実はここも結構気に入って日本に来るときに利用するのですが、ラぺよりずっとカジュアルで女子会にお勧めです。

 

ラ・ボンヌターブル

 

今回は、妹の会社の女子会で使用。確か女子会をランチから、Dinnerに最初にアップグレードした時もここでした。

社員さんの一人にかなりしっかりインスタをやっている人がいて、彼女は前回せっせと写真を撮っていたのです。

 

 

なにしろ、お任せのフルコースが1万円かからないという超コスパのいいお店です。で、フレンドリーなサービスも徹底してます。ウエイターさんが、あれこれ料理の説明をしてくれますが、かなり気合はいっていて、あまりまだこういうレストランには友達連れで来た経験がない若い3人(20歳と21歳!!)はかなりまじめに聞いてました。

 

私だって、一人暮らしを始めた若いころは同じようなものでしたし。まあ、子供の時は父がいろいろなところに連れて行ってくれた経験はありましたが。

 

で、今回は私もしっかり写真撮ってきました。正直今回のメニューは良かった。

 

 

さて、ここはいつも密封した袋入りのとても香ばしいフライドポテトで始まります。私は最初の一杯はお勧めのシャンパンのグラス。

でもね、合いましたよ。

 

次が、コースの一番手の一応アミューズということですが、いろいろな野菜と果物をMixしたサラダなのですが、実は結構凝っている。フレッシュな果物、野菜とともに、料理してある野菜も混じっていてとても複雑な食感で楽しいのです。

 

次がキノコのチーズグラタンといいたいところですが、これチーズ使ってません。代わりに酒かすを使ってます。ほんのり独特な香りが面白い反面、お味はあっさり目のチーズグラタンといった感じです。

ちなみにこの丸太のお皿は、もともとこのきのこが生えていたところからだそうです。

これが一番という人もいました。

 

次がアナゴの揚げ物。これもおいしかった。レタスの付け合わせが抜群なのです。見た目よりさわやか系のお味ですが。

私特別魚が好きというわけではないけど、これもおいしかった。ソースは下を噛みそうな名前でしたが、野菜のペーストみたいです。

 

そして、お魚のリゾット。これもすごい。

スープがいわば、ブイヤベースのバリエーション。あの独特な、でもお魚臭くない濃厚なスープがベース。ブイヤベースのトマトやサフランの代わりに、シトラスが入っていて濃厚だけどさわやかでもある。

お米は例のイタリア系のリゾット用のお米がしっかりアルデンテ。ただ、アルデンテのお米が初めてだった人がほとんどだったのでちょっと面食らった人もいました。

でも、私にとっては春のイタリアンより、よほど本格仕立てでおいしかった。

 

そして、私にとっての最高の一皿はこれでした。

鮎の一種の丸上げです。

もう熱々。私はせっせとスイカを時々挟んで口の中をリフレッシュしながら食べましたが。いやこんな風においしく料理された鮎を食べたのは久しぶりでした。

塩焼きみたいに、塩がきつくないし。

焼きトウモロコシと山椒のはがついてましたが、別に和風にはならない。ソースがMadera酒ベースだったからというより、焼き方がちゃんと和風にならないように仕上げてある。という印象です。

 

でもね、本当にハフハフいいながら、スイカとかわるがわる食べていておいしかったのですもう。

 

最後は、非常にきれいにローストされた鴨。

 

定番のオレンジソースではなく、新ショウガの千切りとごぼうのソース。正直この時点ではもうおなかがいっぱいで、あまり味がわかりませんでした。

鴨が半分の大きさでもよかった。

でも、これが一番という人もいましたから。

 

そして、デザートはすごくさわやか目で泡がかかってます。

高梅、桃、ラベンダー、そして酒粕を又使ってます。ラベンダーが時々香るのがまるでアロマで、こう気分がすごく安らぐデザートでした。

こういうデザートって、夏は非常にありがたい。

 

私は、しっかり食後にカルバドスをたのみ、さらにコーヒーもお願い。ラバケーキ風のチョコ菓子がついてきます。

ここは、コーヒーをこし布でとても丁寧に入れてくれるので、とてもおいしいのです。

6時に開始して、ほぼ9時までゆったりと楽しませてもらいました。

それにしてもこのメニュー体に良いみたいです。今朝の胃腸の調子がよくなりましたので。

最寄りの駅は、地下鉄銀座線と半蔵門線、三越前です。

 

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