暗黒化する資本主義 シェアリングエコノミーの腐敗とChina Factor、なぜ民泊新法は必要だったか

日本の未来

少し前から、特に関西で民泊客がその周りに住んでいる人たちのひどい迷惑になってきているという話がずいぶん目立ってるみたいと思っていたら、日本のお役所仕事にしてはずいぶん迅速な対応という感じでこの夏民泊新法が設定施行開始されました。

 

で、そもそも民泊をここまで広げたAirbnbが4万件減ったとか。

 

なんというかここに来てシェアリングエコノミーの腐敗減少が進んでいる感じなのです。

 

そもそも、シェアリングエコノミーについての決定的な本’Share’(英語の原題は’Collaborative Consumption’といいます。しかも副題はWhat’s mine is yours.)を読んだのは確か電子書籍版がでてすぐです。

 

あの頃はIpadを結構使っていて(まだKindle JapanのAccountがなく、それもあってアプリで読める本をやたらIpadで読書してましたが。)他にもずいぶんまめに読んでました。

 

 

生活のレベルは下げず、でもダウンサイズでき、物質主義からコンテンツと経験へ価値を移し、しかも環境に優しい。

 

それが、ネットが行き渡り、さらにネットへのアクセスがスマホの出現でどこでも簡単にできるようになったことで、シェアリングエコノミーであるはずのビジネスモデルが色々なところで登場しました。

 

例えば冒頭で取り上げたAirbnb, 基本コンセプトはもろ’Share’。自宅の使っていない部屋を旅行者にホテルなどより安価で提供する。

 

その際Airbnbの役割は、マッチングそしてお金の決済、さらに部屋の提供者と旅行者双方のRating.

 

Uberなどに比べると、サービスを提供する側が、いわば今まで無駄にしている資産にお金を産ませるようなモデルですから、爆発的に広がりました。

 

ただこれ基本お互いの、’善意と民度の高さ’を前提としているのですよね。

つまり、本格的な民宿と違い、片手間に知らない旅行者を泊める。だからこそ旅行者のほうもあたかも、知り合いの家に泊めてもらうような意識で節度をもった滞在に務める。

 

商業としてやっているホテルや宿泊施設なら、いろいろな形で規制されています。そしてだからこそ何か落ち度があった場合はそれにどう対応するかが予め設定されているわけです。

 

ところが、民泊規制が施行されるまでの日本のAirBnb,そして似たようなサイトは、ただ規制をうけていないもぐりの宿泊施設と成り果てるものが多くなってしまったのです。

 

まず部屋を提供する側が、端っから民泊を当てにして住宅街のマンションの一室などをこれ用に特化してしまうところが出現していきました。

これは、本来のシェアリングエコノミーのモデルではありません。

たんに’もぐり’です。

 

そして日本の、特に関西の場合拍車をかけたのが、中国系の業者の参入です。

 

彼らのばあい、住宅街のマンションの一室などを民泊として提供しただけでなく、それをすべて中国むけに、ネット経由ですべて中国語で決済できるようにしました。

 

まあ、民泊新法が割合簡単に施行された背景には、日本人の正規の宿泊ビジネスの強い要請と日本人より、中国に民泊による売上がかなり向かっていたという背景だあるでしょう。

 

でも、一番うんざりしたのは日本の業者よりも、こんな民泊というなの潜りの宿泊施設を自分の住まいのすぐ近くに作られてしまった住民でした。

 

主に中国のMainlandからやってきた旅行者たちは、もちろん部屋の持ち主に合うこともなく、電子錠のパスワード一つで滞在を開始します。

 

マンションやアパートの一室ですから、滞在者に最低限のルールを説明する人はいません。日本人ならともかく、まあ旅の恥はかき捨てMaxですよね。

一番大きな問題は、騒音とゴミ。

 

大体日本のゴミ処理は日本人の繊細なCommitmentsの上に成り立っているゴミの区分けそしてゴミの自己責任の上に成り立ってますから、良心的な旅行者だって混乱します。

 

さて、ここでChina Factor、別に中国人が嫌いというわけではなく、中国Main Landの現実がまあ色々な問題を輸出し始めたということです。

 

そもそも、中国の場合、いまだほぼ文盲の人々が10%近く、人数にして一億人います。で、これはほんとうに日本でしたらまず見ることのない全く字が読めないレベルのひとたちです。

 

逆に、高等教育を受けた人たちの割合もちょうど同じぐらい。

 

ということは、せいぜい高卒の一言で言ってしまえば、あまり教養みたいなものがないひとたちが80%だということです。

 

こういう人たちが、PC経由のNetをパスして、中国製のスマホを操って先進国にやってくるのです。

 

実家はスカイツリーまで、地下鉄で二駅、でツリーの下にあるソラマチというショッピングモールには割と気軽にでかけます。で夏にはずいぶんと外国人旅行者を見ましたが、残念ながらあまりマナーの良くない中国人をかなり見かけました。

 

一番ショックだったのは、地下鉄に乗ってきた家族連れが、コンビニで買ってきたおにぎりやら飲み物を開けて堂々と食事を始めたことです。多分長距離列車と通勤列車の違いがわからないのでしょうが。娘にあれはしていけないことよとわざわざ説明しました。

 

あと、考えたくもないですが後のゴミはどうするのでしょうね。

まあ、普通の日本人はああいうことしないのは、娘もよくわかってます。

 

後、某中流ホテル(一流ではないけど、Business Hotelより上)で食事会をしていた時にロビーをホテル備え付けの浴衣と半纏で歩いていた人たちを見たのでびっくりしたことがあります。妹にあれは向こうのひとたちだからとうんざりした顔で説明されて、はじめてああ中国人が泊まっていたのかと気づきましたっけ。

 

でも、このぐらいのBusiness Hotelよりは上のホテルでもこんな行動を取るのでしたら、民泊に来る人達がどういうレベルの人達である可能性が高いは、いやでもわかってしまいませんか。

 

Uberとは違いますが、似たようなことを中国人旅行客相手にやっている中国系の会社も増えています。

 

本来なら潜りの白タク扱いで違法なのですが、なにせすべて中国語による中国決済ですからそうそう取締がしにくいようです。民泊と違いお客をさらってすぐ消えますし。

 

結局中国は、段階を経ずに手近な海外旅行をするのに十分な収入のある階級を生み出したものの、彼らはシェアリングエコノミーが前提としているような節度や民度をまだ獲得していない。いや、今の所いつ獲得するのかその見込は立っていないでしょう。

 

いくら優秀な一億人がいても、残り9億人いるのですから。

 

彼らはスマホのアプリを使いこなし、嬉々として中国の業者が形だけまねしたマッチングサービスを利用し続けるでしょう。

 

中国人あるいは、彼らと同じような資質を持つ消費者が係る場合、本来シェアリングエコノミーであったモデルは、どうも腐敗に向かいそうです。

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