‘進撃の巨人’アニメ 第四期開始、Opが神過ぎて正直怖い。今更の神アニメだけど、クランチロールとMappaは日本のアニメの世界制覇をもたらすかもしれない’

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今日の午後は正直アニメを必死になって見すぎてなんか疲れてます。

’呪術廻戦’は、前回に続き割とジャンプ系漫画の王道ぽい、虎杖と順平のほんわかシーンが真ん中を閉めた後、順平が自分をいじめ、さらに母の死を招いた同級生たちに復讐するシーンが始まったところで続く。

さらに、今回のじゅじゅ散歩は少し変で、予告編の偽物というわけのわからないもの。正直次回への繋ぎ要素が強い。

実は、いつも通りにちゃんと面白かったのですが、

とにかくその後見た二つのアニメのエピがすごすぎた

まずは、

ハイキュー

秋シーズンの最終回ではないのですが、基本今季のほとんどを占めた、

対稲荷崎戦に勝利しました

あいかわらずうまい、うますぎる、もうアニメなのに手に汗握るとしかいえない。

で、正直あまりの迫力に、呪術廻戦’の印象が薄れたのです。

このあと、昨日見そこなったアクダマドライブを見たのですが、その時に、’進撃の巨人’第四期がどうやらスタートしたらしいことに気づいたのです。

で、確認もかけてクランチロールにもどって、はい、

祝い、’進撃の巨人’第四期 開始

これも、Mappaです。監督は、林祐一郎

このひと、最近ではあの

ドロヘドロの監督さんですね

わたし、これすごく好きでした。ただ、この作品はとにかく万人向きの内容じゃないのです。とにかくとにかく、もうスプラッターと、人間ミンチが普通の日常のように登場するかなり異色の内容です。

が、そんな内容を、この監督さんは、ある種の、

ホラーコミックのようなノリに仕上げていて、ほとんど見ていて気持ちがいい

だって、このお話の内容って、よく考えなくても結構グロすぎて吐きそうなとこがやたらおおいのですよ。

ものすごく思い切りがいいのでしょうね。テンポも最高でしたし。

で、まあ私が今入れ込んでいる呪術廻戦’が、Mappaの制作であるということもあり、蓋をあけるまでは、いろいろNegativeな予想もあったのですが、

とにかく、このひたすら暗くなることしか予想できない’進撃の巨人’のFinal Seasonは、最適な製作者、監督を見つけました。

エピソードそのものについては、とにかくあなたはまず

戦争と、その狂気のど真ん中に投げ込まれ

さらに、これが今までの3シーズンを締めくくることを象徴するかのように、

今までと異なった視点からの、巨人たちの進撃が描かれる

なんというか、とにかくまったく容赦もないし、出し惜しみがない。

そしてなにより、Mappaの凄味を見せるのがこの、

神Op

だって、3カ月前に、呪術廻戦’の神Opで私たちを熱狂させてくれたばかりなのですよ。

なんですかこのセンス。

怖くて、グロくて、光が溢れていて、しかも禍々しくて、能天気ですらある

Opのタイトルは、’僕の戦争’、第二期のかなり不気味なEdも担当した、’神聖かまってちゃん’。

一番最初に聞いたときは、あまりの異様さに戸惑ってしまいました。

でも、最後までエピソードを見た後、すぐにOpを探して聞き直したぐらい、とにかく一度聴いたら耳について離れない。

すぐれた作品が、

さらに別のジャンルの優れた作品を喚起するのですね。

それにしても、何をどうするとこういう曲をつくり、こんなOpを創造してしまうのか、結構想像を絶するレベルです。

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ところで、私はこの新シーズン最初のエピソードで中心になる少女兵士を見ながらふとおもってました。

こういうのって、ポルポトの少年兵の明るさとつながるのかしらと。

なんというのかな、私が心から敬愛する伊藤計劃の虐殺器官に登場する第三世界の少年(少女)兵たちの、奇妙な明るさ。そんなことを思い浮かべました。

’進撃の巨人’に魂を奪われているのでしたら、是非お勧めの一冊です。

ところで、このOP動画、5日前にリリースされたばかりですが、すでに6百万Viewをこえています。そして、何よりすごいのは、

コメントは圧倒的に英語をはじめとする非日本語

ソニーが、クランチロールを買収したばかりですが、このクランチロールが本格的に世界で日本アニメのサイマルキャスト始めたのは去年なのです。

コロナ禍で、映画館でのコンテンツ鑑賞が極端に減ってしまった今、日本のアニメは、世界展開が進みそうな予感がしてきました。