ああ、書いてしまった。ごめんなさい。どうも何がが私の中で溜まっていたみたいです。

 

だって昨日、基本アフィリエイトはマルチと変わらないと書いたばかりで、更に今朝東洋経済オンラインで、こんな記事見てしまいましたから。

フリーランスを志す31歳男性の「夢と現実」 ウーバーイーツ配達員の収入は月4万円程度

 

一応都内の大卒で、でも最初続けて普通に就職できるはずがケチがついたのですね。そのいきさつは、少し発達障害なのかなと言う印象も。

 

その後、どちらかというと肉体労働に近いそしてお給料もだいぶ落ちる仕事を6年続けてそしてやめている。いまの収入源はウーバーイーツの配達。これフリーランスではなく単なるバイトです。

生活費は足りていないので貯金を切り崩している状態。これだけだと、しようがないという話になるのですが、実は私からするともっと怖い。

 

この人は入会金20万も払って、’起業家のサークル’に参加している意識高い系なのです。

 

週2回、ここのセミナーに出席して、「スモールビジネスの基礎やWebマーケティングの知識、フリーランスとしてのマインドセット」を学んでいるのです。まあ、入会金高い分、セミナーの一回の参加費は800円だそうで良心的?

彼は、ゲームの実況動画を毎日欠かさずに上げているそうです。で、セミナーで得た知識を生かして、総再生時間を6倍に増やしたそうですが。

 

ただ、6倍と強調するのが怖い。だって、最初3Viewが18Viewになったって6倍だから。当然のことながら広告の仕組みは作っていないそうです。これ、実際に今のViewがかなりの数あげていないと、どちらにしてもだめでしょう。

 

結局、NetでもRealでも、

独立して成功する人は限られています。

 

だって考えても見てください。もしセミナーとかでお勉強しただけで、だれでも月収100万超えなんてお話がもし現実だったら、もっとそこら中に小金持ちや中金持ちが蔓延しているはずでしょう。

 

たとえばアフィリエイトで億り人がどんどん出ていた頃、アフィリエイトというBusiness 形態を知っている人はまだ限られていたわけです。だからすごかった。昨日もいったけどマルチ商法に、かなり初期に参加した人たちはすごく儲けている、これと同じ。

 

さらに、NetをベースにBusinessを始め、ほぼ個人で高収入を上げた方たちは、

非常に特殊な方々です。

 

たとえば、昨日も引用させていただいたマナブさん。

 

この方は、アフィリエイトだけでなくProgrammingでフリーランスという二本立ての個人事業主さんです。

で、Programmingを勉強し、さらに仕事をとってくるためにどうするかまで彼はとても良心的に丁寧に、自分のブログ上で記事にしています。

 

Youtuberとしては、キャラが濃すぎて私は敬遠してしまう、イケハヤさんなどとくらべると、ソフトで、わかりやすく、見かけも草食系イケメンといった趣で好感がもてます。

 

でもね、その一方で月収1000万達成と宣言し、そこまでやってこられた一番大きな理由は、たとえば、

月収100万で満足しない。

 

私はこれ読んで、やっぱりお金に対する執着が標準よりずば抜けて強いのだなあと思いました。

 

別に、それをいいとか悪いとかいっているわけではないのです。たとえばアフィリエイトで成功したいなんと思っている人は、このマナブさんほどに、

お金に対する執着が必要でしょう。

 

お金とは違うけど、普通の人にはない異常なまでの実行力で、私も含め多くの人間を魅了し、結果的に疲弊させてしまった方がいたの覚えてますか。

勝間和代さんですよ。

 

今でこそ割と、おっとりと家事ハックを中心に、自己啓発というより、LifeHackというフレームで、人気再上昇。今回は個人の行動がすべてではなく、いろいろとガジェットを勧めてくださるので、凡人にも取り入れやすい。

 

でも、昔カツマーの端くれを目指した時は、自分の実行力のなさに本当に情けなくなりました。あとで、私のような方が普通だと納得がいって一時期勝間さんを恨んだりしましたがね。

 

ともかく、この東洋経済の記事の人に戻りますが、正直このひとがどういう選択肢を取るべくなのかはわかりません。

 

でも、この割の悪いバイトをやっている点で、すでにずれているのですよね。とてもじゃないが成功するようには思えない。

 

実は私の場合、高卒後アメリカで大学生活をはじめるまで、結構な間フリーでしのいでました。

 

1980年代の話ですから、もちろんNetなどなく、SNSもなく、メデイアといったら、雑誌とかTV. 基本、女の子や女性向けの雑誌でフリーのライターをやってました。ただ、文章書きだけでなく、企画から結構持ち込んで、さらにスタイリストも時々やっていたので、ある意味であの頃のふつーの気質の女の子から見たら羨ましい職業ということになるのでしょうかね。

 

私はもちろん色々と拗らせていたので、その結果何かを表現したいという欲望が、人一倍強かったと思います。あと、あの頃のことばでいうとぶっ飛んでいた発想が得意でした。

あ、これも結局普通とか堅気にたいする屈折した劣等感を、補償していたと思いますよ。

 

でも、一通り生きていけるようになったら、やっぱり勉強のほうが好きだわとアメリカへ来てしまったのですが。

 

さらに私の今の本職が、FPであることもあり、ちょっと逆発想するのは相変わらずなので、皆さんに聴きたい。

 

どうしてそんなにお金お金っていうのかしら?

 

これからAIだってどんどん実用化されて、本来人間の働くべき時間はどんどん減って当然なのに、そして人間全体で見れば、もう十二分に皆が普通の暮らしができるような生産力もあるのにかかわらず、

やたらお金を積み上げる人が経済を狂わせている。

 

日本一つとったって、いまだお金を溜め込んで使わないお年寄りが圧倒的に多いのですよ。でももしこういう人たちが、お金を吐き出して、たとえば若い人をどんどん雇ったり援助したら、経済は成長するでしょう。

 

マナブさんのように、将来のためというお題目のもと、とにかく際限なく稼ぐことに集中する人が増えるのは、マクロ経済からみた場合、あまり良いことでもない。

 

とにかく、不均衡や格差は所詮、

政治で治すしかないですよ。

 

今の若い人って、変な自己責任で洗脳されてきたから、政治を変えて自分たちにより住みよい社会に変えようという発想が欠落しているのですね。

 

その点、アメリカの格差は日本よりもずっとひどいけど、今若い人がどんどん政治に関わってきています。

 

まあ、すぐに変われというのも無理でしょう。

 

ではせめて、悪くない職業、勤め先の条件を考えてみましょうか。

 

1.残業がなく、定時に終わり、有給をきちんと消化できる。

2.給料は、だいたい450万ぐらいが最低線。

 

これって、どういう職業で一番見つけやすいかわかりますか?もちろんどんな世界にもBlack 企業はありますが、それは別として。

 

各種作業員さん、ブルーカラーの技術者さんなどが割と当てはまるのです。特に更に公務員だったりするといい。

 

例えば、ゴミ収集作業員さんとか、ピッタリこの条件にハマります。

 

さらに、この手の職業は、たとえAIが導入されても、人間の監視が必要。まあ、少子化と合わせてどんどんHighTechにもなっていきますが。

 

安易にフリーになるより、こういう条件の職業の方がずっと良いですよ。

 

後、もう一つウルトラCのおすすめ。

 

日本では今、中小企業ばものすご勢いで廃業していってます。それはBusiness が成り立たないからではなく、ただただ後継者が見つからないからです。

 

それこそ、少しの間頑張って数百万ため、同じようなお金をためた友達と、一緒にこの手の会社を買って、自分なりのホワイト企業を作るのはどうですか。

 

ボーナスとあわせれば、一年に100万貯めるのはそんなに難しくありません。もちろん上記のような、見た目はいまいちだけど、実質は悪くない職業についてという仮定ですが。

 

この後、’お金の5季’の夏編で、改めてお金と幸せの関係を深掘りしますが、とにかくフリーランスではなく、仕事選びのフレームをずらしてみて、まずは自分の生活が楽しめる仕事を探し直してはどうでしょう。

 

 

 

 

 

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2件のコメント

  1. あまりに適当過ぎるな
    もうちょっと社会に出ろ

    後継者不足で中小企業倒産とかフェイクニュース(売れるほど利益が出ない)だけど、実際に働いてないとわからんのかもな

    1. 妹が中小企業主ですので、業界の実感としてよく知ってます。もう少しコメントは具体的にしていただくとありがたいですね。実際に働いていない?というのは私に全く当てはまりませんが。今も、日本での仕事と、アメリカでFPとしての本業とかけもちしてますし。ブログの平均的読者の親世代ですので社会人として過ごしている時間も長いですし。

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