今日から9月。3日続けての同じテーマですが、’お金の五季’ 夏編を終わらせたいのでもう一日付き合ってくださいね。
最後の、取り上げるルールは、’Pay now, Consume later’.
まあ、たとえばバケーション一つとってみても、せっせとお金を溜め、プランを立て、費用を払ってしまってから、実際のバケーションが始まったほうが、心置きなく楽しめますよね。
あと、例えば、自分の本当にほしい何かを手に入れようとして、特にそれが’モノ消費’である場合、手に入れたあと、結構早い時期に、最初の興奮がすっかり冷めてしまう可能性というのは高いので、もし、その時期になっても延々と支払いをしていたら、
日々の心の平安は失われてします。
で、ここまでが、いわばこのルールそのものの説明ですが、今回夏編の最後なので、私が強調したいことに焦点を合わせようと思います。
で、モノ消費を減らしたい。
さて、これを説明するのに、個人的に一ピンときたのが、プロブロガーの立花岳志さんのCase.
実はこの夏読んでいて一番’清々しかったのが’、
立花岳志さんのブログ
彼の場合昨年末の離婚以来、ライフスタイルの再編成が進化しながらすすみ、それが夏に入って、いわば、
今までの生活をほぼ整理してしまいました。
元妻さんと一緒にやっていいた会社からは完全に手をひき、いままで借りていた事務所と、2箇所の住居合わせて五箇所全て引き払ってしまいました。
新居をどこにするか、そして時間内で住むところが決まるのかとても横で見てハラハラしましたが、結果的に、
鎌倉の海辺、水着のまま出られるほどの近さに落ち着かれましたね。
結果、頻繁に海水につかった足の写真を見かけるほど、海辺ぐらしを満喫してらっしゃる。
で、それ以上に羨ましいのは、実に
ダンボール100個分のあれこれ、プラス殆どの家具と電化製品を処分
さらに、実は元は、稼ぐそばからいろいろな維持費にお金が溶け、いつも次の支払いのために生きていたような生活形態だったそうです。
当然、今や色々と会社を始める前に戻ったそうで、
ブログと、Noteだけでも基本食べていけてストレスが減ったそうです。
で、なんでこういうお話が個人的にすごくツボにはまるかといいますと、私の場合、
アメリカと日本のDural Life状態です。
といっても、立花さんとことなり、期間的には完全にアメリカが主です。
さて、一ヶ月ぶりにアメリカに戻ってきて、何が嫌だって、
家が大きすぎるのと、ものが多すぎるのでうんざりするのです。
私がアメリカで住んでいる家は、日本を基準にすると、かなり広いです。だいたいフロアごとの床面積が、30坪ちょっとで、それが
3階建で、さらにフルの半地下室があります。
ここを買ったのは、1999年で、子供の頃から夢だった天井の高い古い洋館ということで、いわば夢がかなった感じだったのです。
最初5年ぐらいまでは、アパート経営以外、あまり何もしてなかったので家に色々手を入れ(かなりボロでした、やすかったので。)そして、高いもの、やすいモノ色々まぜこぜで少しずつ家具を買っていくのも楽しかったです。さらに、あれこれと飾るスペースもおおかったので、蚤の市やら、アンチックショップやらを除いて、細々としたものを買うのもそれなりに楽しかったのです。
それがいつの間にか、だいたい娘が生まれた頃から変化が始まりました。
今や、この私にとっては大きすぎる家は、苦痛と頭痛の種です。
大体、購入直後に色々修理したあれこれが、今や再修理を必要とし、後手後手に回っています。(古いのでいろいろと、面倒かつお金がかかるのです。)
その一方で、私は随分前にShopping があまり好きではなくなりましたが、うちのBobはいまだにせっせと、Game関係のGoods などを書い続け、今や地下室は基本、彼のそういう物でいっぱい。家中に散らばっている収納エリアも、彼のもので溢れんばかりです。
さて一方、日本に滞在する時は、基本大きめのスーツケース一つで、持っていくものが足ります。何より、掃除がらくで、台所の水回りもきれいにしておける。
だから、モノのメンテ絡みのストレスがゼロです。
それでも、日本から戻る時は流石に今までかなりのお土産を買い込んできました。あと、母の残したやたらお高いブランドものの洋服やアクセサリーのたぐいもいろいろと持って帰って来ました。
でも、ここ一二年は、さすがに消耗品と、食料品以外はかなり買うものも、持って帰るものもすごく減らしました。それだけでなく、食料品はさすがに日本にまたでかけるまでにいつも使い切ってしまいますが、他の消耗品に関しては、買いすぎないよう、溜め込みすぎないよう気をつけるようになりました。
化粧品と、シャンプーのストックがたまり過ぎましたので。で、まあ帰国するとものの集積にあらためてうんざりするのです。。
と、考えていたら、こんな記事にさえ行き当たりました。
大金持ちが大豪邸を「手放す理由」~庶民には分からない苦悩がある
結局、何代も続くお金持ちで、使用人がいることが前提で子供の頃から育っている人でもない限り、日本人て、
Lifestyleを拡大すると、結局消耗してしまうのです。
そうなったら、とにかくエネルギーと、コストが枯竭しないうちに、生活を、
Downsizeしたほうがいいですよね。
でないと、行き着く先は、
ゴミ屋敷
まあ、本来この第五のルールって、プランするステージの楽しみとかに注目するところに重きが置かれてますが、
もう、ローンで何も買わないぐらいのほうが、自分の生活を、自分が一番気持ちの良い比較的にものの少ない状態に保てると思います。
結局、
モノ消費では幸せになれない。
ということが、どんどんはっきりしてきた時代なのだと思います。私はそこ強調したいです。