あと、3週間を切った春の日本訪問、新型コロナウイルスの脅威が他人ごとではなくなってきました。でも今のところ行くつもり

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先週の水曜日に、新型コロナウイルスについて、私が知っていることをまとめてみました。

あれからまだ4日たっただけすが、私の日本行きを2月27日に控え、かなり悩み始めました。何しろ私の周りには、

’日本行き取りやめたほうが良くない?’

という人まで出てきているので。正直なところ世界中がPanic 状態ですね。

4日間の状況変化のうち、最悪であることは、公式の死者数が800を超え、SARSの総死者数を超えたことです。

感染者のほうも、相変わらず、まあさすが指数関数的とまではいかないものの、確実に増えています。ただ、武漢での増加率に少しブレーキがかかったのではという報告もあります。

世界的なパニックがここまでひどくなったのは、まあこの地図を見ればわかりますね。

赤い部分が現在感染者が発見されている国々。

中国からの距離は全く関係なく、南アメリカとアフリカを除くほとんどの国に広がっています。

つまり、中国観光客が一定数訪れるところほぼすべてに広がったわけであり、これでは中国人排斥状況が起きてもある程度しょうがない部分もあります。

こんなことになる前から、基本中国人観光客の評判は良くありません。

一部の観光客相手のビジネスが多額の売り上げを見込んで彼らを歓迎する一方、観光産業に縁のない普通に暮らしている人達は、むしろうんざりしていたでしょう。

正直なところ、中国人の方は、たとえば東京一つとっても、まるでレストラン荒らしみたいな行動が結構目立つので、私個人としても避けてました。

たとえば、家からは結構近いものの、銀座にほとんど行かなかったり。

私が以前気に入っていたレストランの一つは、中国人に人気がでて、とにかく高い食材を使って値段も高く取るという方向にはしり、なんだか日本人にとってはひどくバランスの悪いメニューになりましたっけ。

もう本当に、中国人観光客が少ないところをいつも中心に出かける癖がつきました。とはいってもスカイツリーの下のソラマチはあまりに便利なのと、何件か私の好きなお店が入っているので避けるわけにもいきませんが。

結局、彼らの場合成金行動が極端なので、いわゆる衛生観念や、行動基準が、例えば日本ではもうずいぶん昔に見られなくなったレベルのままの方たちが多い。

日本の格差は、今だ広がる一方ですが、日本には人々が糞尿や、ごみや、産業廃棄物にまみれて暮らすようなスラムはない。

大体、日本のごみ清掃員さんなんて、世界一きちんとしてますし。日本のごみの分別もとにかく徹底しているし。

と、話がずれましたが、正直な話、日本政府の対応はそういう中国人環境客に関しては、かなり対応が甘すぎたというのが私自身の印象でもありました。

でも、あれからいろいろと関連記事を読んでいて、実は日本に住んでいる日本人が感染する確率はあまり高くないのではないかと思い出しました。

まず、日本の国内感染者のまとめは、こちらを参照にしたのです。もちろんこれにはまだ横浜に停泊中の、クルーズシップからわらわらと発見されている感染者の数は入っていません。

これはいわば、日本の政府の甘さの結果、どのくらい日本国内で二次感染が起きる可能性があるかということを考えるうえで参考になると思います。

【国内感染者まとめ】新型コロナウイルス感染者を時系列で振り返り:日本初感染から21例目まで

この記事の日付は、2月5日。だから、クルーズ船の感染者が入ってないのですが、

全部で21例。内訳は、

  • 中国人 8人
  • 日本人で、中国で感染したと思われる者 9人
  • 日本人で、中国感染者からの二次感染した者 4人

ですから、本当に見るべき症例は、今のところこの最後の4人だけなのです。

この4人の感染経路ですが、

内3人に関しては、中国人観光客からの2次感染であることはほぼはっきりしてます。なんせこの3人は、中国人ツアーバスの、運転手とガイドですから。

今のところ気になるのは、この発表では最後には確認されたとする、京都在住の20歳の男性です。

日本が、武漢在住もしくは過去2週間以内に湖北省を訪れた中国人の入国拒否を開始したのが2月1日、ウイルスの潜伏期間が2週間なので、あと丁度バレンタインデーあたりで、どんな感染状況になっているかによって、今後の日本の状況がわかってくると思います。

ただ、私はこと日本の状況に関する限り、割と楽観的です。

例えば、実はこと死亡率に関してはずーっと怖いインフルエンザの流行ですが、これがここへきて少し下がっているという報告があります。

そして、たぶん中国人も日本人もかかわっているらしきマスクの買い占め騒動。

とはいえ、日本人の場合、そもそもある程度のマスクの常備があるので、相変わらず日本人の防御態勢は、たぶん

世界一でしょう。

昨日妹に電話しましたが、コンビニではそれでも一週間に一度、おひとり様1パック限定ですが、マスクの入荷もあるそうです。

むしろ、完全品切れは携帯用の殺菌ジェルだそうです。というわけで私は今回、

殺菌ジェルをお土産にごそっと持っていきます。

Panic状態になった国の中には、中国だけでなく、なんと日本からの入国を禁止した国が約一国ありますが、まあ、今の日本の状況では、アメリカが日本からの入国者を拒否することはほぼないと思います。

もちろんさすがの私も、もし日本へ発つ前に再入国が不可能なんてことになったら、さすが日本行き諦めますが。

中国本土には申し訳ないけど、やはり国内の疫病をそうそうまき散らさないでほしい。中国の場合歴史上の前例が何しろ怖すぎるので。(ヨーロッパ中世の黒死病も、シルクロード経由で中国からもたらされましたから。)

とまあ、自分のことも日本のこともそれほど心配してませんが、武漢の状況は全く別物ですね。たぶん、中国は武漢を犠牲にすることもあり得ると思います。まあ、すでにこの一千万都市を封鎖しているのですから。