ロックダウンのアメリカから その11 オムライスとハンバーガーを作ったわけ、Comfort Foodのおすすめと、おいしいハンバーガーのコツ

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金曜日の午後、体の調子は今一だった。

でも、午後3時からクライアントとのTeleconferrenceを、クラウドのFinancial Planning Toolを使って頑張った。

最初に今日は体調を崩しているので今回は短めでと言いつつ、結果的に1時間を軽くオーバーし、電話を切った時にはへとへと。

で、休憩の後、ああ夕ご飯作らなきゃと思ったとたんに、ロックダウン後初めての危機到来。

えー、もうご飯とか作りたくない

今朝、こんな記事ありましたけどね、うちの家族はそんなこと絶対いいません。

「ずっと家にいるからもうちょっと…」ある妻が夫から言われた言葉に驚きが隠せない「何言ってんだ?」「変わって作ってみてよ!」

娘は大体食べるものが限られているので、その範囲内のパターンの繰り返し。私とBobは、とにかく基本私の炭水化物の量を考慮しながら、簡単なものを作るのですが、それでも例えばご飯は白米と、私の黒米プラス8穀米ミックスを別々に炊いておいたりします。

それでも、いつの間にか本当に毎日毎日作るというストレスが溜まってきていた。確かに昼は各自簡単に済ませてますが、それでも夜は結局

週七日、休みなし

て、とうとう爆発したのです。

で、BobにマクドがWendy’sに行きたいといったら。ドライブスルーだけだから、ものすごく並んでいるよ。そして、たぶん郊外の店に行ったほうがいいと思う。

さらに、あんまり安くないし。

そうなんです。うちだってどんどん緊縮財政になってます。アメリカだと、マクドでさえもうそんなに安くない。セットでなくても、ハンバーガーだけで税込みだと$7ぐらい行くし。

あと、よく考えてみると、アメリカでファーストフードのハンバーガー食べると、必ずもたれる。

で、しばらく考え込みました。予定通りの献立を今夜は作りたくない。確か娘のメインが鳥のから揚げ、私たちは豚と野菜の炒め物を作るつもりでした。

でも、こんな献立ではやる気全く起きないどうしよう。でも、金曜日だからそんなに食材のバリエーションないし。

ふと、思いついたのです。そうだ量だけ加減して、何かとにかく食べてみたいものを作ろう。で、身体には今一かもしれないけど、心が温まる献立は何だろうと脳内メニューサーチ。

で、思いついたのが、

オムライス!!

娘の鶏肉を少し拝借して、玉ねぎとシイタケのみじん切りもいれて、まずはチキンライスを作りました。ご飯は、Bob用の白米をそのまま。まあ炒めるし、私の量はBobの半分。

そのあと、卵だけは買い置きが多いので潤沢に使って、出来上がり。

ただ、これだけでは足りないので、ピーマンだけ足して豚こまの炒め物も作りました。

オムライスおいしかった

いやー、食べ終わるころにはすっかりリラックス、頭痛さえ弱まってきたのには驚きました。

そして、明けて土曜日、週一の買い物デーです。忘れずに、ハンバーガー用のパンと、ひき肉を買ってきました。

おいしいハンバーガーのコツは、

1.上質の牛100%のひき肉を使う。
2.ハンバーガーそのものはパンより少し大きめに縮むので。
3.ハンバーグステーキぐらいに厚くし、真ん中だけ少しくぼませる。
4.なにも足さない、どうしてもというならオールスパイスか、コリアンダーを少し。
5.表面に焦げ目をつけるが、中はミディアムか、ミディアムレアぐらいがおいしい。
6.チーズは最後にのせ、フライパンに蓋をして溶けるのを待つ

一緒に挟むものはお好みです。

定番が、トマト、レタス、生の玉ねぎスライス

今回はこれに、アボガドのスライスも足しました。

あともう一つ大事なのは、パンには先に、マヨネーズとマスタード(辛いのではなく、アメリカ式のやつがいいです。)混ぜたものを塗ってしまいます。マヨの脂分で、パンがぐずぐずになるのを防いでくれますので。

同じ理由で、ケチャップは一番最後ですね。

あと、私の分には、櫛を2本差してから半分に切りました、食べやすくなります

実は、土曜日の夜作ったらとてもおいしかったので、結局日曜日の夜も同じものを作りました。変えたのは付け合わせのみ。

土曜日は作り置きのポテサラ、そして日曜日は自家製のポテトフライをノンフライで作りました。(我が家には、日本から買ってきたヘルシオグリエという、ノンフライ調理もできるオーブントースターがあります。これはとにかく使いやすくてしかも、トーストとかすごくおいしくなるし、ノンフライ調理もできるので重宝してます。)

ヘルシオのオーブンと同じように過熱水蒸気を使いますが、ずっと安いし毎日使いに楽です。

ちょっと時間がかかりましたが、ノンフライポテトフライもおいしかった。

別に、なかったらポテチもいいですよね。

というわけで、週末には、とにかく料理するあなたが一番食べたいものを作ってはいかがでしょう。

あなたが幸せな気分になれそうな献立。英語でComfort Foodなんて表現があります。

ほらだって、普段なら疲れたときは、簡単な外食やTake Outで済ませているのですもの。ときどき、自分の食べたい献立にしたって罰はあたりません。

文句を言う家族には、実はアメリカの非常食、

シリアルを夕食に食べさせるといいですよ!!

いや、アメリカの男性は結構そういう目に合ってるので、文句なんて言いません。あなたが作ってあげているので、家族はみんなわがまま言わずに、感謝すべきなのです。