映画’闇金融ウシジマくん’4作まとめ視聴 多重債務者になる人々と、借金を返せる人とは、どこがちがうのでしょう。

日本の未来

少し前から、アメリカでのAmazon Prime Videoで日本語のコンテンツが増えてみました。まあこれ、アマゾンのことだから私の視聴履歴を解析して、私向けのコンテンツをどんとん送ってくれてる可能性もあるけど。

 

ともかく、アニメが増えてきて喜んでいたら、今度は日本映画のコンテンツが増えてきました。で、見つけたのが映画版’闇金融ウシジマくん’全四作。

 

いつもお世話になっている、貸し漫画サイトRentaで一巻だけ無料分読んで知ってはいました。おもしろかったけど、わざわざ全巻大人買いというほどではなくそれっきりになってました。

正直暗い話ばかりで、ちょっと嫌になったけどまあ、肝心のウシジマくんは、漫画よりよりカッコよく、かつストイックなキャラに仕上がっています。

彼自身も彼の仲間も何が楽しくて生きているのだろうという感じ。結果的に全部見ましたけど疲れました。

 

だってなんでみんなこんなところから金借りるのよう!!

 

アメリカって、確かにクレジットカードが蔓延していて、日本に比べるとクレジットカードのリポ払いになってしまっている負債の平均高いです。

 

でも、闇金融みたいなことって普通の人にはないのよね。

 

そのかわりに、クレジットカードで首が回らなくなった人たちのためには、Debt Consolidation Serviceが一般化してます。

 

この人たちは、債務者にかわって、クレジットカード会社と交渉してくれて、負債をまけてもらい、一種の成功報酬のかたちでサービス料を取ります。

すべて、ビジネスライクで、まあさすがにCredit Scoreはどーと下がりますが、早い話が借金で首が回らない状態をりせっとできてしまう。

 

どうも、アメリカの場合、さっさと損切りして次に進むというアプローチが一般的なのですね。

確かに、クレジット会社がわからすると、たとえ借金をまけてやっても、大体それまでに高い利息をしぼりとっているから、全体で見るととにかくさっさと進めたほうが採算がいいわけです。

 

でも、日本だと、リスクを取ることについてドライになれないのよね。

 

日本人て、結局現金がすきでしょ。

私の父も、現金払いがすきでした。

 

父は大学卒業後、いわゆる有名商社に就職したのですが、ほんの数年でやめ、確か私が生まれた年に起業したのです。

起業の際、父はそれまで住んでいた西船橋(東京近郊、千葉県にあります。)の家を抵当にいれ、それと同時にずいぶん頭をさげて会社の株を買ってもらったと昔はなしてくれました。

私が中学を卒業するころ西船橋のうちがもどってきたのを覚えていますから、その借金を返すのに15年ぐらいかかったと思います。

子供のころから父の話に、”手形’、’手形割り’、’パクリや’なんて言葉が出てきたのをよくおぼえています。

 

起業して、借金があったからこそ、たぶん父は現金が好きだったのだと思う。

 

ちなみに、現金と現金以外の支払い方法では、脳も反応が違うそうです。。現金で支払うと現金が減った痛みで痛みの中枢が刺激されます。ところがたとえばカードを使うとこの痛みをかんじない。フィルターされてしまうのだそうです。

 

ウシジマくんの漫画もいいけど、もう少し借金がらみの前向きな話としてすすめたいのが、金森重樹さんの本、’借金の底なし沼で知ったお金の味 25歳フリーター、借金1億2千万円、利息24%からの生還記’

彼の場合、Commodity Tradingで騙されて、ほんとあっという間に億単位のお金を溶かししまう。とても怖い本です。

 

生還できなかった多くの人たちをいやというほど見てきたものの、彼の場合はそのどん底から帰還してきた。はっきり言って、こういう例はまれ。だからすごい。

 

金森さんの場合は、いまだご本人はかなり質素志向。私の父の場合は、なんだかんだといっても会社を伸ばしてきたので、少しずつ自分の稼ぎを楽しむようになっていきましたがね。

 

ただ、そうやってずいぶん余裕ができたあとでも、お金のことだけはものすごく細かかった。

 

私は昔それがものすこくいやだったのですが、いまは父がどうしてそうしていたのかなっとくがいきます。

 

いわゆる多重債務者になるひとたちは、自分の状態が普通でないということに直面できていない。キャッシュフローが、どうしようもなくなっているという現実に直面できていない。

 

その意味で、精神構造が、薬物中毒と同じ状態で、実は専門家の助けがひつようです。

 

実際、アメリカは、確かにCredit Cardが蔓延しているけど、多重債務者は、カウンセリングを受けることを進められることが多い。

 

いま日本では、なんだかんだと、マネーの電子化がさけばれているけど、Safety Netないでしょう。カジノの問題と一緒。

 

中国に追い付かなくては、なんて理由でせかすなんて馬鹿げている。あの国の多重債務者の末路なんて、想像すると身の毛がよだつ。

 

私だって、予定外の人生の出来事続きの結果、キャッシュフローがひどく悪化してものすごく、苦しんだことがあります。

 

さらに、2016年の所得が不動産の売却のせいで極端にあがり、いまだに税金はらってます。おかげでまた、クレジットカードがリポ払い状態になっている。

今大体5分の3払い終わったところで、あと2年ぐらいかかりそう。

 

それはともかく、今の世の中は使う必要のないお金を使わせる仕組みに満ちています。

 

商売をしていたり、起業するのでしたら、ある程度の借金はかもしれない。計算されたリスクを取るのは起業家にとってたぶん必要でしょう。

 

でも、仕事にかんけいのないことに使うお金は、基本、現金にかぎっていまだに正解だとおもいます。まあ、Debit Cardのかたちで、さすが電子化はされると思いますけどね。

あ、Debit Cardって、当座預金につながっていて基本自分の残高いないでしか使えないという、ありがたいカードです。

ほら、アメリカでも、それこそ中国でも現金を持っていることが、実は結構危険かもしれないという、まったく別の事情があるから。

 

私は、日本で現金がいまだに中心なのはいいことだと思います。

 

 

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