’お金の5季´ 土用編 お金とリスクマネジメント その3 人生100年時代なのに未来を見据えない私たち

’お金の五季’

もう10年以上も前に、このキャリアを始めたころはまだ人生100年時代を踏まえてのライフシフトとか、ワークシフトみたいな論点は話題になっていませんでした。

 

一方、私自身はといえば、日本でいわばフリーランスライターとして結構やっていけていたキャリアを捨てて、中高時代の夢をかなえるべくアメリカで学部から理科系の勉強を始めたわけです。

 

今思うと、なんでよりによって純粋数学などというほとんど実用性のない分野を選んでしまったのかとは思いますが、一方あれはかなりシビアな脳のトレーニングではあったので、私の場合脳のWetwareとしての性能はあまり落ちていない。

 

その意味では、この’お金の5季 土用編’ リスクマネジメント最後の項目に対応するために、かなりの強みを持っているといえます。

 

つまり、このリスクというものが存在するその根本でもある

未来が不可知であるリスク

 

と、どう向き合うか。実はマネジメント以前にかなり問題がある。

 

未来というものを考えるとき、日本人のたぶん子供以外ほぼ全員にかけている視点は、未来をたとえば、最短30年ー50年スパンで考えることではないかと思います。

 

だから、子供や孫の視点から世界を見ることが全くできていない特に爺が老害を蔓延させるわけですが。

 

実は30年どころか、20年後、いや6年後についてまじめに考える人たちがまだかなり少ないという状況が厳然としてあります。

 

日本の場合、2025年に大廃業時代のTipping Pointがやってきます。この手の統計は例えば、’老後あと2000万必要’’みたいなわけのわからない提言とちがい、かなりしっかりした統計をもとにすでに計算されている。

 

まあ、現実には日本に少数いるビジネスに嗅覚がある人たちが、将来性のある、あるいは安定した市場を持つ中小企業を買いあさって再編成しているのですがね。

 

いや、むしろ日本にすでにどんどんはいってきている東南アジア系の方々もこういう中小企業に目をつけている。

 

かくいう私も、妹や妹の会社の役員と一緒にどうやって関連業種を吸収合併して、継続していくか動き始めてますし。

 

だからこそ、私がわたしなりに日本の方に向けて投資と投機の連載をしたとき、落としどころを′起業’にしたわけです。(大廃業時代のことは、すくなくともこの連載を始めたときは意識していなかったのです。むしろ論理的結論ぽかったのですが。)

 

そして、このくらいのSpanで未来を考えるとき、現在のインフルエンサーたちが、せいぜい30代か、いっても40まででしかも本当に目先の儲け方のことしか考えていないのを横で見ているとかなりため息ものです。

 

ブログベースのお金儲けにつながるトピックスは、大体印象として今や3年ぐらいで変わるもののようです。

 

10年前ぐらいまではもう少し長かったのですがね。

 

後、私が知っている範囲では、特に若い人向けのブログということになると収益化がこんなにうまくいったという成功談の後に、たとえば、

家族をもとう

 

なんて発想は出てこない。それどころか

 

もう一度勉強しなおそう

 

という発言も少ない。まあイケハヤさんはご自分でイケハヤ大学とかやってますが、正直ちょっと内容が薄いと思います。せめてセミナーぐらいではないと私はおこがましいと思ってしまう。

 

私の場合ずいぶんと大人になり、あとフリーのライターとしてやっとある程度のレベルまで達した後でそれを全部捨ててアメリカの大学で一からやり直しました。

 

学部は2流の州立大でした。

 

でも、それでも一番よかったなあと思うのは、大学というところにはカリキュラムがある。そして日本のことは知りませんが、アメリカの大学の場合宿題や課題が多く、しかも

教科書が部厚い。

 

だから、勉強しながら何に一番感動したかというと、

 

わー、こんなに私の知らないことがある!!

 

ということだったのです。

 

それに対して、いまやスマホからGoogleして、Wikiなんかで表面的な情報は本当に簡単にはいる。で、逆にわざわざ勉強したり、大学に行ったりする意味が見いだせないという人がおおい。

 

変な例を挙げますと、若い、本当に若い、でも若いからこそ怖いものすらずの人と話をしていて、たまにものすごく困ることがあります。(あ、これはまあ必ず男性です。女性は基本どんどん質問してくるのでCommunicateしやすい。)相手が、いかに自分がものを知らないかまったく自覚してない時、けっこう複雑なことを成り行きで説明しようとして、それを伝えようとして、ついその複雑なことを説明するために必要な知識を継ぎ足しはじめ、逆に’話が論理的でない’と、見下されましたっけ。

 

ともかく、大学でなくてもいいですけど、きちんとしたカリキュラムが確立しているコースでも、資格でも時々とらないと本当の意味の知識や、ものを考える力は身に付きにくいと思います。

 

そして、6年の次に挙げたいのは、20年先。つまり昨日のトピックです。

地球温暖化は確実に進んでます。

 

日本がオワコンより先に、(まあ、大廃業時代でかなりの産業が消滅する可能性もありますから、6年後も節目ですが、)世界全体がオワコンになる時期がかなりせまってます。

 

でも、もうあきれるぐらいNetベースのインフルエンサーたちは、こういう話をしない。

 

たとえば、Manabuさんのいらっしゃる(いらっしゃった)バンコクですが、ほかの地球上の大都市と同じく、このまま温暖化が進むと、

 

15-20年で水没するという試算がでてます。

 

30年どころか、15-20年先を考えるだけで、私たちがいかに未来にきちんと向き合っていないかが見えてくると思いますがどうでしょう。

 

これを防ぐためには、ほぼ今すぐカーボンフットプリントを大幅に減らさないといけない。

 

正直、私が改めて目が覚めたのは、基本

Greta Thunberg効果です。娘16歳だし

 

あなたが今25歳なら、6年後は31歳、そして15年後は40歳、

あなたが今30歳なら、6年後は36歳、そして15年後は45歳

あなたが今35歳なら、6年後は41歳、そして15年後は50歳

あなたがもう50歳でも、6年後は56歳、そして15年後は65歳です。

 

人生100年時代だから、こんな近い未来に今なにもしないことによって、非常に高い可能性で世界のオワコンが迫っているとも言えます。

 

そういう時、お金をためるだけではとてもではないがこの未来が内包するリスクに対応できません。ほら、世界というシステムが壊れると、当然私たちが慣れ親しんでいる貨幣経済にも大きな亀裂がはいりますから。

 

とにかく、知ることと自分のできることを少しずつでも、着実にすぐはじめること。

 

そもそも、’お金の5季’を書き始めた当初、このリスクマネジメントの最大の対象方は、

 

教育でした。

 

それは、いまだにそうですが、いま思い浮かべるのは、ちゃんとした内容なら形を問わず、そしてこれこそお金をつぎ込むのに値するでしょう。

 

どうも昨日から、’狼少年’みたいな内容ばかりになってしまいました。でもほら、3-11の時のことを思い出してください。

 

 

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