Baltimoreの場合、夏昼間の気温が30度以上に上がっても、夜が熱帯夜似なることは普通ありません。
ただ、一番最初にここに越してきた20年前に比べて、確実に暑くなってきたことは確かです。
今週半ばぐらいからじりじり気温が上がりだし、それでも水曜日はまだ夕立があったので少し救われたのですが、木曜日も、昨日も、どんどん昼間の気温が上がり、そしてそれが夜あまり下がらない状態です。
というわけで、アメリカの半分以上が極度の高温と、高湿度につつまれこれは日曜日いっぱい続きます。
How heat waves can kill — and how to stay safe
土曜日の朝は、7時半頃30度を突破し、朝の散歩もキャンセル。
アメリカの場合、基本室内気温を夏は20度、冬は24度ぐらいに保つ傾向があります。これ日本の平均的設定に比べると、冷やし過ぎで、暖かくしすぎ。
で、結果的に特に夏は、アメリカでも熱中症被害が出始めるわけです。アメリカでの被害は、糞暑いのに外で働いていて、なんて話はほとんどなく、基本エアコンが壊れてというパターンが多いのです。でこれが乳幼児や、高齢の場合、死にいたることもあるわけです。
実は私、アメリカでは何度も熱中症にかかってます。頭痛がして、身体が熱っぽくなりさらにめまいがしてくるところまで経験してますから。
もう最近は屋外の気温が30度をこす時は徹底して避けます。
これ不思議なのですが、日本にいる時はもっと耐性があるのです。帽子かぶってモールや隣のターミナル駅まで平然と歩いてますから。たぶん車に乗らないのと日本の湿気のせいか、よく汗をかく性ではないかと思ってます。
さて、これが昨日の天気予報。
あ、これ昨日の天気予報からのビデオですが、あ、気温全て華氏ですね。
華氏を接しに変換する公式は、
(華氏温度-32) X 5/9
アメリカという国は変なところが意固地で、いまだにメートル法を一般レベルでつかってません。で、かなりアバウトな感じのする、FeetとInchやら、アメリカ的拡大感のあるMile,そして同じくわかりにくいPound(lb)とか。
ともあれ、上の天気図にでているのは日陰の体感温度です。
で、簡単に日本人にとってピンとくる摂氏と比較すると、
摂氏0度 華氏32度
摂氏10度 華氏50度
摂氏20度 華氏68度
摂氏25度 華氏77度
摂氏30度 華氏86度
摂氏35度 華氏95度
摂氏40度 華氏104度
摂氏45度 華氏113度
摂氏50度 華氏121度
大体、35度ぐらいまでは普段から頭の中に変換表がありますが、今回はそれよりもさらに高い温度が続きますので、変換しながらぞっとしてます。
ちなみにBaltimore の今日の天気予報では、
Excessive Heat Warning(Warningといったら警報という意味、ものすごく深刻です。どのくらい深刻かというと、例えばTornade Warningといったら、つまり竜巻警報ですが、10Mile以内で、実際に竜巻が発生すると言う意味。車運転してて間違っていたら巻き込まれるし、もし自分の家の方向に向かってきたら、地下室が一回のトイレにでも隠れない限りやばい。)
最高気温は摂氏38度で、日陰の体感温度(Heat Index )は、華氏110度から115度、つまり接しになおすと、
摂氏45度前後
しかも体感温度は、日陰で測定するものなので、直射日光の輻射熱は計算にいれてません。
大体、昨日帰宅して以来、日が暮れてからと、朝一でキッチンの外にほんの少し顔を出したことを除いて、屋内に閉じこもってます。
今日は土曜日なので娘をピアノのレッスンに連れていき、その後はそこから近いモールで午後を過ごす予定です。
こういう時は、めんどうでも日陰のあるParking Garage にしっかり駐車するつもりですし。
アメリカ本土から離れる前にまだすまさなくてはならない仕事が少し残っているので、これをモールにいる間にできるだけ済ませるつもりです。
ぎりぎり、月曜日シカゴのオヘア国際空港のラウンジでも仕事できるけど、なるべく本筋はそれまでに終わらしときたい。
それにしても、一番外が暑い時の眠さはつらい。眠いというかだるいのです。あまり気分の良くない眠さ。
冬も、全く逆方向で同じことが起きますが、あの眠気はある意味気持ちいい。ただ冬は外が異常低温の場合、やたら空気が乾燥するので大変ですが。
もちろん、いまは私の皮膚の汗腺が完全に混乱している状態で、やたらむずくてイライラします。
今日明日は家事もしなくてはならないのですが、それもなるべく午前中に終わらせないとだめですね。
それにしても暑い、まだ午前中で気温は25度設定で変化してないのですが、多分湿気がひどく上がっているのでしょう。
ですから、私も娘もアレルギー性鼻炎が、活性化したみたいで頻繁に鼻をかむはめにもなってます。
ところで、今や日本、それも東京のひとたちってもはや亜熱帯に住む人種というかんじではないでしょうか。
真夏に長袖きている人結構いるし、さらにエアコンの設定って26度以上の人がおおいでしょう。しかも、冬は私からすると大して寒くないのに、結構厚着しているし。
私も、この先日本に長くいるようになると、暑い気候にもっとなれるのでしょうかね。