの入国禁止になりませんように。

日本に来てとても良かったけど、家族がいるのでアメリカに帰りたいですから。