夏の幕開けを告げるBarbequeに始まり、つくづく歳を感じた一週間でした。

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今週の月曜日は祭日でした。Memorial Dayトいって、割と日本のお彼岸に近い感じです。

Memorialですから、死者を悼む、とくに国家のために命を落とした兵士たちを悼む日名のですが。

実際には、徴兵制があった頃のアメリカと違い、一般市民は今や戦争からかなり隔離されています。で、むしろいちばん大事なのは、この日が

夏の始まり。

アメリカの夏は、Memorial Dayに始まり、8月終わりか、9月頭にめぐってくる、

Labor Dayが夏の終わり。

で、この2祭日は、実はアメリカ人が、プールサイド、公園、ビーチなどにせっせとでかけて

Barbequeに励む日です。

翌日はまたすぐ仕事で、そして娘は学校が忙しいですから、我が家はどこへもでかけませんでした。

が、Barbequeはしっかりやりました。

アメリカ人はBarbequeでも、結構ハンバーガーが好きです。実は我が家には結構大きめのガスグリルがあり、これでたとえばスペアリブとか作っていいたこともありますが、最近は時間のかかるものはやりません。

Bobの友人のカップルが、一回の客用寝室に間借りしているので、彼らも招いてこじんまりとしたバーベキューでしたが。

実はこのカップル、そもそも一夏だけの約束だったのです。が、一緒に小さな家を借りるはずだったもう一組のカップルが別れてしまい、私は私で至ってこの二人を馬が合ってしまい、いまやいついてしまったのですが。

一部屋なので家賃は安いです。ただ、光熱費を人数割りで、40%だしてもらっているので、すごく助かっている感じです。

ともかく、このカップルの時々気が向くと、いろいろと私がほったらかしにしている場所を掃除してくれます。ほんの数週間前に、ガスグリルと、二層のデッキの掃除もしてくれました。

そして、下ごしらえは全部私がしたものの、この男性の方がグリルを担当してくれたのですごく楽でした。

Bobも色々やることはやるのですが、何故かこと料理に関することはものすごく苦手なので、彼らが住むようになってから、外でのBarbequeがやりやすくなったわけです。

さて、メニューです。

まずは野菜類、

一番凝ったものは、ポートベローマッシュルームのイタリア風グリル。

このきのこは、日本のスーパーでみたことないのですが、アメリカでは割とどこでも手に入ります。たいてい直径8-10CM位ある、肉厚の大きなキノコです。

コレを前の晩から、マリネしときます。つけ汁は、バルサミコ酢、オリーブオイル、にんにく、生のバジリコの葉っぱをたくさん、後塩コショウを適当に混ぜてつけるのです。

コレは本当に美味しくて、娘もバクバク食べてくれます。

後、とうもろこしだけは時間がかかるので下茹でしておきますが、他の野菜はとにかくまるごとグリルしてしまうのです。

今回は、ピーマンと、辛くないグリーンのペッパーと、やたら長いナス。あ、ズッキーニだけはカットしました。ズッキーニ以外は、外が黒焦げになるまでグリルするのですね。

で、皮や薄皮を剥いて、後は好みで塩コショウ、そしてお醤油も美味しいですね。

次は肉類

今回は、Grassfedつまり牧草育ちの牛のひき肉を1kg近く買ってきて、それを6つに分けてハンバーガーにしました。

私は、塩コショウもしませんが、ただ粉末のコリアンダーかなければオールスパイスだけはいれます。

丸め方で大事なのは、普通に円盤系にした後で、真ん中を少し凹ませます。こうすると、火が均等に通ります。ステーキはいつもレアが好きですが、ハンバーガーはやはりミディアムが美味しいですね。

お肉が焼き上がる頃に、チーズを載せ少し蓋をすると、ちゃんとチーズが溶けてくれます。後、バンズもグリルで炙ります。

こうやって、作ったハンバーガーは、ファーストフードとはとても比べ物にならない美味しさです。味盲のアメリカ人は平気で冷凍製のものを使う人もいますが、まるで違う。

室温の上質のひき肉から作ったハンバーガーは、

肉の味が濃くて、噛みごたえが歩けで固くはない。

さて、娘はハンバーガーを食べません。そして今回は魚を買わなかったので、チキンでケバブを作りました。といっても大きめの串焼きにしただけですが。

マリネは、前の日から日本製の溺愛の塩焼き肉のタレを使いました。

そして飲み物は、レモネードとアイスティーと、

手頃値段の、Chablis

2000円しないボトルが特売だったので、とにかく冷やすととてもいけます。Bobは白が嫌いなので、自分の安い赤を少し飲んでましたが、この同居人のカップルも結果ワインが気に入って、ビールは開けずに気持ちよく飲んでました。

私は、たぶんワイングラス2は今では行ってないけど、アルコールは日本のレストラン以来です。

で、後片付けも楽で、みんなで外に座りながら、食事を楽しみ、ワインをお気楽に飲みいい気分になったのですが、やはり歳ですね、

翌日二日酔い

ワインの質は結構良かったようで、気持ちが悪くなるのでも、頭痛がしたわけでもないのですが、消化器全般が疲れていて、体全体も疲れている感じになってました。

本当にこういうときに年齢を感じます。

今週はこの後、4日しか労働日がありませんでしたが、仕事も忙しく、でもGymにはちゃんと水、金と行きました。

そして一番消耗したのは、娘が癇癪を起こしてしまったので、木曜日にSpecial Educationと関係者との会議があり行ってきました。

まあ、最終的に、それなりにいろいろ対策をだし、そして来年以降や夏にすべきことまで話しましたが、

疲れました。

更に先々週に見てやらなかった、英語クラスの課題作品、これの復習の手伝いを毎日やりました。

’Fences’という現代劇の戯曲です。

戯曲って、なかなか難しい。しかもこれ、50年代後半から60年代前半の、過渡期の黒人家庭のお話なので、ある意味とても難しいのです。

ものすごく優れた作品ではありますが、コレを娘に別れというのはかなり色々な意味で、無理があります。だいたい私達、アメリカの黒人ではないですから。

勉強の手助けになればと、Youtubeで探した上演ビデオを、少しずつ見ましたが、コレはすごく聞き取りにくいです。

今の、娘と同じ学校に通う子供たちにはこんな強いアクセントもないし、ブロークンなしゃべりかたもしません。でも、これはその当時の感じをだしているので、そこが難しい。

ちょっと聞けばすぐわかるとおもいます。

ハリウッド映画にもなっています。

デンゼルワシントン主演で、アカデミーにもいくつかノミネートされ、助演女優賞を見事にとってますが、日本では公開されていません。

つまり、そういう作品だからこそ、たしかに作品として優れていても、私や娘にとっては非常に、掴みにくい作品なのです。

というわけでまた一週間が終わり、そして今日が5月の最後の日でした。

明日から6月ですね。また、そろそろ日本へ戻る日に向けてカウントダウンです。