実は先週の金曜日から、ちょっとリアル関係の出来事で久しぶりに落ち込んでいます。だからまあ、`将国’のアルタイル’アニメまとめ視聴とかしたわけですが、そのあとも夜になると、アニメ浸り。

 

今シーズンはCrunchy Rollの同時放映分に興奮できるものがすくないので、これもまた、Amazon Prime,しかも現在進行中。

 

原作は週刊少年チャンピオン連載中の佐藤健太郎作の漫画

 

ハッキリ言って、なんといエグイ話なのだろう。

救いの見えない不幸に見舞われた少女が魔法少女サイトというWebサイトから不思議な能力を一つ授かるという設定が基本。

問題はこの’不幸’、大体サイトの扉のキャッチフレーズ

 

’不幸だねー、不幸だねー’

からしてキモイ。

 

このサイトの管理人という得体のしれない存在がキモイ。

 

魔法少女になれるのは’不幸’な少女たちばかりなので、この子たちのバックストーリーの話がでてくるとそれがまた、エグイしキモイ。

 

アニメ第一話は主人公の不幸が語られるわけですが、この子が学校でひどいいじめられ方をしている描写はしょっぱなからうんざりするし、彼女が杖と呼ばれるサイトから受け取った武器を最初に使用するきっかけというのも、エグイ。

 

ああ、キモイとエグイしか私の語彙はないのか。

 

だけど、このアニメのなかで(もちろん漫画も同じ設定だけど)一番鬼畜なのは主人公朝霧彩の兄朝霧要

 

こいつものすごーい二重人格。表の顔は美形優等生高校生で、あ、メガネかけてます。

 

だいたい彩の不幸がひときわエグイのは、兄要の虐待のせいです。

 

要がこのような人格になった最大の原因は、実父の極端な期待。テストでは100点満点以外は認めないコンプレックスの塊の実父は、要が思い通りのパーフォーマンスをしないと、基本殴るけるらしい。

 

反面、息子が期待通りに結果を出しているときは極端に持ち上げる。

 

こういうことされて育つと、ものすごく緊張型の人間になってさらに極端にストレスをためやすくなる。そして自分のまわりにいる弱者に暴力をふるいだす。

 

後、はっきり書かれてはいないけど、こういう人は基本女嫌いでしょう。つまり自分以外の人間、特に異性には惹かれないでしょう。

 

正直、原作も、アニメのできも、私には今一なのです。

だって彩の弱さは私がみていてもちょっともう少し反抗しろよと思ってしまうところがる。

東京グール’のカネキもひどいヘタレだったけど、すくなくともここまでおどおどしたしゃべりはしなかった。あと、もうすこし自己評価最低レベルから上がってくるスピードがましだった。

チョットネタバレしますが

 

 

 

最終的に彩は要にきちんと対決しないみたいです。

アニメ第9話の終わりに要にやっと彼の鬼畜行動の’報い’が訪れますので。

 

では、なんでこのアニメから目が離せないか、

それはCV岡本信彦がみごとこの超鬼畜きゃらをアニメのなかで演じきったからです。

 

すごいとしかいいようないです、乙女ゲーまっさおのイケメンパフォーマンスの後での、自分以外全員ごみというマニフェストが光ります。

 

岡本さんて、どうもこの手の鬼畜美形きゃらが一番はまるみたい。ハイキューの西谷やっている特は特別何も感じなかったけど、暗殺教室のカルマ君とかもう最高です。

 

本当にギャップがすごい。もう、目が離せない。鬼畜画をとか超キモイのに。

 

ところで、報いはアニメできちっとみせてくれるのだろうか。実はほんのチラ見だけあったけど、もっと見たい。

 

 

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