最大の映画メタクリティックサイト’Rottentomatoe’が何故か、

’The 140 Essential Animated Movies to watch now’

という記事を書いたので紹介しましょう。もちろん見ればわかると言う部分もありますが、アメリカ人にとっても寸評も添えられているので、アメリカ人の考えるいいアニメーションがどういうものなのか、良くわかります。

 

ちなみに、アメリカ以外で一番多いのはもちろん日本のアニメ。もちろん諸外国のアニメもちらほら入ってますが。このTop 140を見ると、つくづく日本はアニメ大国だったのだと、ちょっと誇らしくなります。

なんと堂々一位は、’千と千尋の神隠し’

で、Top10のうち、なんと4作が日本のアニメというのは考えてみるとすごいですよね。残り三作が何なのかは、後で。私は娘がいるので、最近のものほど割と見ているアメリカのアニメ多いのですが、アメリカ人が好きなものすなわち私も好きというわけではない。

 

後、これアメリカでの順位なので、基本アニメは英語の題名で書き出し、私自身が見たものは邦題を書き出すことにします。

それと、私が知っている限りの関連した状況も添えますね。こちらで見た物も多いので、その思い出も少しRecallしてみます。

 

さて、100位以内最初の入賞は、

第99位 Cowboy Bebop Movieです。

なにやら、Netflixで実写ドラマ化するという話が出ているそうですが、このアニメはアメリカの映画監督に影響を与えたことで有名ですね。Matrixとか。DVDもってます。

 

第97位 The night is short, Walk on Girl.

これ、私この春うちの近くのArt系の小劇場で限定上映したので見逃しました。原作は’夜は短し、歩けよ乙女’という皆さんご存知のベストセラー小説ですね。

 

第91位 Vampire Hunter D

これも、DVDで所有、アメリカのDVD発売による第一期のアニメブームで、人気爆発のきっかけになった作品です。先に英語吹き替えでみてます。

 

第88位 Summer Wars

これもDVD買ってみました。ほら、ねっとでコンピュータ相手に、花札やる話、覚えてますか。日本でも結構ヒットしたはずです。

 

第87位 Perfect Blue

これ、うちのBobがDVDで買ってみてますが、何故か私は未だに見てません。これ確か、バレリーナの映画としてハリウッドで作り直されてます。Black Swanかな。

第84位 Paplica

これもDVD,確か筒井康隆が原作です。かなりサイケででも話としてはあまり萌なかったのをよく覚えてます。

 

第80位 Belladonna of Sadness

’哀しみのベラドンナ’、原作はフランスの中世の魔女刈りを扱った割と硬めの本ですが、これはもうNC-17か、Xかというキレイではありますが、赤裸々な性的描写が多いので有名。これじつは、1973年に日本で封切りされた時に見てます。でその時も正直イマイチ感が強かったのをよく覚えてます。こちらではDigitally RemasteredがDVDそしてストリーミングサービスでリリースされて、結構注目されたのでこの順位に入りました。

でも、今見るとまあ音楽が70年ぽくて笑ってしまうのは良いのですが、一応’魔女こそ最初のFemministだった’みたいな話のつもりなのでしょうが、今見るといかに私が昔わだかまったか良くわかります。

簡単な話、男根崇拝と、肝心の女が結構受け身すぎて、アニメやハリウッドで戦う少女や女性を見た目でみると、死ぬほど歯がゆいです。

というわけで、あまり勧めません。

 

第71位 Silent Voice

2017年の作品だそうですが、私は全く知りません。’聲の形聲の形’が放題です。ごめん

 

第59位 The Wind Rises

いろいろと、賛否両論の反応が多かった’風立ちぬ’です。私はなぜか見てません。

 

第57位 NEON GENESIS EVANGELION – MOVIE: THE END OF EVANGELION

シリーズはもちろんDVDで見てますが、このエバの最後をどうするかという、いくつかの劇場版は、どれもまだ見てません。でも、Netflixで最近すべて見られるようになったので、まあいつか見ます。

オリジナルのシリーズは、あの時点ではそれなりに新鮮でしたが(これもDVD)アメリカに長くいると、日本的男女関係の会話表現があまりにも古臭くて疲れるのです。

まだしつこく、シン エヴァンゲリオンとか制作されるわけでしょう。まあ、オリジナルのOPはアニソンの中の古典的な名曲ですよね。

うざかったり、ぐずだったりする男の子は、全く見ていて問題ないのですが、とにかくツンデレの女の子とか、不倫する女の子とか、でてくる女の子たちがどうも古くさ過ぎて苦手なのです。

 

第52位 ’Only Yesterday’

コレも私の記憶にない、でも一応ジブリだそうです。1991年だからかも。アメリカでリリースされたのは、比較的最近です。コレは漫画の原作があるそうで、放題は’おもひでぽろぽろ’。

 

はい、ここまでがトップ50の圏外、ここからトップ50始まります。

 

第49位 ’Porco Rosso’

コレもジブリ、DVDもってます、でも見てない。どうも主人公に魅力を感じないのです。私って基本、女性か少年が主人公でないとどうやらイマイチ興味がわかない、だめな萌優先人間ですね。放題はもちろん’紅の豚’。

 

第40位 ’Kiki’s Delivery Service’

これは、’魔女の宅急便’DVDで、何度かみてます、割と可愛いのですが、ただジブリの他の人気作品に比べると、イメージ的には割と地味です。だからこの順位なのでしょう。

 

第39位 ’Ninjya Scroll’

コレは日本人にとっては、’?’というくらいそれほど有名な作品ではありません。でも、アメリカでは、この作品をきっかけにして生まれたアニメファンと言うのはものすごく多いのです。基本、もっと日本でも有名な作品と並んで、21世紀前半の、アメリカでの第一次アニメブームを起こしたきっかけとなった作品の一つです。

 

放題は、’獣兵衛忍風帳’、がちエログロな作品ですよ。これはなんとVCRで持ってます。ははは。

 

第31位 ’The Tale of Pricess Kaguya’

これは、宮崎駿は別ラインの、ジブリ作品。予告編だけ見たと思う。キレイそうですが、やはり大体かぐや姫という話が結構嫌いなので、買ってもいません。

 

第29位 ’Castle in the sky’

これはもう、宮崎駿が著名入で劇場版アニメをリリースしだしたころの、超有名な人気作の一つですね。私は結構好きです。DVD所有。’天空の城ラピュタ’という放題が好き。

 

第27位 NAUSICAÄ OF THE VALLEY OF THE WIND

風の谷のナウシカ’です。

好きです。大好きです。作品としては宮崎作品の中で二番目に好きですが、

ナウシカは、一番好きなヒロインです。

宮崎の作品には結構好きになれるヒロインが多いけど、でもそのなかでもナウシカは突出している。

漫画も3巻ぐらいまで読みました。(実は英訳をずっと読んでいて疲れて投げ出したのです。とにかくネームが死ぬほど読みづらかったので。)

例の巨大いもむし王蟲のプラモを買って、Bobに作ってもらいました。

そのプラモは、アニメ関係のフィギャーコレクションの中に鎮座してますよ。

 

個人的には、この作品だけは、ハリウッドで実写化してくれないかなあと夢見てます。お話が、実に今にふさわしいし。まあ、宮崎駿が生きているうちはだめですよね。

 

第24位 ’Your Name?’

’君の名は’です。ポスト宮崎最大の日本アニメのホープですね。この作品一番最初はなんと日本行きの飛行機の中で見て、最後の最後でガチ泣きしました。

DVDがこちらで出てすぐ買いましたが、一度大きなスクリーンで見たいです。

 

第20位 ’Howl’s Moving Castle’

ある意味で、宮崎駿の’歪み’が最大限に発揮されているアニメですよね。’ハウルの動く城’画放題で、まんまの英語題名割と珍しい。

私は、すごく好きな作品の一つ。100位内に入っていない、’Ponyo’が私は好きで、(実は金魚を偏愛してます。)まあ、こちらはお話としてかなり破綻してましたが、クレイジーなイメージの氾濫て、宮崎駿のような人がやると、本当に見とれてしまう。

あ、音楽や音の使い方もいいんですよね。

去年の夏、ついに’ジブリ博物館’に行ってきましたが、トトロ以外では、わりとこのアニメのことを結構思い浮かべました。例のロボットもいてかっこよかったのですがね。

 

第14位 ’Ghost in the shell’

はい、コレはつい最近ハリウッド実写化されて、本当にひどかった。最大の理由は、監督がVisual以外の、この作品群の複雑さを全く理解できないアホで、信じられないぐらい馬鹿な紋切り型のお話にしてしまったことです。

私は、スカーレット・ヨハンソンの主演はそう悪くないと思ってました。’Lucy’というSFをはじめとして、彼女は、人間とは異なる存在を演じるの非常に得意ですから。

私はもう、’攻殻機動隊’という原題より、英語のタイトルの方が馴染みになってしまいました。Arizeの新シリーズを覗いて、すべてDVDでコレクトしてます。

あと、我が家には、タチコマのフィギャーがたくさん来ます。Arizeのリリーズのあと、ロジコマのプラモを見つけて即買いしました。

 

メインのストーリも面白いのですが、とにかくシリーズ版のタチコマたちは

すごい。

 

’僕らはみんな生きている…’合唱するシーン覚えてますか?

 

この作品が一番最初にVCRリリースされたのが、1996年、どこで見たか覚えてます。しかもすぐには手に入らなくて、友人に借りて見たのですから。

とにかく、ことGround Breaking’という言葉が100%ハマるのは、このアニメだけです。そしてこのアニメが、William GibsonのCyberPunk的世界観を、初めてフルにVisualizeしたものでしたから。(確かにBladeRunnerの映画化は、それまでとは全く違った世界像を描きましたが)

 

第12位 ’My Neighbor Totoro’

おしくも、トップ10入りのがしましたが、おなじみの’となりのトトロ’です。

ナウシカが、2位なのは、わたしももうトトロが大好きだから。

このアニメは最初、20世紀Foxから発売されていた、ファミリー向けのビデオシリーズに入っていたものを買いました。

だから、しばらくの間、私は延々となんども

英語吹き替えで見てました。

で、DVD時代に移り、もちろん即買い。いやー。日本語嬉しかった。

ちなみに、このアニメは一番最初にアメリカでビデオリリースされたとき、基本何の宣伝も、Marketingもされませんでしたが、なんと口コミだけで、

Best Family Movie All the timeの5位ですから。

ジブリの知名度は、アメリカでも上がる一方ですが、ここのところ、未だ生き残っているリアルのBook chainここの店舗の生き残り対策で、Totoro活躍してます。

Barns & NoblesというこのBookChainの場合、まずスタバが店内にあり、子供用コーナーが充実。さらにキャラクターグッズのコーナーが大きく取られ、日本のアニメやゲーム関係のものが多いのですが、ジブリからは、基本Totoroと’Sprited Away’からのGoods ばかりです。

うちも、トトログッズ多いです。

 

後はトップ10入賞作品を残すだけ。

そして、まるで因縁のように、

第8位 ’Grave of The Firefies’

野坂昭如の実体験に基づいた小説、’ホタルの墓’を原作とした同名のアニメですが、

これ、基本、アニメだけでなく’最も悲しい映画’とかやると、必ずTop10に登場し、もちろん悲しいアニメリストだったら、他を大きく引き離して堂々一位。

 

今となっては信じられないことですが、このアニメはなんと’隣のトトロ’と二本立てで、当初劇場公開されたそうです。怖い。

 

私は小説は読んでます。で、なんども予告編やら、シーン集とか見てますが、いまだに怖くて全編通してみてません。

 

アニメは好きだけど、日本のはちょっとという人に見せて、まず死ぬほど泣かせることができるという、都市伝説すら成立してますから。

何も言えることはありません。

 

第6位 Princess Mononoke

これは、アメリカで一番最初に劇場公開で見た、ジブリ作品’もののけ姫’。

とにかく森のシーンが崇高なまでに美しく、アメリカ人ファンの美意識に大きな影響をあたえましたから。

実は’ゼルダの伝説、ブレスオブザワイルド’のフルな予告編が発表されたとき、まずほぼぜんいんが、

’宮崎ぽくって、すごくキレイだ’

と言ってましたから。

作品としてのまとまりが、宮崎作品の中でも高いものの一つだと思います。

ちなみに、うちのBobは、宮崎作品では、これが一番好きです。彼はやたらコダマが気に入ってますね。なんせ、いろいろなもの(車にも)にコダマのステッカー張ってますので。

男性のオタクは、こちらのほうが、’千と千尋の神隠し’より好きだと言う人が多い感じがします。宮崎というとまずこの作品を上げる人がおおいので。

第5位 Akira

 

これは、そもそも1984年の終わりに日本を発つ直前まで、原作の大友克洋の漫画をせっせと読んでました。

 

これが、日本アニメそして、その背景にある漫画を始めとするコンテンツ力を見せつけた、いわば最初の作品だと思います。

 

日本のアニメが強いのは、この漫画そして最近はラノベの底辺が深くそして広いからでしょう。

したがって、早々簡単に中国や、韓国が追いつけるものではないと思いますよ。

ただ、せっかく日本初のコンテンツでも、それを中国や韓国に商売にされたりというパターンはすでに多々あるので、日本の政府はどうなってるんでしょうね。

 

ソフトそしてコンテンツ力を考えると、日本は決してオワコンではありません。

 

だからこそ、アメリカアニメ史上のトップ作品を抑えて、どうどう一位に輝いたのが、

’Sprited Away’ ’千と千尋の神隠し’だったのですし。

 

まあ、’Dr. Stone’という、ポスト’異世界チート物’が堂々登場したことだし、なんだかんだいっても’コミケ’が衰えることはないし。

ちなみに、叶姉妹のコスプレは世界に誇れるレベルなので、ぜひ海外進出してほしいです。

 

最後は少しずれましたが、どうでしょう、割とうれしくないですかこのランキング。リンクで他の国やハリウッドからどんなのが入っているか見てみてください。

 

ふー、結構長かったですね。

 

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