わたしは、大磯プリンスホテルの食のレベルに感動しました。

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はい、やっと大磯プリンスホテル滞在記、お食事編です。

なんというか、ハイシーズンの終わりで、このお値段(一泊二食つき、21000円ちょっと)でバイキングでしたから、本当に期待していなかったのです。正直まずくなければいいという感じでしたから。

ですから、最初の夜予約を7時半にいれ、たらたらと出かけて席に着き、まずは前菜類からと趣に食べ物に目を向けて、まず目に入ってきたメニューで、すでに感動しました。

タコのサラダに、白身魚のセビーチェじゃないですか

私、セビーチェ好きですよ。お刺身より爽快感があって夏向き。ほかにも鴨のすらいすさらだ、海老やホタテガイのカナッペとか、しっかりBeach Resortに恥じないメニューしてるんです。

実はメインの、いわばこの手のホテルのバイキングの定番メニューであるローストビーフもワンランクうえのおいしさでしたがね。なんせ、ちゃんとしたオージュスで出来たソースがあり、さらに各種フレーバーの岩塩があったのです。憎いでしょう。

そしてそのとなりに、正直ローストビーフより魅力的だったこれです。

これ、大きなパルメザンタイプのチーズを半分に割って、その場でゆでたスパゲッティをうえにおき、チーズを削りながらまず絡めてくれるのです。そのうえで二種類のソースのどちらかを選ぶのですが。なぜか下茹でしたあったスパゲッティがちゃんとアルデンテでとても

チーズがきいてて、おいしい。

私基本、パスタとかあまり食べてはいけないのですが、さすがに誘惑に負けていただいたから、おいしさ証言できます。

そしてこちらは、アクアパッツァ。娘が気に入ってせっせと食べてました。お魚は鯛の一種かな。わたしはムール貝を重点的に狙いましたが、お魚の山車がよく出ていてうまみが強かったです。

エビの天ぷらならぬ、フリッターがあって、これも娘が大量に食べてました。私は一緒に積み上げられていた茄子とインゲン豆のほうをせっせと、こちらも4種類のフレーバー付きの押しを試しながらいただきました。

あと、なぜかフォアグラがありました。

ちょっとピンボケですが、付け合わせのアスパラがおいしかった。それよりしっかり写真撮り忘れたにもかかわらず、とてもおいしかったのが、

姫サザエのエスカルゴ風

つまり、エスカルゴのようにパセリとにんにくのみじん切りをバターと合わせてオーブンでやいたもの。私これ和風よりおいしかったです。和風のつぼ焼きとかだと内蔵あまり食べる気しないのですが、これは全部おいしくいただきました。

デザートもサイズが小さくてでも種類はいろいろ。もっとも私はミニサイズの紅茶風味のカスタードで作った、クレームブリュレばかり、いくつも食べましたが。

他にもパエリアやら、マスアピールのカレー(このせいで白いご飯があったので、娘はよろこんでました。)スープはオニオンスープと、コーンポタージュ。

決して種類がものすごく多いわけではないのですが、食べたいと思わせる、しかも海産物をうまく生かしたお料理が多い。

さらに、ひとつひとつかなり仕事がていねい。

正直、バイキングではもったいないレベルなんて思いました。

夕食がこうですと、朝食バイキングがどうなるかワクワクしますよね。一日目は開始より30分ほどたってからいったので、すでにかなり席がいっぱいで、あとちょっとでまたされるところでしたが、このバイキングも素敵でした。

基本洋食と和食の定番を合わせたものと言えますが、またまたちょっとしたものがすごくおいしい。

例えばお味噌汁は、乾物系の具を自分でカスタマイズしますが、そのぶんお味噌汁そのもののおだしがとてもくっきりし続けるので、香りが持続し続けてます。

あと、オムレツや卵焼きを作ってくれるシェフのひとが、結構年配でしかももったいないぐらいに完ぺきなオムレツをせっせと作っていたのがすごかったです。

アメリカの朝食バイキングのオムレツって、焼きすぎてぱさぱさシテおいしくないことが多いのですが、この人のオムレツはふわふわでした。

なんか、こう歴史を感じさせるような人で、私は割と和食中心でオムレツは頼まなかったのですが、二日目の朝、あまり考えずに、

Over easy一つお願いできますか。

といったら、その通りにとてもきれいなOver Easyの目玉焼きを作ってくれました。よく考えると、普通日本でこれが通じるのは外国人のお客さんが多いホテルだけです。

あと、その場でイワシの開きを丸上げにしてくれていて、これが栄養満点かつすべて食べられておいしかったです。

娘は、海苔とご飯とみなしのお味噌汁と焼き魚をせっせと食べていたのですが、私がシラスを少し分けてやると、かなり気に入ったらしく二日目はこちらもかなり食べてました。

私の朝食食べ始めはこんな感じ、

ヨーグルトとシリアル、コーンスープ

冷ややっこ、ソーセージとスクランブルエッグ(このスクランブルエッグすごかった、アメリカでは絶対おめにかかれない、完ぺきなとろとろ状態でした。)

そして蒲鉾とわさび漬け。

とにかく、これだけの内容があるので、ますます個人的には非常にコスパがよいパックだと思います。

でもなんか、今回はどんどんお肉以外のものに嗜好が移っている感じですね。