まあ、トランプ狂っているという言説は今更な感じがしますが。News のコメンテーターで、過去複数の大統領のアドバイザーをやっていた経験豊富なこの人がいったことがすごい。
David Gergen on CNN just said “We’re in the grips of a madman”
’この国は、いま気違いにつかまっている’’といったわけです。
この、David Gergenという人は、もともとそれほど過激なことは言わない人なのです。ぼそっと口からこぼれた感じ。
トランプは、察するところ金曜、土曜の二日間はかなり容態が良くなかったということは、すでに漏れてきています。
何より、この二日間は、彼の声もツイートも一切ありませんでしたが。あ、厳密にはツイート一回ありましたが、これはまずスタッフのものでしょう。まともすぎて。
それが日曜日の夕方、突然病院から外に出て、写真の黒い車にのって、
病院の周りをひとまわりしてファンに手をふった。
自分は、感染力の高いコロナにかかっているのに、マスクしているだけのスタッフやら、運転手やらを引き連れて。
密室の車ですよ。
コロナの場合、2次感染が一番ひどいのは、なんといっても病人に直に対応する医療関係者です。医療関係者の場合は、特別なマスクほか、ある程度の防護服も着用して、それでも感染する人は多い。
あ、この奇矯な行動については、トランプの長男もビビったという報道が入ってます。
トランプの担当医ではない、同じ病院の医者も気違い沙汰だとこめんと。
あの後、さらに、なんとトランプの報道官の女性が感染していることが判明しました。
これは、報道関係者をぎょっとさせました。だって彼女の感染公表の前日まで、
マスクなしで記者会見してましたから
さらに、トランプは、
今夜病院を出て、ホワイトハウスに戻りました
その後すぐ、バルコニーにでてきて、
マスクを取って手をふり、そのままマスクなしで室内にもどった
トランプの担当医のいうことも、はっきりしません。
ただ、金、土の容態は、なんと酸素のレベルが落ちるところまで行っていたということがリークされました。
あと、病院の発表する投薬の種類と、担当医が発表するあまりに楽天的な病状のつづ妻が合わないということもすでにはっきり指摘されてます。
つまり、使われている薬が、本来重症患者に使うような、実験薬や強い薬(効き目はあるけど副作用もある)がバシバシ使われているのです。
そしてステロイドも使われている
ステロイドは、病気を改善するわけではなく、一時的に患者を元気にします。状況によってはそれが必要な時もありますが、使い続けるとすぐ効かなくなり、さらに免疫を弱めもします。
トランプの担当医は、トランプに対してびくびくしているようです。普通の医者と患者の関係が保てていない。
でも、私がアメリカという国が一番狂っていると思たのは、トランプがホワイトハウスにもどってきて、
Marketが上向いている!!
ああ、それともっとすごいはなしがあります。これ嘘じゃない。ホワイトハウスの売店では、すでに、
$100 ‘Trump defeats COVID’ commemorative coin
つまり、’トランプがコロナに打ち勝った記念の$100コイン’の予約ができるそうです。
そうそう、
トランプは、すでに2回目のテレビ討論会をやるといってます。
トランプのこういう行動を受けて、すでにコロナ感染が判明した上院議員の一人は、医療スーツに身を包んでも、トランプ推しの最高裁判事候補の議決投票には参加するとかわめきだしている。
こういう人たちにはっきりしていることは二つ。
1.自分は死ぬはずがない。 だから
2.ほかの人に移っても大したことない
いやー、死人ちゃんと出てるって、
そう、今さっきの統計だと、
214,995人です
最後に一言付け加えます。重篤な病に侵されたとき、病ときちっと向き合える人と病を否定する人がいます。
私は、父も妹もガンで失ってます。妹も父も、第三ステージでした。しかし、妹は2年ちょっとで逝ってしまい、一方父はなんだかんだと8年永らえました。
さっき、トランプがホワイトハウスに戻ってきたVideoを見ました。
私が感じたのはただ一つ。
あ、このひと病院で死にたくないんだ