さっき、娘を迎えに行ってきました。今日が彼女の高校一年生最後の日。実はその前にOnlineで彼女の最終成績をチェック。
ここまで来ると、よく頑張ってくれたという思いでいっぱいです。ただここ一ヶ月ほど、英語のクラスで苦しみ、私も宿題こそいろいろ手伝いましたが、期末試験が心配でした。
はっきり言って、娘の英語力、特にいわゆる読解力そして文学などを鑑賞する能力は基本遅れています。さらに娘の高校は一応バルチモア市内ではトップの公立高校なので、高1の英語と言えどShakespereの作品などまで読まされ、ちょっと程度が高すぎる。
結果、期末試験は100点満点で60点、これで最終成績はぎりぎりCが取れました。
娘にこのことを報告すると、本当に喜んでいました。
というわけで、今日は私も娘も臨時休業。娘の学年最後の月と、私の仕事のイベントが重なり、実はすごく疲れていたようです。
昨日はまあ一応睡眠は普通にとっていたのに、このブログを書き出そうとしたら急にひどく眠くなってしまいました。
そのままなんと3時間も昼寝してしまってびっくり。自分で意識していたよりずっと、娘の学校の最終成績を気にしていた訳です。
アメリカの場合、中学までは成績が悪すぎた場合学年を繰り返すことが許されます。娘は一番最初の歳、幼稚園を基本適応不十分ということでリピートしました。それ以外のOptionは、いわゆる特殊学級に編入することでしたので、私とBobはこの提案に飛びつきました。
娘の誕生日は4月で、日本のように4月が新学期でしたら次の学年に一年遅れて入っていたという事情もプラスでしたし。
あの時、2回目の幼稚園の先生は、娘の状況に非常に助けになりそれ以来、彼女は毎年進級し続けました。もっとも英語(つまり国語)に関しては少し下駄を履かせてもらっている状況でしたが。
それでも、中学(日本の6年生から中2まで)に進む頃には、宿題を自分でほとんどやるようになりました。それまではずっと学校のドリルを私と一緒にやってきたのですから。
だから、たとえ60点でも、こんな難しい英語のクラスの期末でScoreした事自体、私はとても’Proud of her’なのです。
彼女がパニックを起こすたびに、私はつきあい、時として好きなだけ泣かせることもしました。
でも本当にいつも一生懸命勉強する子です。
前のCharter Schoolも、今のStem Schoolも、学校の宿題やプロジェクトをするだけで、一日2-3時間勉強しなくてはなりません。ものによってはもっとかかり週末が半分つぶれることもありました。
英語と逆に、一番熱心にやっていたのが、Computer Scienceのクラスでした。特に後半、Programming が中心になってからは、逆に成績が上がり、来年からいわゆるAPレベルのクラスに進みます。(APレベルというのは、大学で単位として数えてもらえるというレベルで、Honor Classのもう一つ上です。)
でも、横で見ていた感無量だったのは、娘がGroup作業をするクラスメイトたちと、電話やグループメッセージで、せっせとCommunicateしながら当たり前のように作業していたこと。
娘は、私から見ても、娘を小さいときから知っている人から見ても、ものすごく進歩しました。確かに基本頭の良い子でもあったのでしょう。でも、私が一緒に生きてきて一番印象に残るのは、この子が、
いつも努力を絶やさないことです。
どうぞ、親ばかと呼んでください。
ただ、本当にほとんど喋らなかった幼児の頃の娘と一緒ににここまで来た私にとっては、本当に大きな’達成’なのです。
きょうは、ぼーっとして、そしてとてもとても感傷的になりました。
明日からまた二人で、(BobもHistory ずいぶん手伝ってくれたので3人というべきですね。)前へ進みます。