ひろゆきとジュリアン・アサンジ、2チャンネルと4chan、Dark WebとひろゆきさんのLiabilityのゆくえについて。

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’ひろゆき’さんは、なんと言っても2チャンネルや、ニコニコ動画の管理人として有名になった方です。

後、かなりの性差別発言で逆に熱狂的な男性ファンもいるようです。

ただ、個人的には何も存じ上げないので人柄をどうこう言える立場ではありませんが、

2チャンネルは恐ろしいと思います。

今のアメリカから見ると、ロシアからのインプットとともに、Trumpを大統領にした黒いFakeメディアのようなNegative 情報の怖さをすごく先取りしているようなものですから。

で、なぜ突然ひろゆきさんの話になったかというと、またまたいつもの東洋経済オンラインでこんな記事に、

ひろゆきさん語る「自分ルールで生きればいい」 ストレスで潰れる前に諦めていい3つのこと

まあ、内容はManabuさんあたりが書いてもおかしくないような、’ブラック’から逃げろてきな至極まともなものですが、

これ、今年の四月に出版された彼の新刊絡みの記事なのですね。

え、確かひろゆきさんて、各種賠償金支払い請求から逃れるために、フランスへ逃げ出した人じゃなかったっけ?

この記事ってどこで取材したの?あれ、日本に一時的に帰国しているの?それともZoomとか?

まあわかりませんが、Wikiによると、2010年に出版された本の印税は、しっかり損害賠償金の支払いの一つに当てられたそうですが、今回の本で印税収入がでたら、それはどうなるのでしょうね。

フランスへ逃げ出せるぐらいだから、色々とお金を隠す方法も多分ご存知なのでしょうね。

ひろゆきさんについて考えを巡らせると、反射的につい思い出してしまうのが、

WikiLeaksの ジュリアン・アサンジです。

この方ついにことしロンドンのエクアドル大使館から追い出され、イギリス警察に逮捕されています。

この方の場合、はじめはフリースピーチの旗手みたいな感じで、色々なところで絶賛されていたことがありました。

それがころっと変わったのは、アメリカのオバマ政権課で、大量の外交文書がWikileaksによってハックされ、流失公開された事件です。

これで、Wikileaksとジュリアン・アサンジは、ほぼ先進国全体を敵に回しました。ですから、直接の罪状である性犯罪容疑が果たして本物なのか、それとも先進国国家権力ほぼ全体を的に回した結果、半ばでっち上げられたものなのか、正直私にはさっぱり検討がつきません。

大体そのへんまでは、わからないで済ませていたのですが、このWikileaks,

Trumpとロシアに味方して民主党側の妨害工作をしたのです。

これで、’言論の自由’的なのりで彼を支持してきた人たちがほとんど引きました。もちろん私も、ものすごく嫌になりました。

そういえば、アサンジは、ヒラリーの長官時代に、外交文書の事件でだいぶ追い詰められましたしね。もっとも、あれは個人的というより立場から当然でしょう。

でも、ヒラリーが女性だということで、余計に根に持ったのかも知れません。

さて、この外交文書リーク事件の最中に、アサンジとWikileaksの擁護を声高に叫んだのが、’

’Anonymous’というハッカーグループです。そして、こういう人たちが巣食うのが、英語の匿名サイトである、

4Chan

はい、そうです2Chanを乗っ取られてしまったひろゆきさんが管理人になったところです。

日本の2チャンネルって、実際にスレに書き込みをしている人の多くは、昼間一般人として暮らしていたりします。

ただ、そういう人たちが、匿名で悪意を増殖させていくことは、結局とても不健康です。

さて、4Chanは、はっきりいって

もっと怖い

Anonymousは、いくらかっこつけても、基本犯罪者集団ですから、彼らが4chanから、生まれてきたこと一つとっても、完全にDark Webへの入り口です。

Dark Webは、あら言うる非合法好意のMarket (人身売買、兵器売買、Snuf Porno, 臓器販売、とにかくなんでもあり。

ですから、ひろゆきさんが、2チャンネルから、さらに4Chanに移行したというのは、正直怖いです。

この辺の怖さ、多分日本にいるとぴんとこないのでしょうか。

私がすごく不思議なのは、2チャンネルそのものの責任は問われなかったのでしょうか?

普通、あんなに次から次えと、誹謗中傷による損害についての訴訟が連発されて、どうして2チャンネルはずーっと閉鎖されなかったのでしょうか。

欧米の場合、サイトが犯罪の仲介担っているとみなされると、どんどん、

Liabilityが発生します。

大体、この手の犯罪の場合、例えば今流行りのFakeNewsなどもそうですが、刑事訴訟で有罪を確定するのには、ものすごく時間がかかったりしたます。

なぜなら、Net関係の訴訟はあまり’先例’がないので、いちいちあれこれ調べ尽くすハメになるのです。

ところがこれが、金銭的なLiabilityということになると、有罪を認めてもらうのはずっと簡単です。民事訴訟ですし。

昔々、KKKを潰そうとして、刑事訴訟がなかなか決まらなかった時、民事訴訟で破産に追い込んだという極めて有名な前例があります。

ともかく、もう表をまともに歩けないアサンジに比べて、ひろゆきさんは、ご自分の責任範囲で許した数々の誹謗中傷行為に対して、あまり責任をとっていないように感じます。

大昔、ハッカーってちょっとかっこいいなんて思った時もありましたが、こうどこでもNetがつながり、みんながPCどころかスマホを使う時代になると、所詮ただの犯罪者でしょう。

つまり、劇場に放火したら放火という犯罪でしょう。同じように、たとえガソリンとマッチを手に持っていなくても、例えば電気システムをハックして漏電をお越し火事を起こしたら、全く同じような重度の犯罪でしょう。

やはり怖い。この人の何も感じてなさがものすごく怖い。