今朝は朝五時に起きて、前日のブログ投稿を済ませ、昨日は入れなかった大浴場にも朝食前に行けました。

ここの場合、男風呂と女風呂を定期的に入れ替えるので両方楽しめます。特別広いわけではありませんが、内風呂と、露天風呂それぞれあるので嬉しい。

後、ちょっとおバカな話ですが、最近の大きめのホテルや旅館では、備品が少ないのです。

でも、絆は団体客をまったく取りませんので、

タオルもほかの備品も使い放題。

 

なんせ、朝の7時に入浴したので、ほとんど二人締めでした。

そして、旅館といえば朝ごはん。私は魚はそれほど好きではありませんが卵大好き。温泉卵も茶わん蒸しもあり、さらに湯葉のお刺身がいい。あと温野菜のサラダもおいいしかったです。何より日本のかぼちゃはおいしいです。自分で料理する場合手持ちの包丁で皮をむくのは一苦労ですが。

ともあれ、絆のお料理は普通の旅館料理に比べて、ワンレベルアップ感がすごいのです。

 

さて、今回の目玉は天城山中浄蓮の滝での魚釣り。

浄蓮の滝は、伊豆天城山最大の滝で、天城越え道の駅の少し手前に滝へと続く入り口があります。

 

実は去年、夕方初めてここにより、思いがけなくきれいな水と、ワサビ畑に感動したのですが、それ以上に、

ここでは釣りができる。

しかも、釣り堀ではなく、浄蓮の滝から続く渓流での釣りです。

ただ去年は、訪れたのが夕方でしたので、釣り宿は締まってました。

娘は、動物の森をプレイし始めて、そもそも魚が好きだったこともあり、釣りというと目を輝かせます。

というわけで、今日は朝一で出かけましたが、何やかやと遅くなり、着いたのは10時半。

前回と違って、渓流沿いは人でいっぱい。

料金は、娘は大人扱いということで、

ひとり1625円、

これは釣り竿、餌、替えの針、そして魚を入れておく網を含んだお値段。安いのか高いのかわかりません。

餌はなぜかイクラ。これを二粒づつ付けるように言われ、さらに白くなったら呑トン取り換えるようにと説明されました。

釣り竿は、シンプルな竹に糸を付けたもの。おもりもそんなにたくさんついてません。

あまり深く考えずに、一番長いものを選びましたが、これは基本間違いでした。

釣り堀と違って、いろいろ不便。

渓流なので、人が立てる幅が狭いところが多い。

イクラを針に着けるのがものすごく、たるい。

最初の30分はまるで勝手がわからず、反応も全くなし。

が、次の瞬間私の釣り竿に、魚がかかったのです。取り逃がすのが怖かったので、ちょっと引かせた時間が長すぎたらしく、かなり奥まで針を飲み込んでしまい、ほぼパニック状態だったのですが、周りの方たちが親切で、手伝ってくださいました。

やっとの思いで最初の一匹を網にいれたのですが、

これ、娘が不注意で流されたのです。

幸い、妹が付き添っていてくれたので、彼女が釣り宿まで上がっていって替えをもらってきてくれましたし、流されたといったら別に弁償代も支払わされなかったそうで、そこはほっとしました。

個々の釣り宿は、なんというか割と皆さんおっとりしてました。10分ぐらい遅れたのにも関わらず、釣った魚の下準備の列が長かったので超過料金も取られませんでしたし。

 

最終的に、私がもう二匹釣り、(二匹目は、娘の釣り竿で見本をみせていたらかかりました。)あと時間切れ直前娘の最後の餌に食いついたのですが、これは逃げられました。

 

釣りに来ている人が多いので、もちろん釣り宿が、時々ニジマスをバケツで放流します。それでも釣り堀の魚より、余程元気ですし、釣り堀のように魚が集団で見えるような場所はありません。

 

ですから、あとで妹が教えてくれたのですが、どっさり連れた人が時々いる反面、まるっきりつれないひともずいぶん見かけたそうです。私は結果3匹釣っているので割といいほう。

 

ちなみにコツは、まめにえさを替えることと、

水があまり動いていないところを狙うこと。

 

娘はちょっとがっかりしてましたが、まあ釣り堀よりは余程グレードアップしたので、来年もまた来ようねと約束。ただし来年は釣り竿一本でいいです。自分も釣って娘を手伝ってというのでは、死にます。

 

さて、お楽しみはこれで終わらず、この後その場で食べることができるのですが、このシステムが割と面白い。屋内のテーブルもありますが、そちらは満員。

 

渓流の反対側にあずまやがあり、そこにテーブルコンロだけがいくつも置かれています。釣った魚をきれいにしてもらった後、それと、携帯の液体ガスの缶、ライター、焼き網、そしてトングまでセットで受け取って、自分で焼いて食べるのです。(このセットと下ごしらえは、一式6匹までで540円。

 

渓流にかかっている橋は、かなり細く手すりもないのですが、私たち割と何事もなくわたりました。

 

最初のセットに、ちょっとびくびくしましたが無事完了。結果的にほぼ全部娘に食べさせました。

 

 

片方がカップルで、男性のほうがうめえと、すごく盛り上がってました。逆側は家族連れで、しっかりお握りをもってきていて、こちらも楽しそう。

 

娘はこの時点でやっと、気を取り直して魚に集中。

 

基本、Bobを含めアメリカ人は小さめの魚の丸焼きには手を出しません。でも娘は日本人並みに、せっせと焼き魚も嬉しそうに食べます。

 

この後、駐車場まで戻りそこの食堂で、妹たちは昼食。私たちはてんぷらの盛り合わせと、フレンチフライというかなり変な組み合わせ。

 

そうそう、天城といえばこれです。

ここはワサビの里

実は浄蓮の滝のすぐ近くにも大きなワサビ畑があり、直売店もあります。ここで私たちは生ワサビを買い、さらに自家製のワサビ漬けも購入。

試食して本当においしかったのです。

普通のワサビ漬けより、ずっと爽快感が強い。

 

でも、ワサビときたら、これです。これを食べないと。ほかにもいくつかワサビの名産地はありますが、私にとっては天城がやはりワサビの里。

で、ご当地で作られた、

ワサビソフトがとにかくおいしい。

これは、帰りに食べた天城越え道の駅のもの、でもランチの後浄蓮の滝の売店でもこちらのバージョンしっかり食べました。

私はそんなにアイスやソフトが食べられるたちではありません。31では、いつもミニサイズだし。

でも、ワサビソフトは、例外。

お味ですが、浄蓮の滝のほうがワサビの量が多く、一方天城越え道の駅のほうが、地のソフトクリームがおいしかった。私は両方捨てがたい。

 

普通に、お刺身やお寿司でワサビに慣れているのでしたら是非試してみてください。結構はまる人多いと思います。

 

さて、午後ですが石廊崎まで出かけるのには遅くなりすぎたのでそちらは今回あきらめ。(6時までに宿に戻りたかったので。)

 

そこで地図をみながら、いろいろ考え、とにかく天城越えをしたいことと、あとは一応東伊豆の海辺までは行きたいこと、この二つ。

で、峰温泉にある、

大噴泉公園というところを目的地に選びました。

 

 

峯温泉は、東伊豆の早咲きの桜並木で有名な河津から、ちょっと奥まったところにあります。ここはとにかくやたら湯量が多いので有名。

ここにたどり着いたのが午後3時、次の噴泉が3時半だというので、売店でかき氷を買い込み、さらに足湯コーナーでなごみながら待つことにしました。

 

 

個々の足湯が、とにかく気持ちがよく、最初は少し熱く感じますがどんどん慣れていき、気分的にもリラックスしてくるのです。娘も、いつもはぬるめのお湯が好きなのにすぐ参加。

 

いや、まったり。

 

肝心の噴泉ですが、実はビデオを撮るのに夢中で写真を撮ってません。今は全盛期の勢いはないものの、大体30mぐらいまで吹き上がります。これは東洋一だそうです。まあ、日本は温泉大国だからでしょうね。

 

吹上は沸点で100度ですが、風でしぶきがかかるころには熱くありません。だからちょっと気持ちがいい。

さらに、帰りがけにここでは温泉卵を自分で作れるテーブルがあるのも発見。

ここは伊豆ジオパークという地学上注目に値する観光スポットシリーズの一つです。

去年行った、土肥の金山もその一つ。

伊豆半島って、とにかく新天城トンネルができてからすごくアクセスが良くなったのに、こと外人観光客は、箱根熱海までに集中。富士山界隈も東京側ばかり。

ですから、それほど混むことがないようです。

修善寺経由ですと、西伊豆でも南伊豆でも、簡単に車でアクセスできます。

ちなみに、天城越えの道は、距離的にはかなりこじんまりしていてものすごく早く感じます。

 

この大噴泉公園から、海までは10分もかからず、なんと伊豆7島のうち、4つまで見えていてかんどうでした。

 

そのまま、トンボ返り。

 

行きにも通ってびっくりのループ橋の写真もどうにか取りました。基本3重らせんの形をした橋で、一気に高度を上げていきます。海岸の0mから、天城峠では海抜500mを超すのです。これを30-40分のドライブでカバーしますから、すごいのです。

これがループ橋が見えてきたところ。

 

 

そして、こちらは差し掛かってすぐ、車の中からなのでどうしても完全な全体像はむりですが、でも正直ここドライブしてこその感動ものですから。3層であることだけはわかるでしょう。

 

 

伊豆半島は本当に楽しいです。アメリカには壮大な景観がたくさんありますが、個々のように比較的こじんまりとした地域に、さまざまな景観がぎっしり詰まっているところはありません。

 

東京在住の方には、車の免許をとってたぶん三島あたりからレンタカーで回るのが一番のお勧めです。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA