はい、早速行きましょう。

幸せ時間を増やすお金の使い方 その1は、ずばり

コト消費、Buy Experiences

 

これはもう、スマートフォンが行き渡るに連れ、特に若い世代の場合、アメリカでも日本でも顕著になってきている傾向です。

 

いわゆるSharing Economyも、そもそもわざわざ自分で所有しなくても、モノの使用価値を楽しめるようにと普及したもの。

 

まあ、おじさんたちは若い世代を草食系だの何だのと言って、大物を本当に買わなくなった彼らをこき下ろしてますが。

 

例えば車は、とてもこの傾向が顕著なもの。車社会であるはずのアメリカでさえ実用以上の価値を見出す文化は弱まっています。

 

スマートフォンだけでなく、例えば環境汚染、例えばゴミ、特にプラスチックの問題。つまりモノの過剰生産そのものがすでに目に見える問題になっているというのも重要なポイント。

 

私のネタ本が一番強調しているのは、モノ消費による

幸せ時間のコスパの悪さです。

 

つまり、結構頑張ってすご~くほしかったものを買っても、そのモノが生む幸福感は、直後のスパイクの後。

あっという間に下がってしまうのです。

 

まあ、ものによっては最初あれほど嬉しかったのに、今となってはお荷物などというものもあります。

 

例えば私の場合、アメリカの家。子供の頃から夢だった古くて天井の高い家に住んでますが、今となってはローンの支払と、購入以来20年たってまたメンテナンスや修理の必要が山積みになって、もうお荷物以外の何物でもない。

 

さらに日本人にとって戦後バブルが壊れるまで、’消費’はあの敗戦からの復興をもシンボライズしてました。そういえば70年代後半から、日本もちょうど今の中国のようにせっせとブランドものを買いましたよね。

 

あの頃の私達にとっては、今の若い世代に比べると、このブランド物の魔術はずーっと強かったのだと思います。まあ、ブランドぐるいの怖さ実録はショッピングの女王中村うさぎさんがしっかりリポートしてますのでどうぞ、

 

 

モノ消費がいかに幸せをもたらさないか実感できますよ。

 

では、コト消費の主なものを上げていきましょう。

 

さて、ジャンルとして’幸せ時間’のコスパが良いと、私が常々思っているのはなにか。それは

ゲームです。

娘とか見てますと、いかにゲームの楽しさがいわゆるモノ消費に対する興味を失わさせるか非常に実感できます。

コト消費という観点からすると、やはり最近のゲームの愁眉は、

Pokemon Go です。

いや、私と娘は本当にケチで、発売以来基本切れることなくプレイし続けてますが、多分ゴールドコインを買ったのは2回だけです。で2回めに買ったコインがいまだに残ってます。

 

我が家は土曜日の朝がPokemon Walkということになっており、よほど重要なイベントが入らない限りは、土曜日の朝、Mt Vernonというエリアにあるスタバまで片道ほぼ30分かかる散歩にでかけます。で、その道すがらPokestopを回し、PokemonをGetするわけです。

 

私なんて、夢中になりすぎて2回転んでます。ははは、でも娘でさえ、土曜日の朝は一週間で一番幸せな時間とのたまわっています。

 

余談ですが、モバイルゲームを除き、今現在日本とアメリカだけが面白いゲームコンテンツを作る力を持っています。これから’コト消費’への移行はさらに強まると思うので、私は日本がそうそうオワコンだなんて思ってません。ただいろいろ変わらざる負えないでしょうが。

 

一般にコトといった場合、ゲームもその一つですが、ひとまとめにしてコト消費の目玉はまず、

1.コンテンツ消費

 

が、まず上がってくるものです。この世界では、日本は例えば

世界一のマンガ王国

 

いいもの、あるいは面白いものを作れば売れるというストレートな態度が未だに通用する世界。もっとも何が受けるのかは微妙に国ごとで違いますが。ただNetのおかげでLong Tail現象がプラスに働き、そもそも日本ではマイナーだったコンテンツが、今や世界規模ではれっきとしたBigBusinessという例が増えてますよね。

 

例えばBL、とくにBL漫画というジャンルがそうだし。

 

だいたいアニメだってそもそも最初は子供向けという形で囲い込まれていたのですよ。いまやNetflixが売りの一つにすべく張り切っているぐらいです。

 

さて、ここまでは経験といっても読んだり見たりが中心でしたが、ずばり経験というと忘れてはならないのが、

2.旅です。

 

これに関しては、日本若い方もう少しお金使ったほうがいいですよ。まあ確かに旅行ってお金かかると思いますがね。クラファンで昔の’講’みたいなものを作って順番に行くなんて手もあります。

 

でも、東南アジアなら、遠くないし物価も安いし。それでも外国に行くと言う経験はとても濃いですよ。自分でいろいろとリスクを背負わなくてはならないし。それでも、私が子供だった頃に比べ、どれだけ円が強くなったことか。

 

それだけとっても、日本はオワコンとか簡単に口にしないほうがいい。外国旅行をすると、自分がなんだかんだと日本と言う国に守られてきたこともわかりますし。

 

最後に、もう一つお金で買える良いことの代表は、

3.お勉強、学問、習い事

これは、結果がお金を生むスキルになるかならないかによりません。実は短期的に見て、Marketabilityと関係のないものほど、長い目で見て’幸せ時間’を一生生んでくれたりすることが多い。

例えば、楽器の練習。

プロの演奏家には慣れなくとも、楽器が弾けるって楽しいですよね。

 

いや、娘がピアノの新しい先生を気に入ってくれてよかった。娘はニンテンドー系のゲーマーですから、マリオワールドにもどっぷり使ってます。でちょうど4年ほどまえですか、Bobがマリオの音楽を集めてピアノ用にアレンジしたピアノ曲集をクリスマスプレゼントに買ってあげたのです。今やとても楽しそうに、ひとつひとつ練習しています。

 

というわけで、あなたの幸せ時間を増やすために、この3つのジャンルに費やすお金と時間を増やしてみましょうか。これ実は若い女性の好きなことの筆頭に上がるジャンルでもありますね。

  • コンテンツ消費
  • お勉強

 

 

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