この漫画のアニメ化、期待していた人がすごく多かったみたいです。実際アメリカ最大のアニメストリーミングサービスでも、第一話が放映されるやいなや、完結間近のJojoや、進撃の巨人、Black Cloverなどを抑えて、

現在人気ナンバーワン

 

もちろん私もすぐ見ました。端的に言って、ことさらProduction Valueが高いとは思えないできです。

キャラデザインは、漫画よりちょっと’可愛くない’デザインで、なんつーか若干古めのヤンキー顔風という感じもします。

 

でもね、それでも私とにかく第一話の後半を何度見てます。

それは、もうこの決め台詞にもう泣きたいほど感動したから、

“科学でもわからないことがある、じゃーねえ。わからねえことにルールを探す、そのくっそ地道な努力を、科学って呼んでいるだけだ。”

これもう、

令和のマニフェスト

に決めましょうよ。温暖化だってどうにかしないといけないし、

 

ちなみに本筋を関係なく、思わず笑ったのが一番最後のDisclaimer!!

’この物語はフィクションですが、登場する動植物や物質、製造方法などは実在するものに基づいています。個人の判断による採取や製造は大変危険であり、また法律に触れる恐れがありますので、決して安易にマネをしないでください’

 

いやでも、子供がこれ見たら、化学実験にもろ憧れますよね。大体が少年漫画ってもともとは、そういうものが多かったのですから。

少年漫画って、それを読む少年たちの願望やら、夢を現実の中でも、拡大再生産させる勢いでどんどん伸びてきたわけですから。

それが、いまのように基本ファンタジーか、超身近漫画かの双極分化してしまっただけですから。

こちらは、Rentaの漫画リンク

Dr.STONE 1

Dr.STONE 1

Dr.STONE 1

[原作]稲垣理一郎 [作画]Boichi

 

現在、11巻まで発行されており、すでに2018年次にくるマンガ大賞2018 コミックス部門2位入賞でそうです。ちなみに一位が私の大好きな、’来世は他人がいい’だったので、ちょっとビックリしましたが。

かなり気にってしまったので、この後Rentaで買うつもりです。

Reviewでとにかく繰り返し言われているのが、すごく

少年漫画らしい少年漫画

とはいえ、じつは結構今のために変容と遂げている少年漫画でしょう。

 

ちなみに、この漫画、アニメのプレミシスですが、

’全人類が石化するという謎の現象が起きてから3700年たった世界が舞台。石器時代から、現代科学文明まで、科学史200万年を駆け上がっていこうという、究極の科学オタク石神千空を中心とした、お話です。

 

確かに空前絶後の冒険になりそうな設定である一方で、これ実はいわゆる’異世界リセット’ものの進化形態とも読めます。

 

でもだからどうというのではなくむしろ、

こういう作品になってくれてありがとう

といいたい。

さて、いろいろ突っ込んでますが、実は千空というキャラ設定は非常にユニークです。

まず、一度見たら忘れられない、

白菜頭。

 

石化当時は、高校一年16歳、でもすでに科学部の部長ですね。

でも、この子、喋り方がまるで、

ヤンキーとまごう

 

どう読んでも、天才レベルのMad Sicentistですが、2つある口癖が、

’100億%’ XX   と

’そそるぜー。これは

ですよ。

なんつーか、下手するとエロガキと間違えられかねない口癖ですが、これだからこそいかにも秀才タイプのメガネキャラ設定とは打って変わって、だからこそ

思わず共感してしまうのでうす。

 

私まじに、この漫画に刺激されて化学に興味をもってくれる子供が増えたら嬉しいと思います。実は私自身、高校時代は化学者になりたかったので。

 

千空の実験科学者らしい存在感がすごくPositiveですしね。

 

この後話が進んでから、またいろいろ書くつもりですが。

 

ちなみに、大人たちの中にはやはり同じような期待を持っている人たちがいるらしく、少年ジャンプさんは、しっかり日本の化学産業とコラボしてます。しっかりこんなの発見。

『実験する漫画展 AGC MEETS Dr.STONE』

あ、これ私が日本にいる間とかぶりますので、絶対娘を連れていきましょう。

言いたくないけど、昨今とにかく金儲けそのものが目的になっている言説があまりに多いので、年増のお母さんとしてはすごく元気づけられるのよね。

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