2週間を切ったので、州ごとのマスク対応をチェック。シカゴ乗り換え心配してましたが、イリノイ州は大丈夫でほっとしました。

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週末のニュースビデオを見てたら、こんな数字が発表されてました。

外出時にマスクをする、アメリカ人全体 89%

これはまあまあ、がアメリカが怖いのは次の数字、

民主党サポーター   99%

共和党サポーター   79%

民主党系はとにかく99%なので、まああまり心配しません。問題は共和党サポーターの数字です。マスクをしないという人が平均で21%いるという事実。が、これは民主党の地盤の共和党をすべて含んだ数字です。

私の一番裕福なクライアントは、税金大嫌いの共和党サポーターですし、現在のメリーランド州の知事さんは、アンチトランプではあるものの共和党です。ですが、このクライアントさんも最初からコロナを軽視せず、マスクがアメリカで推薦されるようになって以来ずっとしてます。

が、これが、共和党の地盤である、特に南部となると違ってきます。ともあれ、州ごとのマスクポリシーを見ていきましょう。

今現在、州レベルで、公共の場でマスク着用が必須となっている州の数ですが、いまだに半分以下です。情けないのは6月に強行されたロックダウン解除(というか南部や過疎の州ではそもそもしっかりしたロックダウンはやってなかった。)以来、一日の感染数が急激に上昇している州でさえ、まだマスク着用が地方政府に任されている状態のところが多い。

不徹底ですよね。

さて、マスク着用必須州の内訳は、今日現在

西海岸の3州、

カリフォルニア、オレゴン、ワシントン、ネバダ

東海岸北部、北から順に

メイン、マサチューセッツ、ロードアイランド、ニューヨーク、コネチカット、

ニュージャージー、ペンシルバニア、デラウエア

メリーランド、バージニア、ワシントン特別区

中央部

ミシガン、イリノイ、ケンタッキー

カンサス、ニューメキシコ、そしてテキサス

私にとって幸いなのは、私が国内で飛ぶ、ダラス空港のあるバージニアも、国際線に乗り換えるシカゴがあるイリノイも、州レベルでマスク着用が必須であること。

ただし、これが共和党地盤の州となると、まだほとんどの州でマスク着用は必須とされてません。それでころか、こういうトランプやFox Newsのいうことをすべて丸の見込みする人たちは、正直まるで狂っているようです。

実は昨日、30歳の男性がテキサス州でコロナに感染して死にましたが、この人はなんと自分で進んで、

コロナPartyに参加してる

これ、最初は単なるうわさだということだったのですが、これで事実であったことが証明されました。つまりコロナはたいして感染しない、感染してもたいしたことないという根拠のないデマが主にNet経由で広がり、その結果若いトランプサポーターが、わざわざ無症状ながらコロナに感染している人をかこんで、Partyをするという。

死に際の言葉は、’コロナの怖さは嘘じゃなかった’とかだそうで、ため息しかでません、

まあ、アメリカの飛行機会社も、最近はマスク着用をガードを使ってしっかり強要しているようなので、少し安心してますが、このままでいくと、今度は州ごとに怖い州からの訪問を制限することになるかもしれませんね。