娘が、お気に入りの歌を時々見つけるのはいつもYoutube経由です。昨日なにやら可愛い歌を歌っていたので、尋ねましたら、

’Magikurp (コイキング)の歌だよ’

 

で、こちらが英語版のMagikurpの歌。

 

 

 

最初にUploadされたのは、2017年5月12日、今現在の再生数は1564万を超えてます。で、気になって日本語版があるのかなと思い、探してみましたらこちら

 

Uploadは、ほぼ一年早く2016年7月28日、これ日本でPokemon Goがスタート(同年7月26日)した直後ですね。累計Viewは1177万強。

 

で、先に日本語版を聞いてみて正直

がっかり

 

なんか、あんまり可愛くない。いかにもの甲高い男の子が少し舌っ足らずで歌ってますが、わたしにはむしろあざとく聞こえる。

 

これだったら、何故かつい連想してしまった、昭和のモンスターシングル’およげ鯛焼きくん’のほうがいいなんて思ってしまいました。歌っているのは大人ですが、

 

こちらは、誰かが探してあげてくれたオリジナルのシンガー子門真人が実際に歌っているVideo. いや、この人かなり不思議なビジュアルですが、本当に歌がなぜかとても

Soulful

 

まあ、鯛焼きは食べられてしまいますが、Magikurp(コイキング)はPokemonの中でも基本攻撃力がゼロに近いですよね。

 

ともあれ、一体娘はどこがこの歌気に入ったのかと英語版の方を聞いてみると、

 

えっ、サビが真逆!!

 

で、そもそも英語版は、男の子ではなく女の子が歌ってます。

ともかく一番のサビ日本語版と、英語版比べてみましょう。

 

まず日本語版、

弱いポケモン、コイキング、世界で一番弱いやつ、弱いポケモン、コイキング、あまりの弱さショッキング

 

そうですか、コイキングが弱いのは誰も分かってますよ。だからどうなのって突っ込みたくなるのです。

(後で一番最後まで聞きましたら、最後の最後でやっとラブ・ソングになりました。でもそれじゃ、可愛そうじゃない。あ、そうか、ここに日本人の愛の告白と、英語圏の愛の告白の差が現れているのでしょう。でもそこにたどり着くまで本当に可愛くない。この印象は変わりませんでした。)

ところが英語版は、(まず英語で)

The Weak Pokemon, that’s you Magikurp
But though you are the weakest, still you’ve won my heart
Oh weak pokemon, my love for you is strong
Honestly it’s magical, you’ve survived this long

 

では、私の意訳言ってみましょう。

本当に弱いポケモン、それがあなたよコイキング、でも一番弱いあなたが私の心を掴んだの
弱いポケモンのあなたへの愛は強いのよ、だってこんなに長く生き残るなんて奇跡だもの

 

で、もちろん娘はこのサビが気に入って、かなり高音のここをファルセットで最近良く歌うのです。

 

つまり、英語版のMagikurpソングは、本当に

Magikurpに捧げるラブソング

 

なのですね。

 

結局、Magikurp(コイキング)みたいに、基本戦闘能力ゼロで、登場するたびに半分死にかけているんじゃないかなんてキャラは、日本以外子供用のPop Cultureに存在しないのです。せいぜい、今一頭の悪い飼い犬ぐらいが限界です。

 

他のキャラものゲームは、ここまでキャラそのものがファンの心を掴むことはない。

 

だめなやつだけど好き、ではなく

だめなやつだから好き

 

ちなみに、最初の一年ほどは、Pokemon GoでせっせとMagikurp(コイキング)集め続けました。BaltimoreはInner HaborというWater Frontがあるので、いつもよく出るのです。

 

でも、ギャラドスに進化させるまでに必要な個数は、

500ですよ。

 

いやー長かった。でもついに集めきった時は嬉しかったです。

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