Amazon 一人勝ちにアメリカでブレーキがかかりだした訳を説明します。

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もはや、Black FridayよりCyber Mondayのほうに年間最大の小売売上日が移っているアメリカですが、一昨日こんな記事が出ました。

Target, Walmart and other major retailers are a threat to Amazon this Cyber Monday

私別にAmazonのすべてが嫌いなわけではないですが、もしAmazonの独占が今以上伸びたら正直怖いです。

ともかく、このCyber Mondayの売上結果を予測する11月前半のOnline売上ですが、実はAmazonはトップではなく、

  1. Walmart
  2. Target
  3. Amazon

それだけでなく、昨年同期に比べて、Walmartは51%、続くTargetは47%の凄まじい売上を伸ばしています。これに対してAmazonの伸びは32%なので、本当に、

Amazon 一人勝ちにブレーキかかりました。

私自身の場合、いままで日常品は行きつけの廉価スーパー、つまりTarget(Targetて、何度も言いますが、Walmartよりほんの少しだけお高いけど、それでも十分安く、後店内の感じがいいし、アパレルなどのセンスもいいのです。というわけで私はTarget派。)でショッピングを済まし、Amazonは、Game, ガジェット、本、事務製品などを買うときに使います。

ただつい最近までは、Black Friday(といってもここ数年はThanksgivingの夜からお店は空いてましたが)の買い物は普通にせっせとでかけてはいたのですが。

まあ、ここ数年緊縮財政だったこともあり、私自身のお財布の紐が固くなりました。

さらに、そうやっているうちに

’買わなくても大丈夫なものは買わない’

これが身についたのですね。

で、今回始めて、先週のポストでも書きましたが、Onlineと店頭と両方を使って目玉商品を手に入れました。

で、ここでKeyになるのは、Amazonでも、Targetでも、Walmartでもなく、

Googleでの検索です。

まあ、人里離れたエリアに住んでいる人は別ですが、私のように都市部に住んでいる人間にとって、そもそも、

送ってもらうのが最善とは限らない。

ですから、Googleの検索で値段を決めた後も、

店頭受け取りしたいものは、Amazonがほんの少し安くても外す

これなんです。

その点、WalmartTargetもそこら中にお店があり、今の所店頭受け取りのサービスはかなり快適です。

以外にも快適すぎでびっくりしたのがWalmart.というのはWalmartが嫌いなもう一つの理由は、レジがいつも混んでいること。Targetに比べて、微秒に感じ悪いし。まあ薄給で有名なところですから当然でしょうが。

さらにTargetの場合、店内にはいらなくても車まで持ってきてくれるというサービスをはじめました。私はこのサービスを知らず受け取りのデスクに行きましたが、次回から使用したい。

大体、送ってもらうって結構面倒なこともあります。Amazonは、基本的にTrackingはできても、時間帯指定はありません。

だから、私は必ずオフィスの方に送ってもらいます。

ところが今回、プライム会員割引で圧倒的に安かったので、Amazonで買ったApple Watch 5なのですが、慌てていて自宅あてにしてしまったのです。で、

月曜日は家で仕事、到着はなんと午後6時過ぎ

私はまだ一度も盗難にあってませんが、Bobは自宅あてに送ってもらった小包を2度盗まれたことがあります。

さらに、一度娘用のPCをオフィスに送ってもらったのは良かったのですが、駐車場まではとてもかさばり重くて運べず、苦労しました。(Office ビルの横にどうにか車を駐車して事なきを得ましたが。)

ですから、今回もTVは何が何でも店頭受け取りでした。

アメリカの場合今や、普通の大きなチェーンが、この発送か店頭受け取りというサービスをやってます。

実は今回ついに決心して、人工のクリスマスツリーを新しくすることにしましたが、これはネットで調べて最終的に選んだのは、Lowesという、いわゆるホームセンターの大手チェーンです。今日入荷のお知らせがあり、もうPick Upしますがどうせデコレーションは今週末にやるので、土曜日ピアノのレッスンの帰りに寄ります。丁度その近くだし。

実は、安いヒーターが壊れたので、また新しいのを購入しなくてはなりません。で、こちらは絶対Amazonではなく、店頭でのPick Upができるところで買うつもりです。

後、Amazonにはまだ固有の問題があります。

種類が豊富すぎて逆に選べなくなることがある。

去年の秋から、仕事用に企業が支給するノートパソコンを使用することになったので、少し私らしいキャリーバッグを買おうと思ったのです。

で、結果的に種類が多すぎて選べなくなってしまいました。

後、これは人にもよりますが、例えば服飾品とかって実際に見ないと、写真だけでは今一感じがわからないってことありませんか?

たとえばこれがユニクロだったら、ショップもそこら中にあるからネットで買っても安心でしょう。

Amazonの成功で、Netでものを買うことが実に当たり前になりました。

ただ、ショップが中心のチェーンでも、Netショッピングにプラスアルファの付加価値でAmazonにいくらでも対応の使用はあると思います。

たとえば、ヨドバシの白物家電搬入サービスのレベルの高さについてこんな記事が。

新居に冷蔵庫が届きました。ヨドバシ.comの自社配送のレベルの高さに感激した件

後、日本はとにかくコンビニが多いので、あれもうまくNetショッピングと結びつければいいのにと思います。

いまのところ、ローソンが一番先いってますね。セブンは、なぜかコンテンツ系のみ。

日本は治安が良いので、たとえばこういうところにロッカー受け取りのシステムがあれば、無理な24時間営業しなくても、や利用あると思います。

Amazonは、とにかく五月蝿いぐらいに買収したWholefoodで、注文受け取りのロッカーだったり、ショッピングの代理と配達とかせっせとやってます。

私は最近、これが本当に嫌でちょっと小さい方のWholefoodに変えてしまいました。まあ、このロッカーばかりが目立つWholefoodは、来年の夏に倍の大きさになってすぐ近くに新装オープンするので、そうなったら棲み分けが可能になるでしょうね。そうしたらまた戻りますが。

ともかく、Net ショッピングが普及して、消費者がますます賢くなったのは悪いことじゃありません。後、ショッピングをレジャーの用に楽しむ人がどんどん減っているのも基本的に悪いことではない。

ただ、食料品とか、アパレルや嗜好品は、ある程度までは昔ながらのショッピングをあきらめたくない気がします。

ちなみに、潰れたり不調になったりするチェーンが多いモールやテナントビルで、アメリカでむしろ売上を伸ばしているお店もあります。

そのひとつが、

Sephora

基本的に化粧品やさんですが、小さくて個性の強いメーカーを積極的に揃えているところが、例えばデパートの化粧品売場と非常に違います。やはり、10代20代が多いけど、小物も充実してます。私は化粧ブラシ専用のクリーナーがお気に入り。後、娘のニキビにピッタリの緑茶入のクレイマスクも、気に入ってます。

もう一つ、個人的によくしっているのが、

REI

ここは、Outdoor製品最大のチェーンですが、とにかくモノを売るだけでなく、まるでCommunity Center化しているのが特徴です。店員さんもそれっぽいし。

というわけで、E-commerceなしでこれからの小売は成り立たない一方で、

Amazonに対抗する方法はいくらでもあると思います。